マスプロはミッキー型テレビアンテナを発表
東京おもちゃショー2010開幕 - 魅惑の大人向けトイが多数登場し3Dデモも増加
■キャラクター型のDAP用スピーカーなども
AV機器関連では、イワヤがDAP用スピーカーを複数展示。ミッキーやミニーが音楽に合わせて動く「ロッキングスピーカー」や、様々なキャラクターのぬいぐるみ型スピーカーを披露していた。なお、「ロッキングスピーカー」は音楽の音圧などを判断して動きが激しくなったりするという。
そのほかのAV機器では、バンダイが「ワンピース」のデザインが施されたヘッドホンを展示。今後に発売を控える新商品の実物を披露していた。
そしてパソコン関連では、タカラトミーが「トランスフォーマー デバイスレーベルシリーズ」を出展。トラやチーターに変形するロボット型のUSBメモリや、ノートパソコンからロボットに変形するキャラクター型のUSBハブなどを展示していた、
ゲーム関連では、デイテル・ジャパンが「Tilt FX For PSP」を出展。同商品は、PSPのゲームをモーションコントロールできるようにするというもので、PSP本体を傾けてソフトを操作できるようになる。一度クリアしたゲームをモーションコントロールで遊び直すなど、新しい遊び方を提案したいのだという。
また、エポックは石川遼選手との対戦モードなども備える体感型テレビゲーム「石川遼エキサイトゴルフ」の体験コーナーを用意。ゴルファー姿の女性スタッフからレクチャーを受けながら製品を体験できるようになっている。
日立マクセルもおもちゃショーに出展。液漏れ防止設計を施したアルカリ乾電池「ボルテージ」に、ポケモンのキャラクターがデザインされている特別商品が現在発売中であることなどを紹介していた。
そのほか、栃木県壬生町にある「おもちゃのまちバンダイミュージアム/壬生町おもちゃ博物館」のブースでは、エジソンの功績を紹介する展示を展開。解説パネルとともに、蓄音機や竹フィラメント電球などを展示していた。
■ガンダム・黒ひげ・Twitter…注目の大人向けトイが盛りだくさん
ここからはAVに直接的に関係はないが、大人の好奇心を刺激する注目商品をいくつか紹介していく。
もはや定番とも言えるガンダム関連は、プラモデルを長年手がけてきたバンダイが手厚い展示を実施。2010年で“ガンプラ”が30周年を迎えたことを記念してガンプラの歴史を振り返るコーナーを用意したり、往年の「プラモ狂四郎」さながらにプラモデルでバトルする新たな作品「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」の紹介を行うなどしている。
また、それぞれ別のシーンやキャラクターが入ったビースを組み合わせると巨大なガンダムの柄になるパズルをビバリーが展示するなど、複数のメーカーからガンダム関連商品が出展されていた。
そしてパズルでは、有名絵画を組み替えてユーザー自身の自画像にできる「JIGAZO PUZZLE @rt」をテンヨーが出展。同商品では、自分や作りたい人の顔を携帯電話のカメラなどで撮影してメーカーへメールすると、どのように組み替えれば良いのかの回答図が数秒後に返信されるという。
セガトイズが出展していた「マインドフレックス」は、脳波を使って遊ぶ“脳波トイ”という変わった商品。アルファー波やベータ波などをヘッドセットで読み取り、下からの風で浮くようになっているボールを動かして遊ぶ。集中の度合いによってファンの回転の強さが変わる仕組みだという。
昨年のレポートでも紹介したエポック社の野球盤(関連ニュース)は、今年も新製品がお目見え。消える魔球など、これまではピッチャーに有利な機能追加が多かったことを受けて、ダイキャストの芯と反発力を高める特殊ラバーを組み合わせた高反発バットを新たに採用した「スラッガー」を発売予定であることを紹介している。
懐かしいおもちゃでは、タカラトミーが「黒ひげ危機一髪」の新商品「ラブヒゲ危機一髪」を展示。35周年記念で特別デコレーションを施したものなどと一緒に紹介していた。
そしてテンヨーからは1970年代に一世を風靡した「ラブテスター」が41年ぶりに復刻。今回のおもちゃショーでは、このように定番や懐かしのアイテムが新製品としていくつか見受けられた。
また、同社は、注目度がますます高まっているTwitter関連商品「Tweet Fantasy」も出展。こちらは本体にLAN端子を備えており、パソコンから離れた場所でもTwitterのタイムラインを表示しておけるというアイテム。「iXP3」という専用サイトを利用して各種設定を行う仕組みになっている。
そのほか、劇場版のBDがヒットし続けている「ヱヴァンゲリヲン」や、社会現象になった感もあるヒットゲーム「ラブプラス」、そして昨年のレポートでも紹介したマイケルジャクソンなど版権モノ関係グッズの展示も盛況だった。