テレビを観ながら癒されたい!だって女の子だもん
頑張る女性を応援するテレビAQUOS「LC-20NE7」を女性編集部員がレビューする
気がつけば3月も半ば。4月の新生活に向けてテレビの購入を考えている方も多くいることと思う。この春一人暮らしをはじめる新入生、新社会人の女性にぜひともおすすめしたい液晶テレビが、4種類のカラーバリエーションを揃えたシャープの液晶テレビ“AQUOS”「LC-20NE7」だ。
本製品の企画開発を担当したのは、シャープの入社5年目の女性社員4人。人気読者モデルやインテリアコーディネーターをゲストに招き、女性ブロガーイベントを実施するなどのプロモーション手法などからもわかる通り、そのメインターゲットは女子学生やOL。ということで、普段の仕事では重いアンプやテレビを運んだり、マニアックな記事を書いたり、1分1秒に追われたりと女性であることを忘れがちな記者(入社3年目・女)であるが、本記事では20代一般OLの視点で「LC-20NE7」を紹介したいと思う。
当編集部には記者のほかに小澤(入社4年目・女)という心強い先輩記者もいるので、今回は2人で「LC-20NE7」を囲みながらガールズトークを繰り広げた。
■ポップなカラー4色をラインナップ
まずは製品の概要から紹介しよう。サイズは20V型のみで、液晶パネルは1,366×768画素のハイビジョンパネルを搭載している。女性向け・エントリーモデルとはいえ、デジタル高画質LSIの搭載、HDMI端子は2系統、「AQUOSファミリンクII」にも対応するなど、AQUOSブランドだけあってきちんとしたつくり。安心して使用できる。またタイマー機能も充実しており、一人暮らしの人には重宝しそうだ。
カラーはピーチピンク、ライムグリーン、ショコラブラウン、シェルホワイトの4色。好みによるところも大きいが、これまでテレビではあまり見られなかったポップなカラーを採用したのは他製品との差別化に寄与していると感じる。テレビの裏もカラー塗装されていて抜かりない。
デザイン・操作面で注目なのはリモコン。「おもちゃっぽくなくていいよね。しかもリモコンまでテレビと同じ色で揃えているのは珍しい。部屋をトータルコーディネートできていい」と小澤も高評価。仕事柄、高級ラインのテレビを扱う事が多いので、操作していて若干使いづらいと感じるが、慣れてしまえば許容範囲か。
そしてもうひとつ「これは便利」と我々女子を喜ばせたのが背面部についているキャリングハンドル。本体自体がそんなに重くないので、箱から取り出して設置するまでをとても楽に行えた。ハンドルがあることでテレビスタンドの下のホコリもサッと拭き取れるので、細かい部分だけれどありがたい。画面は左右40度まで回転する。上下に動かないのはちょっと惜しい。
■日常的に使える機能がたくさん
「LC-20NE7」に限ったことではないが、AQUOSでは設定メニューからかなり細かい映像調整が行えることに驚く。実際に本機の所有者がこのメニューを利用する機会があるかはわからないが、一応、輝度やコントラスト、色濃度、ガンマ調整まで行えるようになっている。
それ以上に女性が気になるのは日常的に便利な機能だ。急激な音量変化を自動調整する「CMオートボリューム」に、「この前テレビでナウシカを観てた時、CMになった途端に大音量になって困ったんだよね。この機能はすごく大事」と心を奪われた様子の小澤。記者のお気に入りは「無信号オフ」「無操作オフ」といった、一定時間操作が行われないと自動で電源が落ちるという機能。夜帰宅して今日は疲れているからテレビ観ながら寝ちゃうな、なんていう日に設定しておけば省エネにも貢献してくれる。
