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【特別企画】ネットワークオーディオに最適なNASを検証

QNAPのNAS「HS-210」レビュー − DSDにも対応、ネットオーディオ定番ブランド最新モデル

公開日 2014/03/25 10:30 山之内 正
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■ハードディスクの取り付けも簡単!

ここからはHS-210のセットアップを実際に進めてみることにしよう。同一ドライブを2台組み込んでRAID1(ミラーリング)を利用することにしたので実質的に使用できる容量は3TBになるが、2台のドライブに同一のデータを書き込むことから、信頼性は大きく向上する。

使用するHDDは推奨モデルのWD Redを選び、3TBのドライブを2基用意した。セットアップはHS-210のフロント側からディスクトレイを引き出し、プラスドライバーでドライブをネジ止めする作業から始める。とはいってもハードウェアの準備はそのトレイをスロットに挿入して電源とLANを接続するだけで良く、アッという間に完了だ。詳細な流れは下に説明する。



<セットアップ1>HS-210本体にHDDを取り付ける


(1)今回はHS-210用として互換性検証済みのWestern Digital社製NAS用HDD「WD Red」を組み合わせた。容量は3TBを2台、RAIDで使用した。右の写真はハードディスクの裏面


(2)HS-210本体からHDDケースを取り出す。前面パネルはマグネットで装着されているので、工具なしで取り外せる。ケースも引き出すだけだ。右の写真は取り出したHDDケース


(3)HDDのラベルの付いた面を下にしてケースを被せ、ハードディスクをネジ止めしていく。ネジは3.5インチ用と2.5インチ用が付属しているので、間違えないように


(4)2つのHDDをそれぞれケースに装着したところ。装着が完了していまえば、もうあとは工具を使うこともない。

(5)HDDをケースごとスロットに挿入する。手応えがあるまで押し込むだけで、装着は完了。フロントパネルを再度装着する


(6)電源アダプターとLANケーブルを装着し、同一LANに設定でつかうパソコンを繋いだら、NASを起動しよう。スイッチは本体背面、向かって右端にある

(7)ここまできたら、次はソフトウェアのインストールと設定だ



ここまで完了したら、電源を入れてHDDのフォーマットを含むソフトウェアのインストール作業に進む。ちなみに電源はやや大きめのACアダプターを使用する。

次ページソフトのインストール&設定も簡単に完了

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