ガジェット最大3000ニトの明るいディスプレイ
「Apple Watch Ultra 2」が登場。S9 SiP搭載で性能向上、ダブルタップ操作も
Appleより、同社スマートウォッチの “タフネスモデル” に第二世代となる「Apple Watch Ultra 2」が発表された。価格は128,800円(税込)円。本日より予約を開始し、9月22日に発売となる。
シリーズ最大となる49mmサイズの「Apple Watch Ultra」に、第二世代モデルが登場。同日発表された「Apple Watch Series 9」と同じく、新設計された「S9 SiP(System in Package)」のカスタムAppleシリコンを搭載し、パフォーマンス向上が図られている。
S9 SiPは56億のトランジスタを搭載。また4コアNeural Engineを備え、従来モデルのApple Watch Ultraと比べて最大2倍高速に機械学習のタスクを処理できるとする。さらにL1 GPSとL5 GPSを統合した高精度2周波GPSシステムを採用し、正確かつ安定した性能を発揮するとのこと。
ジェスチャー機能として、装着した側の手の人差し指と親指を2回タップすることでApple Watch Ultra 2を操作できる「ダブルタップ」に対応。10月のソフトウェアアップデートで利用可能となる。
ダブルタップ操作では、ディスプレイに触れることなく、またもう一方の手が塞がっていても、通話応答やカメラリモートでの撮影などの操作が可能。コンパスアプリで新しい高度表示に切り替えて、保存されたウェイポイントの相対的な高度を表示するためにも使用できるとする。
これはNeural Engineによって実現される機能の一つで、加速度計、ジャイロスコープ、光学式心臓センサーからのデータを新しい機械学習アルゴリズムで処理し、人差し指と親指でダブルタップしたときの手首の小さな動きと血流の変化に起きる特有の特徴を検出することでジェスチャーを把握するという。
ほか、音声入力の精度は最大25%向上。Siriへのリクエストがデバイス上で処理できるようになり、またSiriを介して自身の健康データにアクセスしたり、音声入力で記録をつけたりできるようになる。
新たなディスプレイアーキテクチャにより、画面の最大輝度は初代Apple Watch Ultraより50%も明るい3,000ニトを実現。アップルがこれまで設計した中でも最も明るいディスプレイだとし、強い日差しの下でも見やすいとしている。
また暗い部屋などでは1ニトまで輝度を下げることも可能。さらに、ナイトモードは環境光センサーを活用し、暗い場所で自動的に起動する。
フラッシュライト機能も向上し、Digital Crownを回すと一時的にディスプレイの明るさが2倍になり、道などより明るく照らすことができるとする。
また、第2世代の超広帯域無線(UWB)チップ搭載により、同チップ搭載のiPhone 15シリーズであれば、「正確な場所を見つける」機能を使って高精度にiPhoneを見つけることが可能に。
OSには最新watchOS 10を搭載。新設計された文字盤「モジュラーUltra」が利用可能となる。
モジュラーUltraでは大型ディスプレイの外側のエッジ部分を使用し、高度や水深、経過秒数などリアルタイムでデータを表示する。アップルのデジタル文字盤の中で最も多い情報表示を実現し、あらゆるアクティビティに合わせてカスタマイズできるとのこと。
このほか文字盤デザインには、「スヌーピー」「パレット」「ソーラーアナログ」「Nikeグローブ」などのバリエーションも追加される。
またwatchOS 10では、ワークアウトの「サイクリング」モードを強化。Bluetooth対応アクセサリを接続して、ケイデンス(自転車のペダルの回転数)や速度、パワーを測定できる。また、ライブアクティビティとして自動的にiPhoneに表示され、タップすると全画面表示となる。
海面下500mから最高9,000mまでApple製品の中で最も広域な高度で試験を行い、高い耐久性を誇るApple Watch Ultra 2は、ウォータースポーツ向け機能も強化。水深アプリは各セッションのログを保存可能となり、ダイビングの記録をApple Watch Ultra 2で直接見たり、iPhoneのフィットネスアプリで確認もできるようになった。
またアプリでは水深40メートルまでのレクリエーショナルスキューバダイビングに加えてフリーダイビングにも対応。ダイビング中にも重要なデータを確認でき、目的の水深に達すると通知が受け取れる。
コンパスアプリでは新しいコンパスウェイポイントとマップの機能を追加。「モバイル通信に接続できる最後の地点のウェイポイント」「緊急電話に発信できる最後の地点のウェイポイント」の2つを自動生成できるようになり、Appleマップでの新しい地形図表示する機能が米国よりスタートする。
ヘルスケア機能では、心の状態を記録しメンタルをサポートする「マインドフルネスアプリ」を追加。また環境光センサーを用いて日光の下で過ごした時間を測定する新機能も加わり、近視リスクの軽減にも役立つとしている。なお、watchOS 10は9月19日より、Apple Watch Series 4以降を対象に提供開始される。
バッテリー駆動時間は最大36時間。低電力モードを使うことで72時間の連続使用が可能。
Apple Watch Ultra 2もまた、環境に配慮した開発、製造が行われている。ケースは従来100%バージンチタニウム使用だったところ、95%を再生素材へと変更した。さらに、30%以上の再生素材を含む新しいトレイルループまたはアルパインループを組み合わせることで、カーボンニュートラル製品になるとアピールした。
シリーズ最大となる49mmサイズの「Apple Watch Ultra」に、第二世代モデルが登場。同日発表された「Apple Watch Series 9」と同じく、新設計された「S9 SiP(System in Package)」のカスタムAppleシリコンを搭載し、パフォーマンス向上が図られている。
S9 SiPは56億のトランジスタを搭載。また4コアNeural Engineを備え、従来モデルのApple Watch Ultraと比べて最大2倍高速に機械学習のタスクを処理できるとする。さらにL1 GPSとL5 GPSを統合した高精度2周波GPSシステムを採用し、正確かつ安定した性能を発揮するとのこと。
ジェスチャー機能として、装着した側の手の人差し指と親指を2回タップすることでApple Watch Ultra 2を操作できる「ダブルタップ」に対応。10月のソフトウェアアップデートで利用可能となる。
ダブルタップ操作では、ディスプレイに触れることなく、またもう一方の手が塞がっていても、通話応答やカメラリモートでの撮影などの操作が可能。コンパスアプリで新しい高度表示に切り替えて、保存されたウェイポイントの相対的な高度を表示するためにも使用できるとする。
これはNeural Engineによって実現される機能の一つで、加速度計、ジャイロスコープ、光学式心臓センサーからのデータを新しい機械学習アルゴリズムで処理し、人差し指と親指でダブルタップしたときの手首の小さな動きと血流の変化に起きる特有の特徴を検出することでジェスチャーを把握するという。
ほか、音声入力の精度は最大25%向上。Siriへのリクエストがデバイス上で処理できるようになり、またSiriを介して自身の健康データにアクセスしたり、音声入力で記録をつけたりできるようになる。
新たなディスプレイアーキテクチャにより、画面の最大輝度は初代Apple Watch Ultraより50%も明るい3,000ニトを実現。アップルがこれまで設計した中でも最も明るいディスプレイだとし、強い日差しの下でも見やすいとしている。
また暗い部屋などでは1ニトまで輝度を下げることも可能。さらに、ナイトモードは環境光センサーを活用し、暗い場所で自動的に起動する。
フラッシュライト機能も向上し、Digital Crownを回すと一時的にディスプレイの明るさが2倍になり、道などより明るく照らすことができるとする。
また、第2世代の超広帯域無線(UWB)チップ搭載により、同チップ搭載のiPhone 15シリーズであれば、「正確な場所を見つける」機能を使って高精度にiPhoneを見つけることが可能に。
OSには最新watchOS 10を搭載。新設計された文字盤「モジュラーUltra」が利用可能となる。
モジュラーUltraでは大型ディスプレイの外側のエッジ部分を使用し、高度や水深、経過秒数などリアルタイムでデータを表示する。アップルのデジタル文字盤の中で最も多い情報表示を実現し、あらゆるアクティビティに合わせてカスタマイズできるとのこと。
このほか文字盤デザインには、「スヌーピー」「パレット」「ソーラーアナログ」「Nikeグローブ」などのバリエーションも追加される。
またwatchOS 10では、ワークアウトの「サイクリング」モードを強化。Bluetooth対応アクセサリを接続して、ケイデンス(自転車のペダルの回転数)や速度、パワーを測定できる。また、ライブアクティビティとして自動的にiPhoneに表示され、タップすると全画面表示となる。
海面下500mから最高9,000mまでApple製品の中で最も広域な高度で試験を行い、高い耐久性を誇るApple Watch Ultra 2は、ウォータースポーツ向け機能も強化。水深アプリは各セッションのログを保存可能となり、ダイビングの記録をApple Watch Ultra 2で直接見たり、iPhoneのフィットネスアプリで確認もできるようになった。
またアプリでは水深40メートルまでのレクリエーショナルスキューバダイビングに加えてフリーダイビングにも対応。ダイビング中にも重要なデータを確認でき、目的の水深に達すると通知が受け取れる。
コンパスアプリでは新しいコンパスウェイポイントとマップの機能を追加。「モバイル通信に接続できる最後の地点のウェイポイント」「緊急電話に発信できる最後の地点のウェイポイント」の2つを自動生成できるようになり、Appleマップでの新しい地形図表示する機能が米国よりスタートする。
ヘルスケア機能では、心の状態を記録しメンタルをサポートする「マインドフルネスアプリ」を追加。また環境光センサーを用いて日光の下で過ごした時間を測定する新機能も加わり、近視リスクの軽減にも役立つとしている。なお、watchOS 10は9月19日より、Apple Watch Series 4以降を対象に提供開始される。
バッテリー駆動時間は最大36時間。低電力モードを使うことで72時間の連続使用が可能。
Apple Watch Ultra 2もまた、環境に配慮した開発、製造が行われている。ケースは従来100%バージンチタニウム使用だったところ、95%を再生素材へと変更した。さらに、30%以上の再生素材を含む新しいトレイルループまたはアルパインループを組み合わせることで、カーボンニュートラル製品になるとアピールした。