さらに本機の特長でもあるのが、タイマー機能が充実していること。リモコンの右上にある「おはようタイマー」ボタンを押すと、設定した時間にテレビの電源が入り目覚まし代わりに利用できる。「毎日」「月-金」「毎週○曜日」といった曜日指定ができるほか、いったん電源を切ったあと5分後に再度電源が入る「スヌーズ」モード、徐々に音量が大きくなるとともに画面も徐々に明るくなっていく「サンライズ」モードなどの設定も可能。朝日が当たらない1階の部屋にひとり暮らしをする記者にとって、この「サンライズ」モードは“疑似日の出”体験ができるということで、ぜひ活用したい機能だ。携帯電話のうるさいアラームに飛び起きるようなことはなく、心地よく目覚めることができそうだ。
■隠れ癒しキャラ「くまさん」の存在
これまでいろいろと「LC-20NE7」を紹介してきたが、本機には他モデルと大きく異なる特長がある。ニュースリリースなどには一切載っていないが、至るところに「くまさん」の画像が登場する。このくまさんは本機だけに生息するオリジナルキャラクターらしい。
普段は画面右下の窓からおとなしくこちらをのぞいている。くまさんが一番活躍するのが「おはようタイマー」の設定画面。そこには優しく包み込む笑顔で私たちを見守っているパジャマ姿のくまさんがいる。「今日もおつかれさま」と語りかけられているようだ(実際にはくまさんは一切しゃべらない)。微笑んでいるだけかと思いきや、タイマーを解除しようとしたら寂しそうな表情になったりする。
さらにニュース番組が流れているとメガネをかけた真面目風くまさんになったり、時刻がゾロ目になるとウインクしたりと、なんだか芸が細かい。毎月1日はくまさんの色がピンク色にもなるという。使用していくうちに「あ、ここにもくまさん!」「今日はこんなくまさん!」と日々発見がありそうだ。
「Wordのイルカは邪魔だと思って即非表示にする」「かわいいと素直に思えるか不安」と、自身の荒んだ心を心配していた我々だったが、くまさんの様々な表情をみていくうちになんだか愛着が湧いてきた。またこのくまさんは出過ぎた真似をせず、だからといって全く存在感がないわけでなく、生活の邪魔にならない程度の絶妙な出没率であることも好感が持てる。この「ほどよい距離感」は、実は働く20代独身女性が恋愛に望んでいる本音だったりするんだよな、と密かに確信する記者。
本製品の企画開発を担当したのは、シャープの入社5年目の女性社員4人。人気読者モデルやインテリアコーディネーターをゲストに招き、女性ブロガーイベントを実施するなどのプロモーション手法などからもわかる通り、そのメインターゲットは女子学生やOL。ということで、普段の仕事では重いアンプやテレビを運んだり、マニアックな記事を書いたり、1分1秒に追われたりと女性であることを忘れがちな記者(入社3年目・女)であるが、本記事では20代一般OLの視点で「LC-20NE7」を紹介したいと思う。
当編集部には記者のほかに小澤(入社4年目・女)という心強い先輩記者もいるので、今回は2人で「LC-20NE7」を囲みながらガールズトークを繰り広げた。
■ポップなカラー4色をラインナップ
まずは製品の概要から紹介しよう。サイズは20V型のみで、液晶パネルは1,366×768画素のハイビジョンパネルを搭載している。女性向け・エントリーモデルとはいえ、デジタル高画質LSIの搭載、HDMI端子は2系統、「AQUOSファミリンクII」にも対応するなど、AQUOSブランドだけあってきちんとしたつくり。安心して使用できる。またタイマー機能も充実しており、一人暮らしの人には重宝しそうだ。
カラーはピーチピンク、ライムグリーン、ショコラブラウン、シェルホワイトの4色。好みによるところも大きいが、これまでテレビではあまり見られなかったポップなカラーを採用したのは他製品との差別化に寄与していると感じる。テレビの裏もカラー塗装されていて抜かりない。
デザイン・操作面で注目なのはリモコン。「おもちゃっぽくなくていいよね。しかもリモコンまでテレビと同じ色で揃えているのは珍しい。部屋をトータルコーディネートできていい」と小澤も高評価。仕事柄、高級ラインのテレビを扱う事が多いので、操作していて若干使いづらいと感じるが、慣れてしまえば許容範囲か。
