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’23年以降の劇場/配信作品を公開

ルーカスフィルム/MARVELから新作20以上発表、『インディ・ジョーンズ』『キャプテン・アメリカ』など

公開日 2022/09/12 21:04 PHILE WEB編集部
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ウォルト・ディズニー・スタジオは、現地時間9月9日 - 11日にかけて米カリフォルニア州アナハイムで開催の「D23 Expo」にて、来年以降に公開予定のルーカスフィルム/マーベル・スタジオ/20世紀スタジオ作品のラインナップを発表した。

一部作品は「Disney+(ディズニープラス)」で配信される予定となる。Disney+はディズニーオリジナルの動画配信サービスで、現在Disney+では、最初の1ヶ月199円(税込)で利用できる「ウェルカムプライス キャンペーン」を、9月20日15時59分まで実施中。新規/再加入の両ユーザー対象となっている。


ルーカスフィルムの発表では、プレジデントのキャスリーン・ケネディ氏が登壇。多数の新たなスター・ウォーズ作品が登場することを明らかにした。

新たなスター・ウォーズ作品が多数登場予定 (C)Disney

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の中心人物の一人が登場する、全12話のスパイ・スリラードラマ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』では、出演者のキャラクターポスターを初披露。最終予告編も上映された。

本作の舞台は「ローグ・ワン」の5年前。スター・ウォーズを異なる視点から描いたもので、帝国の影響を受ける一般の人々に焦点をあてたストーリーで、「危険、欺瞞、陰謀に満ちた時代に、キャシアンは反乱軍のヒーローになる運命の道を歩み始める」と紹介された。

同シリーズには、ステラン・スカルスガルド、フォレスト・ウィテカー、デニース・ゴフ、フィオナ・ショウ、フェイ・マルセイも出演。トビー・ヘインズ、スザンナ・ホワイト、ベンジャミン・キャロンがいくつかの回を監督するなど、製作陣についても情報を公開。映画のようなセットを背景に撮影したという。

シーズン1の初回 - 3話は、9月21日よりDisney+で独占配信を予定する。

続いて、実写版冒険ファンタジー・シリーズ『ウィロー』を発表。本作はジョージ・ルーカスとロン・ハワードによる1988年作のファンタジー映画「ウィロー」の “次のステップ” と紹介され、新予告編を公開した。

主演のワーウィック・デイヴィス(ウィロー・アフグッド役)や、ジョアンヌ・ウォーリー(ソーシャ役)など当時のキャストが再び集結。クリスチャン・スレイターも一員として登場するとのこと。

ブラウニー、ソーサラー、トロールなど神秘的な生き物が活躍する魔法の世界を舞台にした壮大な冒険ファンタジー『ウィロー』を、最新作では現代的な感性で描くとしている。11月30日よりDisney+で独占配信される。

ほか、全16話のアニメーションシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』セカンドシーズンを、2023年1月4日からディズニープラスで配信開始する。配信初日は2話を配信予定。また10月26日からは、プリクエル時代のジェダイを題材にした6つの短編アニメーション作品『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジェダイ』が配信予定となる。

さらに2023年にDisney+独占配信となる新たな実写シリーズとして、ロザリオ・ドーソンを主演に迎えた『アソーカ(原題)』が発表された。帝国崩壊後を舞台にし、元ジェダイのアソーカ・タノが、脆弱な銀河系に浮上した脅威を調査する様子を描くという。製作総指揮は、フィローニ、ファヴロー、ケネディ、コリン・ウィルソン、キャリー・ベック、共同プロデューサーにカレン・ギルクリストを迎える。

近日Disney+で公開予定とする『STAR WARS: SKELETON CREW(原題)』は、広大な銀河の中で迷子になった4人の子供たちが、家に帰る方法を探すという物語。

そして、『マンダロリアン』の最新作シーズン3を、2023年にDisney+で独占配信すると発表。会場では主演のペドロ・パスカルをはじめキャスト陣が登場し、ティザー予告編が初披露された。

ルーカスフィルム作品ラインナップとして最後に、シリーズ最新作『インディ・ジョーンズ 5』についても新情報が発表された。本作は2023年6月30日に劇場公開を予定。なお、Disney+での配信情報は明らかにされていない。

