猫砂から排泄物だけをバッグに格納
自動でフンを処理する猫トイレ「Popur X5」がクラウドファンディング中【Gadget Gate】
日本でも海外でも、猫の動画はネット上における大人気コンテンツだ。その愛らしい仕草や鳴き声に、癒やされるという人も多いことだろう。
しかしネット動画に触発されて、猫を飼い始めた人が初めて遭遇するのは、その排泄物の処理の問題だろう。猫の排泄物は独特の臭いを放つため、特に室内で飼うのなら、トイレのしつけと排泄物の迅速な処理が、清潔な生活の維持には不可欠となる。
現在Kickstarterでプロジェクト実施中の猫用トイレ「Popur X5」は、そんな厄介な副産物を自動的に猫砂から分離してバッグに格納することで、飼い主が触れなくても処理できる便利な代物だ。
Popur X5は回転ドラムのような機構を備えており、猫が用を済ませるとトイレ全体を傾けて排泄物を猫砂ごと “くし状のふるい” にかける。次にフィルターがさらに傾き、処理すべき者だけをトイレの後ろ側にある密閉式のボックスに格納する仕組みだ。
このボックスの容量は約10Lで、猫が1匹だけなら3週間 - 1か月ほどは一杯にならないとのこと。なおPopur X5には2バージョンあり、上位の「Pro」バージョンが密閉式のボックスを備えているが、安価な「Basic」バージョンはフタがないダンボール式のボックスになっている。
もし外装や内装の表面が汚れた場合も、簡単に拭き掃除が可能になっており、フィルターやライナーといったパーツは取り外して手洗いも可能。これらは抗菌素材を使用しているためカビなども発生しにくいという。
Kickstarのプロジェクトでは、記事執筆時点で安価な方のPopur Basicが279ドル(約3万6,500円)、臭いも防止するPopur Proが329ドル(約4万3,000円)の出資でリワードとして提供される予定だ。締め切りまで残り3週間と少しだが、すでに1,134人が出資し、目標額の1万ドルを大きく上回る約4万ドルを集めている。
蛇足だが、一般的にクラウドファンディングはリワードの提供を保証するものではない。しかしKickstarterでは、クリエイターが出資者に定期的に更新情報/進捗状況を提供するルールによって問題発生を抑えている。またプロジェクトでは、締め切りまでに出資合計額が目標額に達した場合のみ料金が請求される(今回はすでに到達済み)。
Source: Kickstarter
※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。
しかしネット動画に触発されて、猫を飼い始めた人が初めて遭遇するのは、その排泄物の処理の問題だろう。猫の排泄物は独特の臭いを放つため、特に室内で飼うのなら、トイレのしつけと排泄物の迅速な処理が、清潔な生活の維持には不可欠となる。
現在Kickstarterでプロジェクト実施中の猫用トイレ「Popur X5」は、そんな厄介な副産物を自動的に猫砂から分離してバッグに格納することで、飼い主が触れなくても処理できる便利な代物だ。
Popur X5は回転ドラムのような機構を備えており、猫が用を済ませるとトイレ全体を傾けて排泄物を猫砂ごと “くし状のふるい” にかける。次にフィルターがさらに傾き、処理すべき者だけをトイレの後ろ側にある密閉式のボックスに格納する仕組みだ。
このボックスの容量は約10Lで、猫が1匹だけなら3週間 - 1か月ほどは一杯にならないとのこと。なおPopur X5には2バージョンあり、上位の「Pro」バージョンが密閉式のボックスを備えているが、安価な「Basic」バージョンはフタがないダンボール式のボックスになっている。
もし外装や内装の表面が汚れた場合も、簡単に拭き掃除が可能になっており、フィルターやライナーといったパーツは取り外して手洗いも可能。これらは抗菌素材を使用しているためカビなども発生しにくいという。
Kickstarのプロジェクトでは、記事執筆時点で安価な方のPopur Basicが279ドル(約3万6,500円)、臭いも防止するPopur Proが329ドル(約4万3,000円)の出資でリワードとして提供される予定だ。締め切りまで残り3週間と少しだが、すでに1,134人が出資し、目標額の1万ドルを大きく上回る約4万ドルを集めている。
蛇足だが、一般的にクラウドファンディングはリワードの提供を保証するものではない。しかしKickstarterでは、クリエイターが出資者に定期的に更新情報/進捗状況を提供するルールによって問題発生を抑えている。またプロジェクトでは、締め切りまでに出資合計額が目標額に達した場合のみ料金が請求される(今回はすでに到達済み)。
Source: Kickstarter
※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。