そしてもうひとつ「これは便利」と我々女子を喜ばせたのが背面部についているキャリングハンドル。本体自体がそんなに重くないので、箱から取り出して設置するまでをとても楽に行えた。ハンドルがあることでテレビスタンドの下のホコリもサッと拭き取れるので、細かい部分だけれどありがたい。画面は左右40度まで回転する。上下に動かないのはちょっと惜しい。
■日常的に使える機能がたくさん
「LC-20NE7」に限ったことではないが、AQUOSでは設定メニューからかなり細かい映像調整が行えることに驚く。実際に本機の所有者がこのメニューを利用する機会があるかはわからないが、一応、輝度やコントラスト、色濃度、ガンマ調整まで行えるようになっている。
それ以上に女性が気になるのは日常的に便利な機能だ。急激な音量変化を自動調整する「CMオートボリューム」に、「この前テレビでナウシカを観てた時、CMになった途端に大音量になって困ったんだよね。この機能はすごく大事」と心を奪われた様子の小澤。記者のお気に入りは「無信号オフ」「無操作オフ」といった、一定時間操作が行われないと自動で電源が落ちるという機能。夜帰宅して今日は疲れているからテレビ観ながら寝ちゃうな、なんていう日に設定しておけば省エネにも貢献してくれる。
さらに本機の特長でもあるのが、タイマー機能が充実していること。リモコンの右上にある「おはようタイマー」ボタンを押すと、設定した時間にテレビの電源が入り目覚まし代わりに利用できる。「毎日」「月-金」「毎週○曜日」といった曜日指定ができるほか、いったん電源を切ったあと5分後に再度電源が入る「スヌーズ」モード、徐々に音量が大きくなるとともに画面も徐々に明るくなっていく「サンライズ」モードなどの設定も可能。朝日が当たらない1階の部屋にひとり暮らしをする記者にとって、この「サンライズ」モードは“疑似日の出”体験ができるということで、ぜひ活用したい機能だ。携帯電話のうるさいアラームに飛び起きるようなことはなく、心地よく目覚めることができそうだ。
■隠れ癒しキャラ「くまさん」の存在
これまでいろいろと「LC-20NE7」を紹介してきたが、本機には他モデルと大きく異なる特長がある。ニュースリリースなどには一切載っていないが、至るところに「くまさん」の画像が登場する。このくまさんは本機だけに生息するオリジナルキャラクターらしい。
普段は画面右下の窓からおとなしくこちらをのぞいている。くまさんが一番活躍するのが「おはようタイマー」の設定画面。そこには優しく包み込む笑顔で私たちを見守っているパジャマ姿のくまさんがいる。「今日もおつかれさま」と語りかけられているようだ(実際にはくまさんは一切しゃべらない)。微笑んでいるだけかと思いきや、タイマーを解除しようとしたら寂しそうな表情になったりする。
さらにニュース番組が流れているとメガネをかけた真面目風くまさんになったり、時刻がゾロ目になるとウインクしたりと、なんだか芸が細かい。毎月1日はくまさんの色がピンク色にもなるという。使用していくうちに「あ、ここにもくまさん!」「今日はこんなくまさん!」と日々発見がありそうだ。
「Wordのイルカは邪魔だと思って即非表示にする」「かわいいと素直に思えるか不安」と、自身の荒んだ心を心配していた我々だったが、くまさんの様々な表情をみていくうちになんだか愛着が湧いてきた。またこのくまさんは出過ぎた真似をせず、だからといって全く存在感がないわけでなく、生活の邪魔にならない程度の絶妙な出没率であることも好感が持てる。この「ほどよい距離感」は、実は働く20代独身女性が恋愛に望んでいる本音だったりするんだよな、と密かに確信する記者。
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