スマホ連携を強化し撮影機能を高めたムービーカメラ・JVC“Everio”GZ-EX370/350
スマートフォン(スマホ)との連携をより身近に楽しめるのがGZ-EX370とGZ-EX350だ。両者が搭載する機能は基本的に同じで、違いは搭載されるメモリー容量と用意されるボディカラーぐらい。EX370は内蔵メモリーが32GBあるのに対し、EX350は16GBとなる。また、ボディカラーは、クリアブラックは両者ともに用意するが、ピンクゴールドはEX370のみ、シルキーホワイトはEX350のみのラインナップとなる。
この両者が持つ最大の魅力、それはやはり「スマホとの連携」に他ならない。その機能は多彩で、最初は設定などに多少の手間がかかるけれど、一度設定を終え、操作の流れさえ憶えてしまえばこの上ない便利さを感じるはずだ。
なかでももっともよく使いそうなのが「ダイレクトモニター」だろう。これはビデオカメラとスマホを直接Wi-Fiで接続し、カメラ側で捉えた映像をスマホ側で確認できるというものだ。アクセスポイントを使わないため、設定は極めて簡単。カメラのメニューで『Wi-Fi』→『ダイレクトモニター』→『開始』でSSIDとパスワードを表示させた後、スマホで対象SSIDを選んで指定されたパスワードを入力すればOKだ。
これで専用アプリ「Everio Sync.2」を起動させると、スマホやパソコン側から録画のSTOP/RECの操作の他、ズーミングやパンニング(別売のパンクレードルが必要)が可能になる。さらに決定的なシーンやベストシーンをマーキングしておいたり、スポーツの試合を撮影中に得点入力ができる機能にも対応。その他、自宅にセットしたビデオカメラが何らかの動きを検出するとその様子を静止画で知らせる「お知らせメール」や、動画自体を無線LAN経由でメール送信できる「ビデオメール」といった機能が利用できる。
操作感は何と言ってもラグが極めて少ないことがメリット。ライバル各社が数秒は遅れるのに対し、本機の場合はそれが少ないためにスムーズに遠隔操作ができるのだ。
撮影機能面では高倍率ズーム機能を強化し、業界最高となる光学40倍ズームを実現。レンズの光学特性も向上したようで、望遠撮影時の抜けもかなり良くなった。しかもダイナミックズーム機能によって最大60倍にまでズームアップできる。その迫力は相当なもので、運動会などで我が子をドアップで撮影するのにピッタリだ。ただ、手ブレ補正があるとは言え、息を凝らすように撮影しないとブレは目立ってしまう。望遠撮影時、とくにブレ補正効果が小さくなるダイナミックズーム時は、三脚との併用をお勧めする。
画質は手ブレ補正をオンにすると有効画素数がフルHDに満たなくなり、その場合は解像度も甘くなりがち。しかし本機はセンサーが裏面照射型CMOSなのもあり、暗いシーンなどを撮影しても思ったより破綻は少なかった。音声面でも「K2テクノロジー」を駆使した専用チューニングによって高音質で記録できるのも魅力となるだろう。
この両者が持つ最大の魅力、それはやはり「スマホとの連携」に他ならない。その機能は多彩で、最初は設定などに多少の手間がかかるけれど、一度設定を終え、操作の流れさえ憶えてしまえばこの上ない便利さを感じるはずだ。
なかでももっともよく使いそうなのが「ダイレクトモニター」だろう。これはビデオカメラとスマホを直接Wi-Fiで接続し、カメラ側で捉えた映像をスマホ側で確認できるというものだ。アクセスポイントを使わないため、設定は極めて簡単。カメラのメニューで『Wi-Fi』→『ダイレクトモニター』→『開始』でSSIDとパスワードを表示させた後、スマホで対象SSIDを選んで指定されたパスワードを入力すればOKだ。
これで専用アプリ「Everio Sync.2」を起動させると、スマホやパソコン側から録画のSTOP/RECの操作の他、ズーミングやパンニング(別売のパンクレードルが必要)が可能になる。さらに決定的なシーンやベストシーンをマーキングしておいたり、スポーツの試合を撮影中に得点入力ができる機能にも対応。その他、自宅にセットしたビデオカメラが何らかの動きを検出するとその様子を静止画で知らせる「お知らせメール」や、動画自体を無線LAN経由でメール送信できる「ビデオメール」といった機能が利用できる。
操作感は何と言ってもラグが極めて少ないことがメリット。ライバル各社が数秒は遅れるのに対し、本機の場合はそれが少ないためにスムーズに遠隔操作ができるのだ。
撮影機能面では高倍率ズーム機能を強化し、業界最高となる光学40倍ズームを実現。レンズの光学特性も向上したようで、望遠撮影時の抜けもかなり良くなった。しかもダイナミックズーム機能によって最大60倍にまでズームアップできる。その迫力は相当なもので、運動会などで我が子をドアップで撮影するのにピッタリだ。ただ、手ブレ補正があるとは言え、息を凝らすように撮影しないとブレは目立ってしまう。望遠撮影時、とくにブレ補正効果が小さくなるダイナミックズーム時は、三脚との併用をお勧めする。
画質は手ブレ補正をオンにすると有効画素数がフルHDに満たなくなり、その場合は解像度も甘くなりがち。しかし本機はセンサーが裏面照射型CMOSなのもあり、暗いシーンなどを撮影しても思ったより破綻は少なかった。音声面でも「K2テクノロジー」を駆使した専用チューニングによって高音質で記録できるのも魅力となるだろう。