負債額は約8,000万円
日本音楽家協会が破産手続き開始決定
(社)日本音楽家協会が、6月1日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けたことが明らかになった。関係者によると負債額は約8,000万円だという。
同協会は1948年に設立された、文化庁所管の音楽実演家のための社団法人。ジャズやポピュラー系音楽文化の向上と発展を主眼とし、演奏家や歌手など実演家の職域拡大と環境改善を目的として活動していた。
しかし、2006年にレコードやCDの放送使用料などの著作権料を権利者に分配せず、コンサートの運営費や協会事業費に流用されていたとして、文化庁より業務改善の指導を受けていた。その後も著作権料をめぐって債権者側との話し合いが続いていたという。そして今年3月22日には債権者より破産を申し立てられていた。
同協会は1948年に設立された、文化庁所管の音楽実演家のための社団法人。ジャズやポピュラー系音楽文化の向上と発展を主眼とし、演奏家や歌手など実演家の職域拡大と環境改善を目的として活動していた。
しかし、2006年にレコードやCDの放送使用料などの著作権料を権利者に分配せず、コンサートの運営費や協会事業費に流用されていたとして、文化庁より業務改善の指導を受けていた。その後も著作権料をめぐって債権者側との話し合いが続いていたという。そして今年3月22日には債権者より破産を申し立てられていた。