使い勝手などをチェック
ソニー、定額聴き放題音楽配信「Music Unlimited」説明会を開催 − 記者のファーストインプレッションも
■楽曲は「1日1,000曲単位で増えている」
さて、何よりも気になる楽曲の品揃えについては、EMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどの主要音楽会社を始め、多数のインディペンデントレーベルなどが楽曲を提供。およそ1,000万曲をラインナップし「1日1,000曲単位で楽曲を増やしていっている」という。
現在は洋楽が中心で、邦楽は「サービスインの時点で数万曲程度」だとのことだが、「早い段階でどんどん増えていく」との言葉を聞くこともできた。
楽曲の聴取に際しては、ジャンルや年代などでカテゴリー分けされた合計57の音楽チャンネルを用意。アーティスト名や楽曲名で検索して目的のものだけを聴くなどといったこともできる。
チャンネルでは、「ジャズ」や「ロック」などといったジャンルのほか、全世界での再生回数を元にした「グローバルTOP100」、日本国内での再生回数による「ローカルTOP100」、ジャンルごとのランキングも用意。また、話題の曲などを同社のサービス運営スタッフがオススメする「HOTソング」といったメニューも用意している。
なお、現在のところ「邦楽」チャンネルなどは存在しておらず、邦楽に何があるのかを探すにはアーティスト名などでピンポイントに検索するしかない。将来的に楽曲数が増えてくれば邦楽チャンネルを用意することもあるそうで「例えば『アニソンだけのチャンネル』などいったことも考えられるかもしれない」とのことだった。
ちなみに記者が実際に少し検索してみたところ、邦楽アーティストでは、小野リサ、大黒摩季、鈴木慶江、AI、Mihimaru GT、9mm Parabellum Bulletなどの名前を確認できた。また、「Fujifabric(フジファブリック)」「Miyavi(雅)」など海外盤をリリースしている国内ミュージシャンの楽曲も存在しているようだ。
また、洋楽では例えば「Aerosmith」でも「エアロスミス」でも検索にヒット。ただしこれは同じデータにカタカナ表記も追加しているのではなく、海外盤や国内盤といったように別々のデータとして存在しているとのことだった。そのためアーティストによっては英語表記とカタカナ表記で検索結果が異なったりといったことも起こり得る。
なお、検索はパソコン版であればインクリメンタル入力に対応。キーワードを入力している途中でサービス内に存在するデータから候補を表示してくれる。