「超」大画面で真価を発揮するスマートUI
テレビをスマート化する独自機能の完成度は? − AQUOS Gシリーズ「ビジュアル モーションガイド」に迫る
■新しい番組との出会いをもたらす独自機能を満載
新しい番組との出会いも、AQUOS Gシリーズの「気づきのエンターテイメント」というコンセプトにふさわしい、簡単かつスマートなものだ。ビジュアル モーションガイドの中段には「おすすめ選局ナビ」として最大20程度のアイコンが並んでおり、ランキングやリコメンドなど、様々な括りで番組をユーザーに紹介してくれる。
まず、現在視聴している番組に連動して「おすすめ録画番組」としてUSB-HDDに録画済みの番組が表示され、過去の放送回にジャンプできるのが特長だ。同じように「次週の番組」からは、すぐに録画予約が行える。この予約操作は確認画面もなく、文字通りアイコンを選んでボタン一つで予約が完了するので、スピーディーに操作でき、とても快適だ。
インターネットに接続してる環境では、関東/関西の「視聴率ランキング」を閲覧することもできる。これは、AQUOSの対応機種ユーザーによる時間帯別の人気番組を解析し、表示する機能。ランキングは一定時間ごとに、リアルタイムに更新される。パーセンテージなどは表示されないが、人気のある番組を視聴者自身がリアルタイムで確認できるというのは、自分だけでは気づかなかった番組の存在を気づかせる仕組みとして、なかなか面白い。
また、テレビの視聴履歴を解析し、これから放送される番組の中からおすすめのものを自動的に表示する「おすすめ未来番組」も装備。この未来番組の画面からもボタン一つで録画予約が行える。
「おすすめ未来番組」のユニークな特徴として、番組をピックアップするアルゴリズムに、番組の視聴時間帯も考慮していることが挙げられる。前日、一週間前の同じ時間帯の視聴情報なども加味して、番組をリコメンドしてくれるのだ。
たとえば昼間はお母さんが情報番組、夜にお父さんがスポーツ観戦をしている家庭でも、視聴している時間帯に合わせてお母さんには情報番組、お父さんにはスポーツファンに適した番組が選ばれ、ここでも自分の好みの合った番組への「気づき」を与えてくれる。
ほかにも「登録キーワード」をあらかじめ設定しておけば、「現在放送中の番組」「放送予定番組」「おまかせ録画」による結果結果を自動でピックアップする機能も装備。ビジュアル モーションガイドでは、条件にヒットした番組の検索結果をチェックし忘れないよう、常に目に付くように工夫しているのだ。