タワー型とキューブ型の2機種
レノボ、Core i9 9900KとRTX2080搭載のゲーミングPC「Legion T730/C730」
レノボ・ジャパン(株)は、ゲーミングPCブランド「LEGION」より、タワー型ゲーミングPC「Lenovo Legion T730」、キューブ型ゲーミングPC「Lenovo Legion C730」を11月30日より発売する。直販サイトにて販売が行われ、価格はT730は288,100円前後より、C530は273,000円前後より。
また、これまで直販のみでの展開だったノート型「Legion Y530」・タワー型「Legion T530」の家電量販店での取り扱いも発表され、こちらはY530が179,800円(税抜)、T530は172,800円(税抜)となる。
T730・C730ともにプロセッサーにCore i9 9900Kを採用し、グラフィックにはNVIDIA GeForce RTX2080を搭載することが大きな特徴。ともにメモリーは32GB(16GB×2)、ストレージは512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)と2TB HDD。Dolby Atmosに対応する。デザインは “ミニマリズム” なものを採用し、無駄を省き、機能美を追求したという。
現状はRTX2080のモデルのみのラインナップだが、RTX2080Ti、RTX2070のモデルもラインナップされる予定。
LEGIONのラインナップは今回発売された2モデルのほか、下位モデルとしてT530、C530、Y530がラインナップ。今回最上位モデルが発売されることで、「カジュアルゲーマーからプロゲーマーまでの製品ラインナップが揃った」と説明している。
T730はタワー型のゲーミングPCで、水冷の冷却方式を採用。DVDスーパーマルチドライブも搭載する。筐体の側面はアクリルになっているため内部が確認できるほか、1,680万色に対応したLEDライトアップが可能。
下位モデル「T530」とはLEDがレッド1色であったことと、水冷を標準搭載したこと、アクリルのサイドパネルといった点が大きな違いとなるが、筐体は基本的に共通。ハイエンドとエントリーモデルで同じ筐体を使っているのは、「エントリー機であっても、安かろう悪かろうではない」という意味があるとのこと。
ゲーム「レインボーシックス シージ」のプロリーグにも採用されるモデルで、大会での利用も想定、場所を移動する際に役立つハンドルを上部に装備している。同社プロダクトマネージャーの藤井宏明氏は、「この間のAPAC大会でも50台くらい使用していたが、全く故障しなかった。大会を通じて製品の良さを感じた」とアピールした。
外形寸法は約185×456×440mmで、質量は約12kg。
C730はキューブ型のゲーミングPCで、冷却方式は空冷。水冷を搭載しなかったのは大きさが理由とのことだが、「従来から冷却性能を50%向上させた。これにより、空冷でも水冷のT730と同じCPU/GPUを搭載できた」と説明した。
筐体の構造は左右で2つの部屋に分かれる「デュアルチャネル」構造をとり、右側がマザーボード、グラフィックなど、左側が電源とHDDという設計になっている。この構造が冷却効率に大きな影響を与えているとのことだ。またHDDはレバーで取り外せるほか、サイドパネルもツールフリーで開閉できるようになっている。
外形寸法は約238×358×305mmで、質量は約11kg。
■増加するPCゲーミング人口
発表会では、日本でのPCゲーミングユーザーについても言及。2015年からの2年間で日本のPCゲーム人口は1.5倍になっているという。またeSportsの参加者数はここ1年間で1.4倍、ゲーム配信サービス「Twitch」の視聴者数が世界第3位であることも挙げた。
海外と比べると5年ほど流れが遅れているとのことだが、この理由について日本ではプレイステーションなどのコンソールゲームが人気だからだと分析。そのうえで、近年日本でもPCゲーム人口が増加しているのは、PUBG、フォートナイトなどのスマートフォン、コンソールゲーム、PCなどの垣根なくゲームがプレイできるマルチプラットフォームやクロスプレイ対応のゲームの人気が大きいという。
これにより、PCゲームはスマートフォンなどと比べるとグラフィックが綺麗で、高いFPSを出すことが可能なため、「最高のプレイ環境を求めてゲーミングPCに移行するユーザー」が増加していると述べた。
