【特別企画】AQCOLORシリーズ最高画質を実現
高いレベルの編集作業を求める人に!BenQの実力派カラーマネジメントモニター「SW321C」レビュー
BenQ(ベンキュー)は、1984年に台湾で設立された映像機器メーカーであり、現在DLPプロジェクター販売台数で世界No.1を誇る気鋭ブランドだ。PCモニターについても、一般用途からビジネス用途まで、幅広いラインアップを揃え、各国のアワードで多数の受賞歴を誇るなど、世界中で高い支持を集めている。
中でも、昨今特に力を入れているのが、正確な色再現を実現する独自技術を採用した「AQCOLORシリーズ」だ。“AQCOLOR”とは、正確さを意味する「ACCURACY」と色を意味する「COLOR」を組み合わせた造語で、プロフェッショナル向けのカラー標準に対応するため、正確な色再現、キャリブレーション、個別校正の実現など、BenQの色精度に対するこだわりが凝縮したシリーズである。
そんな「AQCOLORシリーズ」に、この度、シリーズ最高画質を実現した上位モデル「SW321C」が登場した。発売に先駆け、いち早く試用する機会が得られたので、インプレッションをお届けしよう。
本機は、32インチ、4K UHD(3840×2160)解像度のIPS液晶パネルを採用し、広々とした作業スペースと高精細な表示を両立した、写真・映像編集向けのカラーマネージメント液晶モニターだ。
PCとの接続は、HDMI 2.0を2系統、Display Port 1.4を1系統搭載。また、USB3.1を3系統(ダウンストリーム2系統、アップストリーム1系統)、さらに60W給電に対応したUSB Type-C(USB-C)を1系統搭載。大容量データの高速転送はもちろん、対応ノートPCなどとケーブル1本で接続することができるため、ケーブルがごちゃつくこともなくデスクまわりもスッキリ快適。USB-C端子を備えたノートPCユーザーには特におすすめだ。