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Windows/Macの設定方法の詳細をレクチャー

デノンのUSB-DAC「DA-300USB」でハイレゾ音源を再生をする手順を紹介!

公開日 2014/05/01 10:15 編集部:小澤貴信
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デノンのUSB-DAC「DA-300USB」(関連ニュース)は手頃な価格ながら本格的なサウンドを楽しめるUSB-DACとして、2月の登場以来、すでに定番モデルとなりつつある。今回はこのDA-300USBを使ってハイレゾ再生を行う際の手順を解説していきたい。

今回はデノンのUSB-DAC「DA-300USB」でハイレゾ再生を行うための手順を紹介していく

そろそろハイレゾ再生を始めてみよう、などという方々がこの春には多いのではないだろうか。話題を呼んだ宇多田ヒカルの『First Love』をはじめ、aikoにChara、コーネリアスにスカパラまで、邦楽も充実してきたハイレゾ配信。もう「音は良いけど、聴きたいタイトルが少ないよね」という状況ではなくなった。ハイレゾについて改めておさらいしたいと言う方はぜひ、こちら(今日から始める“ハイレゾ”入門)も読んでもらいたい。PCMとDSDの違いなどもこちらのページで解説している。

e-onkyoやototoyに加え、ソニーが手がけるmoraもハイレゾ配信を開始。各サイトで配信されるJ-POP系のタイトルも増え、まさに今こそハイレゾ始め時という様相だ

さて、ハイレゾ再生をこれから始める方にぜひお薦めしたいUSB-DACのひとつが、デノンの「DA-300USB」だ。今年2月の登場以来、デノン初の単体USB-DACである本機は大きな評価を得てきた。本機の最大の魅力は、もちろんその音質である。DA-300USBがハイレゾ音源の魅力を存分に発揮してくれる点については、高橋敦氏が詳細にレポートしているので、そちらをぜひご一読いただければと思う(高橋敦氏のDA-300USBレビューはこちら)。

DENON「DA-300USB」57,500円(税抜)

その音の良さに加えて、ハイレゾ再生入門用としてDA-300USBをお薦めする理由は以下の3つだ。

1)現時点で配信されているハイレゾ音源の最高スペックに対応 
2)コンパクトかつ縦・横置き両対応で、デスクトップ用途にも最適
3)ライン出力に加えて、ヘッドホンアンプの音も良い

1)については、本機は約6万円の価格ながら192kHz/24bitのPCM、および5.6/2.8MHz DSDに対応する。これは現時点でのハイレゾ配信を全てカバーできるスペックだ。

2)だが、本機は単体USB-DACとして本格的なオーディオシステムに導入できることに加え、コンパクトかつ縦置きも可能でデスクトップシステムとの相性も良い。ヘッドホンアンプも搭載しており、本機とパソコン、ヘッドホンそしてヘッドホンがあればミニマムかつコンパクトなハイレゾ再生システムが構築できる。

そして3)。DA-300USBはライン出力はもちろん、ヘッドホンの音質にもこだわっている。この点については先日の岩井喬氏のレポートに詳しい(岩井喬氏のDA-300USB×人気ヘッドホン6機種レビューはこちら)。現時点でヘッドホンのリスニングがメインのユーザーにも、ぜひお薦めしたいのである。

それでは、そんなDA-300USBを使ってハイレゾ再生を行う方法を紹介していきたいと思う。少し長くはなってしまうが、初めてUSB-DACを触るという方のためにも、あえて今回は必要な設定の手順をひとつひとつ紹介していきたいと思う。なお、今回は下記のようにWindowsとMacでそれぞれの設定方法を紹介したい。

・WindowsでハイレゾPCMを再生する方法はこちら
・WindowsでDSDを再生する方法はこちら
・MacでハイレゾPCM&DSDを再生する方法はこちら

では、次のページではWindows PCとDA-300USBを組み合わせてのハイレゾ再生にチャレンジしてみよう。

次ページDA-300USB+Windowsでハイレゾ再生

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