駆動時間約2倍、吸熱性能も強化
ソニー、“着るクーラー”「REON POCKET 4」。周辺温度を正確に測るタグで冷温自動切替を実現
公開日 2023/04/20 10:00
編集部：川田菜月
ソニーグループは、新開発のセンシングデバイス「REON POCKET TAG」との併用により、冷温を自動で切り替えられる新機能を搭載したウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 4」を、本日4月20日より発売する。カラーはホワイトのみ。
「REON POCKET 4」
「REON POCKET TAG」
今回より、専用ネックバンドとエアフローパーツ同梱での販売となり、予想実売価格は16,500円前後（税込、以下同）。加えて、センシングデバイス「REON POCKET TAG」も同梱するセット商品も用意。こちらは18,700円前後での発売が予想される。
REON POCKET 4は、要望の多かったという駆動時間の伸長を実現すべく、バッテリー容量を増加。従来モデル「REON POCKET 3」との比較で、最大約2倍の駆動時間を確保した。これに伴い基盤レイアウトなど内部構造も改良し、本体の厚みは1mm程度の差に抑えられているとのこと。なお内蔵のサーモモジュールはREON POCKET 3と同じものを使用する。
シャーシそのものも刷新。放熱機構を大型化したことで、最大約1.2倍の吸熱性能も実現する。合わせてデザインも変わり、本体表面の下部に設けられた開口部は、上部と同様の形状に。冷却効率が上がってより性能を発揮しやすくなっているという。
また温湿度センサーを新搭載、加えて3つの温度センサーと加速度センサーにより、本体から温湿度と行動を検知し、状況に合ったスマート機能を提供。これにより冷却性能を自動調整する「SMART COOL MODE」も進化したとしている。
最大約1.2倍の吸熱性能を実現
最大の特徴は、新開発のウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」。温湿度・照度・近接・加速度など各種センサーを搭載し、周辺の環境を検知できる端末で、独自の温度予測アルゴリズムにより、本体表面に設けられたスリット部から得た端末周辺温度の変化を素早く把握することができる。
REON POCKET TAGとREON POCKET 4を併用することで、冷温を自動で切り替えられる新機能「SMART COOL⇔WARM MODE」が利用可能となる。
「SMART COOL⇔WARM MODE」で冷温機能を自動で切り替え
「SMART COOL⇔WARM MODE」は、冷却と温熱を開始する温度をユーザーが事前に設定し、REON POCKET TAGの周辺が設定した温度になると、冷温の切り替えや停止を自動で行うというもの。周辺温度が事前に設定した冷却開始/温熱開始の温度の間の場合には、REON POCKETの動作を一時停止し、省電力モードとなる。
REON POCKET TAGが加わることにより、ユーザー自身の周辺温度や湿度を正確にフィードバックでき、寒暖差が大きい場合などでも、ユーザーが操作することなく、シームレスに自動でREON POCKET 4の冷却/温熱機能を切り替えて最適な状態を保つことができる。
「REON POCKET TAG」により周辺温度・湿度の正確な検知が可能。アプリでも可視化
形状はクリップ型を採用し、ジャケットの胸ポケットや、カバンなどに取り付けられる。端末で検知した温度・湿度は専用アプリ上にも表示され、スマートフォンまたはwatchOS 9以上/Series 4以降のApple Watchでも確かめることができる。なお、Apple Watch上ではREON POCKET TAGで検知した温度・湿度の表示のみで、冷温機能の操作などはできない。
ジャケットの胸ポケットやカバンなどに取り付けて、ユーザー周囲の外気を測定する
単体でも販売され、予想実売価格は3,850円となる。初代から最新まで全てのREON POCKETシリーズと接続は可能だが、新機能の「SMART COOL⇔WARM MODE」については、REON POCKET 3とREON POCKET 4のみ対応となり、初代/第二世代モデルでは利用できない。また専用アプリを最新状態にアップデートする必要がある。
同梱されるネックバンドも進化。「専用ネックバンド 3（型番RNPB-N3）」となり、女性向けサービスとして今年2月に発表された「REON WIZ」と同様の構造を採用している。
具体的にはワイヤーフレームを軸に、自由な形状を保持できるメカニカルフレキシブルチューブを使用、その上にシリコンラバーを被せた3層構造に。付属のエアフローパーツを取り付けることで襟の高い衣服時にも空気がこもらず循環できるとする。首回り34cm - 46cmまで対応する。
従来モデルとの組み合わせも可能で、専用ネックバンド 3との併用により、吸気効率を向上させられるという。単体での販売価格は1,980円前後での実売を予想。単体販売時には、従来モデルを取り付ける際に必要となるスペーサーも用意される。
