フィーチャーフォンも新料金
ドコモ、スマホ向けに「定額通話」「データ通信料の家族間共有」の新料金プラン
NTTドコモは、データ通信量を家族間で共有可能になるほか、定額で音声通話を行える新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」や、長期契約ユーザーへの割引サービス「ずっとドコモ割」などを発表した。5月15日から予約受付を始め、6月1日から提供を開始する。
■「定額かけ放題」と「共有可能なパケット定額」
従来の従量制での通話プランを取り止め、定額制に変更。月額税抜2,700円(スマートフォン/タブレットの場合)で国内通話がキャリアにかかわらずかけ放題になる「カケホーダイプラン」などの基本プランに加入すれば、ファミリー割引に加入している家族間で最大30GBのデータ通信料を共有可能な「シェアパック30」などを用意する定額パケットパックを利用できる。
用意されているプランと料金は下記の通り。なお、新料金の導入に伴い、Xiの既存プランおよび既存プランに関連する割引サービスは8月末をもって新規受付を終了する。
定額制音声通話は、スマホ/タブレットが2,700円、フィーチャーフォンが2,200円。通話なしでデータ通信だけを利用したい場合は、スマホ/タブレット向けに1,700円、ルーターなどの端末向けに1,200円というメニューを用意している。そのほか、通信機能付きデジタルフォトフレームなどのM2M向けのプランも用意している。
データ通信の定額プランは、ひとりで複数の端末を使って回線をシェアするプランと、家族でシェアするプラン、そしてらくらくスマートフォン向けのプランを用意。家族向けプランでは「親」となる主回線で契約したデータ量を「子」の各回線も共有することになる。なお、この場合の子回線の利用者は月額500円が必要。
各プランでのデータ通信料の上限に達した場合は、「リミットモード」として128kbpsに通信速度が制限されるが、1GBを1,000円で追加購入することが可能。
さらに、自動で利用可能パケットを追加購入する「スピードモード」も用意。1GB/2GB/3GB…10GBといった具合にあらかじめ設定しておいたデータ量まで自動でパケットを追加購入できる。なお、追加限度を無制限に設定することも可能。
また、データ使用量の通知サービスも用意。上限まで残り3GB、そして1GB、上限到達時という3段階でデータの使用料をメール通知する。なお、シェアパックを利用して家族で回線を共有している場合、その全員にメール通知が送信される。
■長期契約ユーザー優遇策「ずっとドコモ割」と若者対象の「U25応援割」
「ずっとドコモ割」は、上記のデータ通信の新料金プランに対する割引サービス。長期間ドコモと契約をしているユーザーほど割引率が高くなる。最も割引の大きいケースでは、16年以上ドコモを使い続けているユーザーが「シェアパック30」を利用する場合に2,000円が毎月割り引かれる。契約年数によるグレードの違いと割引料金の詳細は下記の通り。
あわせて、同社では25歳以下のユーザーを対象にした割引サービス「U25応援割」も発表。本メニューが適用されたユーザーは、26歳の誕生月まで毎月500円が利用料金から割り引かれるほか、月1GBのパケット通信量をボーナスで与えられる。
なお、本割引は「シェアパック」の子回線でも利用可能。この場合、ボーナスパケットの1GBはシェアパックの主回線での契約量に合計される形になる。
■「ユーザーのライフステージに合わせた柔軟な料金プラン」
新料金プランを導入した背景について、同社代表取締役社長の加藤n≠ヘ、「動画などのパケットデータ利用がどんどん加速するなど、お客様の利用形態が変わってきている」とコメント。「長くドコモを使っているメリットが欲しい」「無料通話を含むプランが欲しい」「複数の端末を効率的に使いたい」という3点について、ユーザーからの強い要望が寄せられていたと語る。
そして「お客様のライフステージにおいて長くお得に使えるよう考えた」と説明。若いときにまずフィーチャーフォンを持ち、成長したらスマホに持ち変え、自身が結婚して家族が増えたときに端末を追加する、といったシーンを想定し、「そのときどきに適した料金を柔軟に選べるように工夫した」と述べ、データ通信料の追加購入価格についても「大変リーズナブル」だと胸を張った。
なお、こうした料金プランについては「ずっと検討していたが、本格的に検討に入ったのは年が明ける少し前」だとコメント。「できるだけ早くと思っていたが従来のプランとの整合性を慎重に検討し、新年度に入ったこのタイミングでの発表となった」とした。
■「定額かけ放題」と「共有可能なパケット定額」
従来の従量制での通話プランを取り止め、定額制に変更。月額税抜2,700円(スマートフォン/タブレットの場合)で国内通話がキャリアにかかわらずかけ放題になる「カケホーダイプラン」などの基本プランに加入すれば、ファミリー割引に加入している家族間で最大30GBのデータ通信料を共有可能な「シェアパック30」などを用意する定額パケットパックを利用できる。
用意されているプランと料金は下記の通り。なお、新料金の導入に伴い、Xiの既存プランおよび既存プランに関連する割引サービスは8月末をもって新規受付を終了する。
区分 | プラン名 | 料金 |
カケホーダイプラン (音声あり) | カケホーダイプラン(スマホ/タブ) | 2,700円 |
カケホーダイプラン(フィーチャーフォン) | 2,200円 | |
データプラン (音声なし) | データプラン(スマホ/タブ) | 1,700円 |
データプラン(ルーター) | 1,200円 | |
デバイスプラス (M2M専用) | デバイスプラス500 | 500円 |
デバイスプラス300 | 300円 |
プラン名 | データ量上限 | シェア | 料金 | |
ひとり向け | データSパック | 2GB | ひとりで可 | 3,500円 |
データMパック | 5GB | 5,000円 | ||
家族向け | シェアパック10 | 10GB | 家族で10回線まで | 9,500円 |
シェアパック15 | 15GB | 12,500円 | ||
シェアパック20 | 20GB | 16,000円 | ||
シェアパック30 | 30GB | 22,500円 | ||
らくらくスマホ向け | らくらくパック | 200MB | 不可 | 2,000円 |
定額制音声通話は、スマホ/タブレットが2,700円、フィーチャーフォンが2,200円。通話なしでデータ通信だけを利用したい場合は、スマホ/タブレット向けに1,700円、ルーターなどの端末向けに1,200円というメニューを用意している。そのほか、通信機能付きデジタルフォトフレームなどのM2M向けのプランも用意している。
データ通信の定額プランは、ひとりで複数の端末を使って回線をシェアするプランと、家族でシェアするプラン、そしてらくらくスマートフォン向けのプランを用意。家族向けプランでは「親」となる主回線で契約したデータ量を「子」の各回線も共有することになる。なお、この場合の子回線の利用者は月額500円が必要。
各プランでのデータ通信料の上限に達した場合は、「リミットモード」として128kbpsに通信速度が制限されるが、1GBを1,000円で追加購入することが可能。
さらに、自動で利用可能パケットを追加購入する「スピードモード」も用意。1GB/2GB/3GB…10GBといった具合にあらかじめ設定しておいたデータ量まで自動でパケットを追加購入できる。なお、追加限度を無制限に設定することも可能。
また、データ使用量の通知サービスも用意。上限まで残り3GB、そして1GB、上限到達時という3段階でデータの使用料をメール通知する。なお、シェアパックを利用して家族で回線を共有している場合、その全員にメール通知が送信される。
■長期契約ユーザー優遇策「ずっとドコモ割」と若者対象の「U25応援割」
「ずっとドコモ割」は、上記のデータ通信の新料金プランに対する割引サービス。長期間ドコモと契約をしているユーザーほど割引率が高くなる。最も割引の大きいケースでは、16年以上ドコモを使い続けているユーザーが「シェアパック30」を利用する場合に2,000円が毎月割り引かれる。契約年数によるグレードの違いと割引料金の詳細は下記の通り。
契約年数および毎月の割引額 | |||||
1st (1〜5年) 割引前料金 | 2nd (6〜8年) | 3rd (9〜10年) | プレミア (11〜15年) | グランプレミア (16年〜) | |
データSパック | 3,500円 | ー | ー | ー | ▲600円 |
データMパック | 5,000円 | ー | ー | ▲600円 | ▲800円 |
シェアパック10 | 9,500円 | ▲300円 | ▲600円 | ▲800円 | ▲1,000円 |
シェアパック15 | 12,500円 | ▲300円 | ▲600円 | ▲800円 | ▲1,000円 |
シェアパック20 | 16,000円 | ▲600円 | ▲800円 | ▲1,000円 | ▲1,500円 |
シェアパック30 | 22,500円 | ▲800円 | ▲1,000円 | ▲1,500円 | ▲2,000円 |
らくらくパック | 2,000円 | ー | ー | ー | ▲600円 |
あわせて、同社では25歳以下のユーザーを対象にした割引サービス「U25応援割」も発表。本メニューが適用されたユーザーは、26歳の誕生月まで毎月500円が利用料金から割り引かれるほか、月1GBのパケット通信量をボーナスで与えられる。
なお、本割引は「シェアパック」の子回線でも利用可能。この場合、ボーナスパケットの1GBはシェアパックの主回線での契約量に合計される形になる。
■「ユーザーのライフステージに合わせた柔軟な料金プラン」
新料金プランを導入した背景について、同社代表取締役社長の加藤n≠ヘ、「動画などのパケットデータ利用がどんどん加速するなど、お客様の利用形態が変わってきている」とコメント。「長くドコモを使っているメリットが欲しい」「無料通話を含むプランが欲しい」「複数の端末を効率的に使いたい」という3点について、ユーザーからの強い要望が寄せられていたと語る。
そして「お客様のライフステージにおいて長くお得に使えるよう考えた」と説明。若いときにまずフィーチャーフォンを持ち、成長したらスマホに持ち変え、自身が結婚して家族が増えたときに端末を追加する、といったシーンを想定し、「そのときどきに適した料金を柔軟に選べるように工夫した」と述べ、データ通信料の追加購入価格についても「大変リーズナブル」だと胸を張った。
なお、こうした料金プランについては「ずっと検討していたが、本格的に検討に入ったのは年が明ける少し前」だとコメント。「できるだけ早くと思っていたが従来のプランとの整合性を慎重に検討し、新年度に入ったこのタイミングでの発表となった」とした。