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据え置き/吊り下げ設置できる新モニター展示も

LG、16:18の縦長モニター「28MQ780-B」。アームスタンドで画面位置を調整可能

公開日 2022/04/19 16:47 編集部:伴 修二郎
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、画面比率16:18の縦長画面を実現する27.6型モニター「28MQ780-B」を4月下旬より発売する。価格はオープンだが、税込95,000円前後での実売が予想される。

「28MQ780-B」

「28MQ780-B」は、WQHDを縦に2台並べたのと同等の解像度(2,560×2,880)と、画面比率16:18の縦長画面を実現するクリエイター/開発者向けのPCモニター。Webブラウザや情報量の多いテキストファイルなども一度に多数表示でき、スクロールの手間を省いてより効率的な作業が行えるとアピールする。また、PBP(Picture By Picture)にも対応し、2つの映像ソースを縦に同時に表示することも可能だ。

スクロールの手間を省いたより効率的な作業を実現

ディスプレイには、デジタルシネマ規格のDCI-P3を98%カバーして正確な色合いが表示可能な、Nano IPSテクノロジーを採用のIPSパネルを搭載する。コントラスト比は1000:1、応答速度は5ms、輝度は300cd/m2。HDR10にも対応する。

また、同社独自の「Live Color Low Blue Light」を採用し、従来のブルーライト低減モードの弱点であった現実と異なる青色波長の色合いを改善し、正確なカラーを最大限まで維持して表示するとしている。

環境光センサーを内蔵しており、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動調整に対応。これにより、明るい環境下では画面を明るくして見やすく、暗い環境では画面の眩しさによる目への負担を軽減するよう、明るさを抑えて表示する。

アームスタンド式を採用

画面位置を自在に調整可能

機能面では、画面位置を自在に調整可能なアームスタンド式を採用。左335°/右335°のスイーベル、前-25°〜後25°のチルト角、最大130mmの高さ調整やピボット調整に対応し、その時の姿勢や環境に合わせて、フレキシブルな画面位置調整が行える。加えて、ケーブル類はスタンド内に全て格納することが可能だ。

入出力端子として、HDMI×2、DisplayPortに加え、USB Type-Cを装備。またUSBハブとしてUSB3.0のダウンストリーム端子を2ポート搭載し、USB入力機器やストレージデバイスを接続できる。ほか、ヘッドホン出力としてステレオミニ端子、MaxxAudio対応の7W+7Wスピーカーを内蔵する。スタンド含む外形寸法/質量は482W×713〜843H×111Dmm/9.0kg。

また本日開催された発表会の会場では、据え置きと吊り下げの2タイプの設置に対応する2ウェイスタンドを採用した新モニター「27BQ70QC-S」も展示された。発売時期は6月上旬予定で、予想実売価格は税込65,000円前後となる。

「27BQ70QC-S」

従来のデスク上の設置に加え、パーティションに掛けたりとオフィス内でより自由な設置が可能な点を特徴としており、「ニューノーマル時代の働く環境を考えたモニター」とアピールする。

また、着脱式のフルHD対応Webカメラとマイクを搭載。これによってPCがカメラ未搭載であっても、本機で手軽にWeb会議が行えるとしている。また、新たな専用ソフトウェア「LG Switch」にも対応する。

ディスプレイには、WQHD(2,560×1,440)解像度のIPSパネルを採用。sRGBを99%カバーするとともに、HDR10にも対応する。精細かつ鮮明な映像表示を実現し、オフィスワークだけでなくデザイナーやクリエイターの使用にも適した、一貫する画質と広い作業空間を提供するとしている。

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