さらに、「REON WIZ」で用いられたベージュカラーのネックバンドも、好評をうけて単体での販売が決定した。予想実売価格は同じく1,980円前後で、「専用ネックバンド 3 SMALL（型番RNPB-N3S）」として展開される。ホワイトカラーの通常モデルより小さく、首回りの細い方でも装着しやすいとする。
「REON POCKET 4」
「REON POCKET TAG」
今回より、専用ネックバンドとエアフローパーツ同梱での販売となり、予想実売価格は16,500円前後（税込、以下同）。加えて、センシングデバイス「REON POCKET TAG」も同梱するセット商品も用意。こちらは18,700円前後での発売が予想される。
REON POCKET 4は、要望の多かったという駆動時間の伸長を実現すべく、バッテリー容量を増加。従来モデル「REON POCKET 3」との比較で、最大約2倍の駆動時間を確保した。これに伴い基盤レイアウトなど内部構造も改良し、本体の厚みは1mm程度の差に抑えられているとのこと。なお内蔵のサーモモジュールはREON POCKET 3と同じものを使用する。
シャーシそのものも刷新。放熱機構を大型化したことで、最大約1.2倍の吸熱性能も実現する。合わせてデザインも変わり、本体表面の下部に設けられた開口部は、上部と同様の形状に。冷却効率が上がってより性能を発揮しやすくなっているという。
また温湿度センサーを新搭載、加えて3つの温度センサーと加速度センサーにより、本体から温湿度と行動を検知し、状況に合ったスマート機能を提供。これにより冷却性能を自動調整する「SMART COOL MODE」も進化したとしている。
最大約1.2倍の吸熱性能を実現
最大の特徴は、新開発のウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」。温湿度・照度・近接・加速度など各種センサーを搭載し、周辺の環境を検知できる端末で、独自の温度予測アルゴリズムにより、本体表面に設けられたスリット部から得た端末周辺温度の変化を素早く把握することができる。
REON POCKET TAGとREON POCKET 4を併用することで、冷温を自動で切り替えられる新機能「SMART COOL⇔WARM MODE」が利用可能となる。
「SMART COOL⇔WARM MODE」で冷温機能を自動で切り替え
「SMART COOL⇔WARM MODE」は、冷却と温熱を開始する温度をユーザーが事前に設定し、REON POCKET TAGの周辺が設定した温度になると、冷温の切り替えや停止を自動で行うというもの。周辺温度が事前に設定した冷却開始/温熱開始の温度の間の場合には、REON POCKETの動作を一時停止し、省電力モードとなる。
REON POCKET TAGが加わることにより、ユーザー自身の周辺温度や湿度を正確にフィードバックでき、寒暖差が大きい場合などでも、ユーザーが操作することなく、シームレスに自動でREON POCKET 4の冷却/温熱機能を切り替えて最適な状態を保つことができる。
「REON POCKET TAG」により周辺温度・湿度の正確な検知が可能。アプリでも可視化
形状はクリップ型を採用し、ジャケットの胸ポケットや、カバンなどに取り付けられる。端末で検知した温度・湿度は専用アプリ上にも表示され、スマートフォンまたはwatchOS 9以上/Series 4以降のApple Watchでも確かめることができる。なお、Apple Watch上ではREON POCKET TAGで検知した温度・湿度の表示のみで、冷温機能の操作などはできない。
ジャケットの胸ポケットやカバンなどに取り付けて、ユーザー周囲の外気を測定する
単体でも販売され、予想実売価格は3,850円となる。初代から最新まで全てのREON POCKETシリーズと接続は可能だが、新機能の「SMART COOL⇔WARM MODE」については、REON POCKET 3とREON POCKET 4のみ対応となり、初代/第二世代モデルでは利用できない。また専用アプリを最新状態にアップデートする必要がある。
同梱されるネックバンドも進化。「専用ネックバンド 3（型番RNPB-N3）」となり、女性向けサービスとして今年2月に発表された「REON WIZ」と同様の構造を採用している。
具体的にはワイヤーフレームを軸に、自由な形状を保持できるメカニカルフレキシブルチューブを使用、その上にシリコンラバーを被せた3層構造に。付属のエアフローパーツを取り付けることで襟の高い衣服時にも空気がこもらず循環できるとする。首回り34cm - 46cmまで対応する。
従来モデルとの組み合わせも可能で、専用ネックバンド 3との併用により、吸気効率を向上させられるという。単体での販売価格は1,980円前後での実売を予想。単体販売時には、従来モデルを取り付ける際に必要となるスペーサーも用意される。
さらに、「REON WIZ」で用いられたベージュカラーのネックバンドも、好評をうけて単体での販売が決定した。予想実売価格は同じく1,980円前後で、「専用ネックバンド 3 SMALL（型番RNPB-N3S）」として展開される。ホワイトカラーの通常モデルより小さく、首回りの細い方でも装着しやすいとする。
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