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ゲームリスト機能や3Dオーディオ聴き比べ機能なども

PS5、1440p出力対応など新機能追加するベータ版システムソフトウェアを提供開始

公開日 2022/07/28 19:09 編集部:小野佳希
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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation5において、1440p解像度への対応や、ゲームリスト機能の追加、3Dオーディオとステレオオーディオの聴き比べ機能の追加などを行うシステムソフトウェアのベータ版を一部地域で配信開始した。

PS5

ベータ版は、日本を含む該当する国の一部の参加者を対象としており、年内には全世界のユーザーに向けて配信することを目指して開発を進めているとのこと。ベータプログラム参加に選ばれたユーザーには、システムソフトウェアがダウンロード可能になった時点で、メールにて連絡を行う。

今回のベータでは、1440p解像度でのHDMI映像出力に対応し、対応しているPCモニターやテレビで新しい解像度の設定を選択できるようになる。プレイ中のゲームが1440p解像度でのレンダリングに対応している場合、ネイティブ1440p解像度での出力を行える。

1440p解像度でHDMI映像出力を選択する際のUI

また、プレイ中のゲームが4Kなどのさらに高い解像度に対応している場合、スーパーサンプリングによって1440p解像度まで落とすことで、アンチエイリアシングの向上を楽しめる場合があると説明。なお、利用中のHDMI機器の互換性については、設定から[スクリーンとビデオ]>[1440p出力をテスト]を選択することで確認できる。

ゲームリスト機能では、ゲームライブラリーの画面でゲームリストを作成可能に。これによって、より簡単にゲームが管理できるように配慮した。

ゲームリストを作成するには、[あなたのコレクション]のタブへ移動し、[ゲームリストを作成]を選択。次に、ゲームリストに追加したいゲームを選択し、リストの名前を決める。

ゲームリストは、最大15個まで作成することができ、各ゲームリストには100タイトルまでゲームを選択可能。ゲームライブラリー内の[あなたのコレクション]のタブに表示されているゲームであれば、ディスク版、デジタル版、ストリーミング版など形態に関わらず、ゲームリストに追加することができる。また、同じゲームを複数のゲームリストに追加することも可能。

3Dオーディオとステレオオーディオを聴き比べる機能は、その名の通り両者の違いを聴き比べて、好みの設定を選べるというもの。そのほか、中断していたゲームを再開する時に、進行中のアクティビティがゲームハブの上部に目立つように表示され、より簡単に、素早くゲームを再開できるようになる機能も追加される。

ソーシャル機能にも新機能を追加。パーティーメンバーに対し、シェアスクリーンをリクエストしてゲームプレイを視聴することができるようになるほか、参加可能なゲームの通知を受け取れるようにもなる。同機能では、パーティーに参加した際、ユーザーも参加できるゲームをパーティーメンバーがプレイしている場合に通知を受け取ることができ、通知から直接ゲームに参加できる。

また、新しいフレンドのプロフィールをみる機能も追加。[受信済]リストからフレンドリクエストを許可したときに、新しいフレンドのプロフィールを[許可したリクエスト]から見られるようになる。さらに、ゲームベースのカード内で、スタンプやボイスメッセージをグループに送ることができるようにもなる。

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