HOME > ニュース > Parrot、垂直離陸対応の固定翼型ミニドローン「Swing」。アクセサリーで変形する「Mambo」も

専用コントローラー「Parrot Flypad」も

Parrot、垂直離陸対応の固定翼型ミニドローン「Swing」。アクセサリーで変形する「Mambo」も

公開日 2016/09/29 20:25 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
仏Parrot は、ドローンの新製品として固定翼型ミニドローン「Parrot Swing」と変形型ドローン「Parrot Mambo」、専用コントローラー「Parrot Flypad」を10月に発売する。価格はParrot Swingが17,000円、Parrot Mamboが15,000円、Parrot Flypadが5,000円(すべて税抜)。

Parrot Swing

■Parrot Swing

Parrot Swingは、固定翼型ミニドローンとして初めて垂直離陸に対応。クアッドコプター・モードから固定翼モードに素早く切り替わり、「レースゲームなど、ドローンの遊びの幅を広げる」としている。

X型ウイング形状によって、水平・垂直両方向の飛行を実現。クアッドコプター・モードにより、4つのプロペラが空を向く形で、垂直に離陸する。その後、空中で安定動作を保ち、パイロットの指示した動きに従う。

そしてプロペラを進行方向に傾けると、飛行機のように水平方向に飛行。最高速度は時速29km。着陸時にはクアッドコプター・モードに自動的に移行し、着陸する。レスポンスにも優れるとのことで、「右旋回、左旋回、Uターン、90度旋回、180度旋回、ハーフフリップ、宙返りのすべてが、驚くほどの滑らかさと安定感で実現する」という。

3軸加速度計と3軸ジャイロスコープによって動きや傾きの1つひとつを測定・分析。自動操縦機能によりポジションを調整することで、固定翼モード時に一定の高度を維持した飛行が行える。

クアッドコプター・モードでは、カメラが地面の画像を16ミリ秒ごとに比較し、ミニドローンの速度を決定。また、カメラは地面または水平線の画像を撮影し、ミニドローン内蔵メモリに記録することもできる。

なお、クアッドコプター・モードでは、超音波センサーが最大4mのフライト高度を分析。これより高い高度では、圧力センサーがミニドローンを制御する。

■Parrot Mambo

Parrot Mambo

Parrot Mamboは、アクセサリーを装着することで様々な機能を追加することができる変形型ドローン。ボールを発射できる「キャノン」、紙を運んだり角砂糖をつまんでカップに落とすなどの動作ができる「グラバー」形態に変形するアクセサリーが同梱する。

アクセサリーを装着して行うボール発射や物体を掴むなどの動作は、操縦リモコン「Parrot Flypad」や、後述するアプリ「FreeFlight Mini」を通して操作可能。

最高速度は時速29km。「フリーフォールテイクオフ」機能により、Mamboを空中に放り投げると自動的にモーターが起動し、空中でホバリング姿勢を保つ。

上述のParrot Swing同様に3軸加速度計と3軸ジャイロスコープや超音波センサーなどを搭載。安定した飛行ができるよう配慮している。

■Parrot Flypad & FreeFlight Miniアプリ

Parrot Flypad

Parrot Flypadは、パロットのBluetooth Low Energy対応ミニドローン用の操縦リモコン。「Swing」と「Mambo」での使用時はBluetooth Low Energyの通信範囲が最大60メートルまで拡大される。

FreeFlight Miniでは、同社製Bluetooth Low Energy対応ミニドローンの各種パラメーター設定および操縦が可能。コマンドとフライトのパラメーターをカスタマイズできる。また、Parrot Flypadリモコンの設定を行い、ボタン配置をカスマイズすることも可能。また、前述のMambo用各種アクセサリーを起動することができる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック