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PCメーカーブースはゲーミングで賑わう

<IFA>レノボ、電子ペーパーキーボードの薄型2in1「Yoga Book C930」発表

公開日 2018/09/04 13:19 編集部:成藤正宣
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ドイツ・ベルリンで開催中の国際コンシューマー・エレクトロニクス展覧会「IFA2018」。日本国内でも知られるPCメーカーも数多くブースを出展している。

中国Lenovoは、キーボードに電子ペーパーを採用したユニークな薄型2in1 Windows PC「Yoga Book C930」を始めとして、PC、スマホ、VR/AR製品など様々な製品を出展した。

Lenovoブース遠景

Yoga Book C930は、OSにWindwos 10、CPUに第7世代のIntel Core i5を搭載。液晶に10.8インチのQHD IPSパネルを採用したPCだ。欧州では1,000ユーロ前後にて、9月から販売を開始する。

「Yoga Book C930」

通常キーボードが配置される面は、E-inkを使用した10.8インチの電子ペーパー液晶となっており、そこにキーボードを表示することでタイピングを行う。この仕組みにより、閉じたときの厚みは10mm以下、重さは775g以下と、薄型/軽量化することにも成功している。

キーボードは電子ペーパーディスプレイ上に表示される

表示されたキーに触れると振動が起こり、“キーを打った感覚”をフィードバック。表示するキーボードのレイアウトはカスタマイズ可能で、英字キーボードから日本語キーボードなど、言語の切り替えも自由自在となっている。

電子ペーパー液晶はキーボード以外にも、手書きパッドやPDFビューワーとしても使用できる。手書きパッドとして用いる場合、書いた文字や図形は直接保存ができるほか、範囲指定してコピーし、文字や画像ファイルとしてWindows側のソフトウェアにペーストするということも可能。また、閉じた状態で天板をノックすると、ディスプレイ部がポップアップし半開きになる、面白い機能を搭載している。

電子ペーパー部への書き込みはWindowsのソフトウェアへコピー可能。PDFビューアー機能も内蔵する


天板をノックすると自動で半開きとなり、寝かせた状態でも開けやすくなるという機能も
その他Lenovoブースでは、グラフィックボードにGeForce GTX 1050Tiを搭載し、同サイズの製品と比較して強力なグラフィック処理性能を備えたノートPCの新モデル「ThinkPad X1 Extreme」や、同社のゲーミングブランド「LEGION」のゲーミングPC、子会社モトローラ・モビリティの製造するスマートフォンなども出展。

PC製品では他に、「ThinkPad」の高性能モデルや、ゲーミングPCなどを展示

ARヘッドセットと専用コントローラーにより「スターウォーズ」のコンテンツを楽しむことができるキット「Star Wars/ジェダイ・チャレンジ」の体験コーナーにも大きな面積が割かれ、家族連れを中心に訪問客で賑わっていた。

スターウォーズのコンテンツが楽しめるARゴーグルキットの体験コーナーも設置

PC/周辺機器メーカーフォトレポート。e-Sportsイベントを精力的に開催

Lenovoブースに近い別ホールでは、DELL、ASUS、Acer、RAZERといった大手PC/周辺機器メーカーも出展を行っている。

いずれのメーカーもPCゲーミングのブランドを擁しており、出展コンテンツの目玉のひとつとして、ゲームやVRを組み込んでいた。中でもAcer、RAZERはe-Sports大会を開催し、若年層を呼び込むことでブースを盛り上げていた。

RAZERはPC/スマートフォンタイトルを使ったe-sports大会を開催


Acerはゲーミングブランド「PREDATOR」製品を使いe-sports大会を開催


DELLブースはビジネス、エンターテイメント、ゲーミングブランド「ALIENWARE」など様々な用途の製品を展示


ASUSブースはPC本体に加え、無線ルーターなど周辺機器も豊富


Microsoftは広いホールを会場に、Windowsの歴史を追う展示ブースや、Surface、XBOXなどの体験ブースを設置

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