トランスフォーマー柄ハイレゾヘッドホンなども
東京おもちゃショー開幕。VRかめはめ波やIoTミニ四駆、スター・ウォーズ関連など多彩な展示
同商品はドローンに搭載したカメラからの映像を5.7GHz帯の無線でヘッドセットやモニターに伝送するというもの。Wi-Fiでは映像遅延が起こるため5.2GHz帯無線を採用しているという。「無線の認可で時間がかかってしまっているが秋頃には発売したい」(説明員)とのことだった。
そして、乾電池から流す電気量をスマホアプリからコントロールできる「Mabeee(マビー)」などIoT関連の展示も。単3乾電池型のケースに単4乾電池を入れることでアプリから電流量をコントロールできるようになるというもので、ミニ四駆のスピードを自在に操るデモなどを見ることができた。
カメラの世界では「チェキ」や「写ルンです」などのアナログ写真人気が密かに復権しているが、タカラトミーアーツはデジカメで撮影した写真を「チェキ」用フィルムへ簡単にプリントできる「Printoss(プリントス)」を展示。
こちらは写真を表示させたスマホ画面を撮影してプリントするというもので、データ伝送などが不要なため予価3,480円(9月下旬発売予定)という手頃な価格を実現させた点が大きな特徴。「デジカメのデータを印刷できるチェキプリントがフジフイルムさんから発売されているが、あちらは結構高額なため、それよりも安価に同じようなことをできるようにしたかった」(説明員)という。
そのほか、イヤホンなどでも3Dプリンターの活用例が増えているが、同じようなことを手描きで可能にするのが、メガハウスが展開する「3Dドリームアーツペン」。樹脂で描いた物体を光に当てて乾燥させ立体化するという、まさに3Dプリンターと同じ方法をとっている。
■スター・ウォーズや「君の名は。」など人気映画がテーマのアイテムも多数
冒頭のトランスフォーマー柄ヘッドホンのように、人気映画を題材にした玩具も多種多様に存在。12月に最新作「最後のジェダイ」の公開を控えるスター・ウォーズや、「君の名は。」など、大人にも人気の作品をテーマにした商品も多数見ることができた。