ガジェット新技術でPS5よりも高画質に
「PS5 Pro」が東京ゲームショウに登場! さっそく新技術によるゲームプレイを試してみた
世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2024」が9月29日まで、幕張メッセで開催されている。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のブースでは、11月に発売となる「PlayStation 5 Pro」(PS5 Pro)の試遊が可能。記者も体験してきたので、その模様を簡単にお伝えしよう。
PS5 Proは、GPUおよびレイトレーシング機能のパフォーマンスを高めた、PS5の強化モデル。9月30日10時より予約受付が開始され、11月7日に販売がスタートする。価格は119,980円(税込)。ディスクドライブ非搭載モデルのみの展開となるが、別売のUHD BDドライブを取り付けることが可能だ。
今回記者が体験したのは、スクウェア・エニックスのRPGゲーム『FINAL FANTASY VII REBIRTH』、およびポリフォニー・デジタルが手掛けるレースゲーム『グランツーリスモ7』の2タイトル。どちらもPS5 Proの進化ポイントが体験できるタイトルが選ばれていた。
まずは『FINAL FANTASY VII REBIRTH』から。本ゲームではグラフィックの画面モードを、「グラフィック」「パフォーマンス(シャープ)」「パフォーマンス(ソフト)」「エンハンス」から選ぶことができる。このうち、最後のエンハンスがPS5 Proのみで選べる画質モードだ。なお、モードの名前は統一されているわけではないので、メーカーやタイトルごとに異なる。
エンハンスモードでは、PS5 Proに新搭載されたAIアップスケーリング技術「PlayStationスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)」を活用している。これによって、60fpsを出しつつも、4Kのグラフィックモード相当の解像感を実現できているそうだ。
従来のグラフィックモードでは、解像感はあったものの、たとえば30fpsなどフレームレートが低下してしまった。パフォーマンスモードは60fpsが出せる一方で、解像感は下がる。エンハンスモードでは、両モードの特性をあわせ持つということで、よりリッチな描画がアピールされている。
記者も実際にマップを散策しながら画質をチェックしてみたが、解像感をもちつつも、バトルシーンでもフレーム落ちを感じることない滑らかな描写を楽しめた。試しに従来のパフォーマンス(ソフト)に設定したところ、ぼかしフィルターがかかったかのように感じる。エンハンスモードでは、岩肌のテクスチャ感、髪の毛の解像感、草木のディテールなど、細かい部分も立体感をともなって体験できた。
続いては『グランツーリスモ7』。このタイトルでは、PS5 Proで強化された、レイトレーシング機能がわかりやすく感じられるようになっている。従来のPS5ではレース後のリプレイのみレイトレーシングが最大化されていた。だが、PS5 Proは2倍から3倍の速度で光線を投射できるようになったことから、レース中もリプレイ同様、レイトレーシングを最大限体験できるという。
ちなみに担当者によると、レイトレーシングを体感するうえで、おすすめの車種はアルファードとのこと。理由は車体が大きく、レイトレーシングの映り込みが分かりやすいそうだ。また車体のカラーについては、Graphite Metalicなど暗めのカラーがおすすめだという。
コースは「東京エクスプレスウェイ」から、雨の天候をプレイ。車体にビルの様子が映り込んだりするなど、レイトレーシングの効果を感じることができる。後ろから車が近づいてきた際も車体に反射して映ってくれる。
また、昼間の「モンツァ・サーキット」では、コース脇に植えられている木々も車体に反射しているなど、現実に近いリアルな描写を楽しめた。
上述の通り、PS5 Proは9月30日から予約開始される。従来のPS5から買い替えるか悩んでいる方など、気になったらゲームショウに訪れて試してみるのも良さそうだ。
PS5 Proは、GPUおよびレイトレーシング機能のパフォーマンスを高めた、PS5の強化モデル。9月30日10時より予約受付が開始され、11月7日に販売がスタートする。価格は119,980円(税込)。ディスクドライブ非搭載モデルのみの展開となるが、別売のUHD BDドライブを取り付けることが可能だ。
今回記者が体験したのは、スクウェア・エニックスのRPGゲーム『FINAL FANTASY VII REBIRTH』、およびポリフォニー・デジタルが手掛けるレースゲーム『グランツーリスモ7』の2タイトル。どちらもPS5 Proの進化ポイントが体験できるタイトルが選ばれていた。
まずは『FINAL FANTASY VII REBIRTH』から。本ゲームではグラフィックの画面モードを、「グラフィック」「パフォーマンス(シャープ)」「パフォーマンス(ソフト)」「エンハンス」から選ぶことができる。このうち、最後のエンハンスがPS5 Proのみで選べる画質モードだ。なお、モードの名前は統一されているわけではないので、メーカーやタイトルごとに異なる。
エンハンスモードでは、PS5 Proに新搭載されたAIアップスケーリング技術「PlayStationスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)」を活用している。これによって、60fpsを出しつつも、4Kのグラフィックモード相当の解像感を実現できているそうだ。
従来のグラフィックモードでは、解像感はあったものの、たとえば30fpsなどフレームレートが低下してしまった。パフォーマンスモードは60fpsが出せる一方で、解像感は下がる。エンハンスモードでは、両モードの特性をあわせ持つということで、よりリッチな描画がアピールされている。
記者も実際にマップを散策しながら画質をチェックしてみたが、解像感をもちつつも、バトルシーンでもフレーム落ちを感じることない滑らかな描写を楽しめた。試しに従来のパフォーマンス(ソフト)に設定したところ、ぼかしフィルターがかかったかのように感じる。エンハンスモードでは、岩肌のテクスチャ感、髪の毛の解像感、草木のディテールなど、細かい部分も立体感をともなって体験できた。
続いては『グランツーリスモ7』。このタイトルでは、PS5 Proで強化された、レイトレーシング機能がわかりやすく感じられるようになっている。従来のPS5ではレース後のリプレイのみレイトレーシングが最大化されていた。だが、PS5 Proは2倍から3倍の速度で光線を投射できるようになったことから、レース中もリプレイ同様、レイトレーシングを最大限体験できるという。
ちなみに担当者によると、レイトレーシングを体感するうえで、おすすめの車種はアルファードとのこと。理由は車体が大きく、レイトレーシングの映り込みが分かりやすいそうだ。また車体のカラーについては、Graphite Metalicなど暗めのカラーがおすすめだという。
コースは「東京エクスプレスウェイ」から、雨の天候をプレイ。車体にビルの様子が映り込んだりするなど、レイトレーシングの効果を感じることができる。後ろから車が近づいてきた際も車体に反射して映ってくれる。
また、昼間の「モンツァ・サーキット」では、コース脇に植えられている木々も車体に反射しているなど、現実に近いリアルな描写を楽しめた。
上述の通り、PS5 Proは9月30日から予約開始される。従来のPS5から買い替えるか悩んでいる方など、気になったらゲームショウに訪れて試してみるのも良さそうだ。