【特別企画】イヤホンチップで、イヤホンリスニングを変える!
フォームチップの代表的ブランド“コンプライ”のこだわりに迫る − 製品一斉レビュー!
前章「イヤホンチップ、意識してますか?」では、イヤホンチップのフィッティングの重要性とイヤホンチップの種類を確認した。さて、数あるイヤホンチップの中でここで改めて注目したいのが、フォーム素材のイヤホンチップだ。耐久性という弱点こそあるが、遮音性と装着感の面で大きな優位がある。同時にそれらに優れるということは、音質面にも好影響を期待できるのだ。
本記事では、そのフォームチップの代表的ブランドであるコンプライをフィーチャーしたい。コンプライは、サードパーティとして高品質のフォーム素材イヤホンチップを提供するブランドだ。その品質と性能は広く認められており、数々のハイエンドイヤホンに標準付属しているほか、アメリカ軍のヘリコプター乗員のイヤホンチップとして採用されていたりもする。
このコンプライは、様々なブランドのイヤホンに適合するサイズのイヤホンチップをラインナップする。イヤホンチップを装着するイヤホンのノズルサイズに合わせて、「500」「400」「200」「100」の4種類を揃えている。あなたの使っているイヤホンにもコンプライのイヤホンチップを装着できるのだ。いままでよりも一段上の遮音性と装着感、そして音質を狙える。
ではコンプライ製品の特長を具体的に紹介していこう。
コンプライ製品のこだわりに迫る!
まず、材質は低反発ポリウレタンを採用している。遮音性・装着感・原音伝達性(つまり音質)に優れた素材だ。
その柔らかさは一般的なシリコンの比ではない。加えて、体温によってさらに柔らかくなる独自のヒートアクティブ加工も施している。これによって、どんな耳の内側にもぴったりフィットして装着の安定感は抜群だ。ちょっと小走りになったりしたくらいでは全くずれない。
素材の柔らかさと耳に広い面積で接触することから、耳への当たりが優しいことも特長だ。長時間の利用でも耳に負担を与えない。補聴器にも使用されている素材なので、肌に対しての安全性も確保されている。
何よりも、低反発ポリウレタンの効果は、装着感や安定性だけではない。素材自体の遮音性に加えて、耳の穴に隙間なくフィットすることでその遮音性はさらに高まる。周囲の騒音をよりしっかりと遮断することで、再生音量は小さめにすることができ、耳の健康にも良い。また逆に音漏れも少ないので、電車内等で周りの人に迷惑をかけることもなくなる。さらに素材が振動を吸収するためか、ケーブルを伝わって聞こえてくるタッチノイズがいくぶん小さくなることもうれしい。
なおコンプライ製品が本来の性能を発揮できる寿命は、一般的に毎日の通勤通学で往復2時間ほど使ったとして3ヶ月程度とされている。それくらい使い込むと表面が崩れてきて反発力も弱まる。そうなったら要交換だ。2,000円程度の1パッケージ(3ペア入)で半年以上使えるので、コストパフォーマンスは上々か。
…というように、コンプライのイヤホンチップはフォーム素材イヤホンチップの最高峰と言えるアイテムだ。「いま使っているイヤホンを基本的には気に入っているのだけれど、もうあと一押しの装着感や遮音性、そして音質がほしい」…そう感じているユーザーは試して損はない。
コンプライ製品一斉使用レビュー!
さてここからは、コンプライの現行イヤホンチップ製品の使用レビューを一挙にお届けする。ぜひ読者の皆さんがコンプライ製品を選ぶ際の参考にしてみてほしい。遮音性とフィット性で聴こえ方はこんなに変わるのだ。
本記事では、そのフォームチップの代表的ブランドであるコンプライをフィーチャーしたい。コンプライは、サードパーティとして高品質のフォーム素材イヤホンチップを提供するブランドだ。その品質と性能は広く認められており、数々のハイエンドイヤホンに標準付属しているほか、アメリカ軍のヘリコプター乗員のイヤホンチップとして採用されていたりもする。
このコンプライは、様々なブランドのイヤホンに適合するサイズのイヤホンチップをラインナップする。イヤホンチップを装着するイヤホンのノズルサイズに合わせて、「500」「400」「200」「100」の4種類を揃えている。あなたの使っているイヤホンにもコンプライのイヤホンチップを装着できるのだ。いままでよりも一段上の遮音性と装着感、そして音質を狙える。
ではコンプライ製品の特長を具体的に紹介していこう。
コンプライ製品のこだわりに迫る!
まず、材質は低反発ポリウレタンを採用している。遮音性・装着感・原音伝達性(つまり音質)に優れた素材だ。
その柔らかさは一般的なシリコンの比ではない。加えて、体温によってさらに柔らかくなる独自のヒートアクティブ加工も施している。これによって、どんな耳の内側にもぴったりフィットして装着の安定感は抜群だ。ちょっと小走りになったりしたくらいでは全くずれない。
素材の柔らかさと耳に広い面積で接触することから、耳への当たりが優しいことも特長だ。長時間の利用でも耳に負担を与えない。補聴器にも使用されている素材なので、肌に対しての安全性も確保されている。
何よりも、低反発ポリウレタンの効果は、装着感や安定性だけではない。素材自体の遮音性に加えて、耳の穴に隙間なくフィットすることでその遮音性はさらに高まる。周囲の騒音をよりしっかりと遮断することで、再生音量は小さめにすることができ、耳の健康にも良い。また逆に音漏れも少ないので、電車内等で周りの人に迷惑をかけることもなくなる。さらに素材が振動を吸収するためか、ケーブルを伝わって聞こえてくるタッチノイズがいくぶん小さくなることもうれしい。
なおコンプライ製品が本来の性能を発揮できる寿命は、一般的に毎日の通勤通学で往復2時間ほど使ったとして3ヶ月程度とされている。それくらい使い込むと表面が崩れてきて反発力も弱まる。そうなったら要交換だ。2,000円程度の1パッケージ(3ペア入)で半年以上使えるので、コストパフォーマンスは上々か。
…というように、コンプライのイヤホンチップはフォーム素材イヤホンチップの最高峰と言えるアイテムだ。「いま使っているイヤホンを基本的には気に入っているのだけれど、もうあと一押しの装着感や遮音性、そして音質がほしい」…そう感じているユーザーは試して損はない。
コンプライ製品一斉使用レビュー!
さてここからは、コンプライの現行イヤホンチップ製品の使用レビューを一挙にお届けする。ぜひ読者の皆さんがコンプライ製品を選ぶ際の参考にしてみてほしい。遮音性とフィット性で聴こえ方はこんなに変わるのだ。