「超」大画面で真価を発揮するスマートUI
テレビをスマート化する独自機能の完成度は? − AQUOS Gシリーズ「ビジュアル モーションガイド」に迫る
■放送とスマート機能を融合させた「ビジュアル モーションガイド」
AQUOS Gシリーズが目指した”Smart”の方向性は、「ビジュアル モーションガイド」という、新たに採用されたユーザーインターフェースに集約されている。
ビジュアル モーションガイドはリモコンの「ホーム」を押すと表示される。このことからもわかるように、同機能はAQUOS Gシリーズの主要機能へ効率的にアクセスできる入り口となっている。しかも従来のテレビとは一線を画すほど丁寧に作り込まれ、実用性の高いものに仕上げられている。
「ビジュアル モーションガイド」の画面構成は、画面左上から順に時計と天気、テレビ視聴画面、ネットサービスの紹介が上段を占める。中段には「おすすめ選局ナビ」として、AQUOSが独自にリコメンドした番組など、様々な独自機能をカード状に配置。たとえばネットに接続していないと、ネット必須の機能は表示されないなど、細かな配慮も行き届いている。さらに下段には、ネットワーク機能「AQUOS City」各機能へのダイレクトアクセスボタンを用意している。
このようにビジュアル モーションガイドは、従来のテレビ視聴画面とネット連携機能などの「スマート機能」を一画面に集約しているのが特徴だ。
■裏番組の情報も「ビジュアル」でわかりやすく表示
見た目にもインパクトが大きく、便利さを強く実感できたのが「裏番組」ボタンでアクセスできる選局画面だ。現在放送中のチャンネルの裏番組情報を確認できる機能は従来から存在していたが、AQUOS Gシリーズでは、番組情報と同時に地上/BS放送全チャンネルの番組サムネイル画像が表示され、内容を一目で確認できるようになっている。
仕組みは番組視聴中空いているチューナーで裏番組を巡回し、1チャンネル5秒程度の時間をかけてサムネイル画像を常時生成するというもの。静止画が同時表示されることで、たとえばスポーツなら競技が把握でき、ワイドショーではどういったトピックが放送されているかを知ることができたりと、放送内容をサムネイルでチェックできるメリットは絶大だ。放送を視聴しながら裏番組をザッピングするという、日常ひんぱんに行う、あの煩雑な操作が、AQUOS Gシリーズならリモコンの「裏番組」ボタン一発で解決するのだから、万人にオススメできる。