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「過去1年のノートPCの98%より高速」

アップル、独自SoC搭載「MacBook Air」。ファン非搭載/シリーズ最長バッテリー、税抜104,800円から

公開日 2020/11/11 04:57 編集部:杉山康介
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アップルは、独自SoC「M1」を搭載する13インチMacBook Airを発表した。発売日は11月17日で、価格は104,800円(税抜、以下同)から。予約は本日より開始している。

新MacBook Airが発表

アップルはこれまでIntel製のCPUをMacに搭載してきたが、今年6月、ARMベースの自社製プロセッサ「Apple Silicon」搭載機を投入していくことをアナウンス。この度、Apple初となる独自SoC「M1」と、それを搭載するMacBook Air、Mac mini、MacBook Proが披露された。

独自SoC「M1」を搭載する

「薄くて軽いノートPCを完全に再定義する」と銘打たれた新MacBook Airは、8コアCPU/7コアGPU/256GBストレージのモデル(104,800円)と、8コアCPU/8コアGPU/512GBストレージのモデル(129,800円)の2タイプをラインナップ。カラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色展開となっている。

M1の搭載により、前モデルと比較してCPUは最大3.5倍、グラフィックス性能は最大5倍の速さを実現。加えて最も売れているWindowsノートPCの3倍、過去1年間で発売されたノートPCの98%よりも高速だという。また、16コアのNeural Engineは前モデルの最大9倍の速度での機械学習を実現するとのこと。

M1によって電力効率も改善され、バッテリーは“MacBook Air史上最も長い”という最大18時間を実現。さらに省電力により熱効率も改善されたため、ファンも排除され、高負荷な作業時も無音だとしている。

ディスプレイ解像度は2,560×1,600ピクセルで、P3の広色域に対応。最新の画像信号プロセッサを搭載したことにより、ビデオ会議などでは自分の映像をより鮮明に映し出してくれるという。

新MacBook Airの性能一覧

ポートはThunderbolt/USB 4を2つ搭載。外径寸法は30.41W×1.61H×21.24Dcmで、質量は1.29kg。メモリとストレージはオプションで拡張可能となっている。

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