イベントでは監督を務めるジェームズ・マンゴールドのほか、ハリソン・フォードも登壇。「この映画シリーズを私たちみんなにとって素晴らしい体験にしてくれてありがとう。この作品が素晴らしいものになったことを誇りに思います」とコメントしている。

マーベル・スタジオのプロデューサー兼プレジデントのケヴィン・ファイギ氏は、まず「マルチバース・サーガ」と呼ばれるフェーズ4および5のラインナップ、そしてフェーズ6となる『ファンタスティック・フォー(原題)』と、アベンジャーズシリーズの新作『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』の2作品を紹介。そして劇場公開作品だけでなく、MCUにつながるDisney+配信作品が制作中であるとした。

その一つとして、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のその後を描く新シリーズ『アイアンハート(原題)』を発表。具体的な時期は明らかにされなかったが、2023年にDisney+で独占配信予定とした。

同じく2023年、Disney+で配信スタートするという新シリーズ『シークレット・インベージョン』の情報も公開された。会場にはジェームズ・"ローディ"・ ローズ/ウォーマシン役を再演するドン・チードルが登場。また長年地球に潜入し、姿を変える能力のあるスクラル人が登場する最新予告が公開された。

新シリーズ『シークレット・インベージョン』の情報も公開 (C)Disney

また、ドン・チードルは、自身が出演するもう一つの作品『アーマー・ウォーズ(原題)』についてもコメント。本作もDisney+のプロジェクトとし、「ファンはヒーローの全く新しいスーツを見ることができる」と紹介されている。

『ロキ』シーズン2の制作も発表。ロキがTVA(Time Variance Authority:時間変異取締局)の戦いに巻き込まれる衝撃的なシーズンフィナーレに続く最新シーズンとして、2023年にDisney+で独占配信される予定だ。

このほか、10月7日からは、マーベル・スタジオ初のスペシャル番組 『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(原題)』がDisney+独占配信される。

また近日配信予定という『エコー(原題)』や、全18話予定の『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』新シーズンが2023年制作開始されることなどもアナウンスされた。

劇場公開作品では、『ブラックパンサー 』に続く新作、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の1シーンとハイライトを公開した。本作は11月11日に日米同時で劇場公開される予定。

さらに『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』につながる新作として、2023年2月17日に全米で劇場公開予定(日本公開は未定)となる『アントマン&ワスプ:クワントマニア(原題)』が発表された。

イベントでは独占映像を公開。スコット・ラング(アントマン)とホープ・ヴァン・ダイン(ワスプ)のヒーローコンビが、ホープの両親らとチームを組んで量子の世界を探索、未知の生物と遭遇し、無限の可能性を秘めた冒険へと繰り出すというストーリーだという。

2024年11月8日に全米劇場公開予定の『ファンタスティック・フォー(原題)』については、その監督として、2021年に『ワンダヴィジョン』全エピソードを監督したマット・シャクマンを迎えると正式発表。

さらにサム・ウィルソンのキャプテン・アメリカとして、2024年に公開される劇場作品『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』のキャストなど、新情報も発表。本作は2024年5月3日に全米で劇場公開とのこと。

また、ジェイク・シュレイア監督による『サンダーボルツ(原題)』も、豪華キャストとともに情報公開。本作は2024年7月26日に全米劇場公開予定。会場ではファン向けにグリーティング映像が流された。

最後に、『ザ・マーベルズ(原題)』のニア・ダコスタ監督やキャストのイマン・ヴェラーニ(カマラ・カーン/ミズ・マーベル)らが登壇。2023年7月28日に全米劇場公開する本作の本編シーンを公開した。

20世紀スタジオからは、待望の『アバター』続編、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 』について発表された。本作は12月16日に公開される予定で、アカデミー賞受賞プロデューサー兼監督のジェームズ・キャメロンがオンラインで登場した。

ドルビー3Dメガネを用いた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 』特別映像を公開 (C)Disney

前作から10年後を舞台に、神秘の星パンドラの一員となったサリー家の壮大なスペクタクル・アドベンチャーストーリーが描かれるという。会場では、ドルビー3Dメガネを用いて視聴できる、未公開シーンを含む特別映像が公開されたとのこと。

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