発表会ではアメリカでの調査データを映し、性別にかかわらず幅広い年代でPCゲームを楽しんでいることを説明。同社社長のデビット・ベネット氏も自宅では、子供とのコミュニケーションツールとしてPCゲームを楽しんでいることを明かし、プロゲーマーからカジュアルゲーマーまで多くのゲーマーへPCゲームの楽しさを伝えていきたいと話した。
また、これまで直販のみでの展開だったノート型「Legion Y530」・タワー型「Legion T530」の家電量販店での取り扱いも発表され、こちらはY530が179,800円(税抜)、T530は172,800円(税抜)となる。
T730・C730ともにプロセッサーにCore i9 9900Kを採用し、グラフィックにはNVIDIA GeForce RTX2080を搭載することが大きな特徴。ともにメモリーは32GB(16GB×2)、ストレージは512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)と2TB HDD。Dolby Atmosに対応する。デザインは “ミニマリズム” なものを採用し、無駄を省き、機能美を追求したという。
現状はRTX2080のモデルのみのラインナップだが、RTX2080Ti、RTX2070のモデルもラインナップされる予定。
LEGIONのラインナップは今回発売された2モデルのほか、下位モデルとしてT530、C530、Y530がラインナップ。今回最上位モデルが発売されることで、「カジュアルゲーマーからプロゲーマーまでの製品ラインナップが揃った」と説明している。
T730はタワー型のゲーミングPCで、水冷の冷却方式を採用。DVDスーパーマルチドライブも搭載する。筐体の側面はアクリルになっているため内部が確認できるほか、1,680万色に対応したLEDライトアップが可能。
下位モデル「T530」とはLEDがレッド1色であったことと、水冷を標準搭載したこと、アクリルのサイドパネルといった点が大きな違いとなるが、筐体は基本的に共通。ハイエンドとエントリーモデルで同じ筐体を使っているのは、「エントリー機であっても、安かろう悪かろうではない」という意味があるとのこと。
ゲーム「レインボーシックス シージ」のプロリーグにも採用されるモデルで、大会での利用も想定、場所を移動する際に役立つハンドルを上部に装備している。同社プロダクトマネージャーの藤井宏明氏は、「この間のAPAC大会でも50台くらい使用していたが、全く故障しなかった。大会を通じて製品の良さを感じた」とアピールした。
外形寸法は約185×456×440mmで、質量は約12kg。
C730はキューブ型のゲーミングPCで、冷却方式は空冷。水冷を搭載しなかったのは大きさが理由とのことだが、「従来から冷却性能を50%向上させた。これにより、空冷でも水冷のT730と同じCPU/GPUを搭載できた」と説明した。
筐体の構造は左右で2つの部屋に分かれる「デュアルチャネル」構造をとり、右側がマザーボード、グラフィックなど、左側が電源とHDDという設計になっている。この構造が冷却効率に大きな影響を与えているとのことだ。またHDDはレバーで取り外せるほか、サイドパネルもツールフリーで開閉できるようになっている。
外形寸法は約238×358×305mmで、質量は約11kg。
■増加するPCゲーミング人口
発表会では、日本でのPCゲーミングユーザーについても言及。2015年からの2年間で日本のPCゲーム人口は1.5倍になっているという。またeSportsの参加者数はここ1年間で1.4倍、ゲーム配信サービス「Twitch」の視聴者数が世界第3位であることも挙げた。
海外と比べると5年ほど流れが遅れているとのことだが、この理由について日本ではプレイステーションなどのコンソールゲームが人気だからだと分析。そのうえで、近年日本でもPCゲーム人口が増加しているのは、PUBG、フォートナイトなどのスマートフォン、コンソールゲーム、PCなどの垣根なくゲームがプレイできるマルチプラットフォームやクロスプレイ対応のゲームの人気が大きいという。
これにより、PCゲームはスマートフォンなどと比べるとグラフィックが綺麗で、高いFPSを出すことが可能なため、「最高のプレイ環境を求めてゲーミングPCに移行するユーザー」が増加していると述べた。
発表会ではアメリカでの調査データを映し、性別にかかわらず幅広い年代でPCゲームを楽しんでいることを説明。同社社長のデビット・ベネット氏も自宅では、子供とのコミュニケーションツールとしてPCゲームを楽しんでいることを明かし、プロゲーマーからカジュアルゲーマーまで多くのゲーマーへPCゲームの楽しさを伝えていきたいと話した。