BenQ、新ゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」発表。2モデルを9/17発売

ベンキュージャパンは、新ブランド「MOBIUZ（モビウス）」より、第一弾となるゲーミングモニター「EX2510」「EX2710」を9月17日に発売する。価格はオープンだが、EX2510は税抜33,000円前後、EX2710は税抜36,000円前後での実売が予想される。

同社がこれまで培ってきた技術力をもとに、幅広いゲームユーザーへ「極上のゲーム体験を実現する」ことをコンセプトにした新ブランド。無限に続くメビウスリングを由来に「ゲームの世界に没入する」という意味をもち、独自映像技術「HDRi」と高音質技術「treVolo」を搭載していくという。

EX2510とEX2710はサイズ違いのモデルで、前者は24.5型、後者は27型。基本的な性能は同様となる。どちらもフルHD（1,920×1,080）解像度のIPSパネルを採用し、144Hzのリフレッシュレートと1ms(MPRT)/2ms(GtG)の応答速度に対応する。コントラストは1000:1で、400カンデラの輝度、上下左右178度の視野角、sRGB 99%の色域を備える。

特徴の1つである「HDRi」は、センサーで周辺環境の明るさを検知して、表示されるHDR映像を調整するというもの。色彩のチューニングとディテールまで表示される高いコントラストにより、鮮明な映像を楽しめるという。

treVoloを搭載し、本体には2つの2.5Wスピーカーを備える。3つのカスタムサウンドモード対応のDSPにより、シナリオに合わせたオーディオ設定を選択可能。5つのサウンドインジケーターが微調整されることで、正確な高音域、上質な中音域、エネルギッシュな重低音を実現するとしている。

新機能「Light Tuner」を搭載する。画面の明暗を-10から10までの20段階で変更でき、モニター背後の5方向キーナビゲーターによりゲーム中でも調整可能。暗闇の洞窟を明るくしたり、まぶしい砂漠を暗くしたりといったことが可能だ。

そのほかのゲーミング機能として、暗い場面の視認性を高める「Black eQualizer」、色の鮮やかさを調整する「Color Virance」を装備。ティアリングを抑えるAMD FreeSync Premiumにも対応する。

アイケア技術では、ブルーライト軽減やフリッカーフリーをはじめ、環境光からモニターの設定を自動調整するブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)テクノロジーを搭載する。外形寸法はEX2510が557.59W×521.47 - 391.47H×216.65Dmm、EX2710が614.10W×539.59 - 409.59H×216.65Dmm。また質量は、EX2510が約5.6kgで、EX2710が約6.2kg。インターフェースとして、HDMI2.0×2、Display Port 1.2×1を備える。