【特別企画】実録!エプソン“MOVERIO”のある新しい生活
専用Twonky Beamアプリ登場で大幅進化!エプソンのスマートグラス“MOVERIO”はこう楽しむ
■<新機能3>BDレコーダーに録画した番組を、DLNA経由でMOVERIOにコピーして持ち出す
3つ目は、MOVERIO本体へのネットワーク経由での録画番組コピー機能。BDレコーダーに録画した番組をMOVERIOで持ち出せるようになりました。これまでは、例えば「対応するスマホを使って持ち出した番組を、Miracast経由でMOVERIOへミラーリング表示する」といったことは可能でしたが、今はそれをMOVERIO単体で実現できるようになったんです。
こちらも手順は簡単で、アプリのトップ画面から「外部機器コンテンツを持ち出し」を選択しましょう。すると、これまでと同じように同一ネットワーク上にあるサーバー機器が表示されますので、そこからどんどんコンテンツフォルダを選択していきましょう。録画番組の一覧が表示されたら、持ち出ししたい番組タイトルを選択して、下部の「持ち出し」を押せばMOVERIOへのコンテンツコピーが開始されます。
ちなみに、コンテンツのコピー先としては、MOVERIO内に挿入したmicroSDカードまたはMOVERIO内蔵メモリー(8GB)のどちらかを選ぶことができます。ちなみにmicroSDが最大2GBまで、microSDHCが最大32GBまでの対応になります。デフォルトでは内蔵メモリーが保存先になっているので、microSDカードを挿入して保存先を変えておけば、より大容量コンテンツをコピーできるようになります。
持ち出したコンテンツを再生するときは、アプリのトップ画面から「MOVERIO内のコンテンツを再生」を選択しましょう。そこから、「ビデオ」フォルダを選んでアクセスしていくと、先ほどコピーしたコンテンツのタイトルが一覧になって表示されます。ここで視聴したいタイトルを選んで「再生」を押せばすぐに視聴できます。こちらも、ただの「再生」を押すと該当コンテンツの視聴が終わったら番組一覧に戻りますが、「ここから再生」を押すと番組一覧表にあるコンテンツを立て続けに視聴できます。
■オススメの使い方
使ってみた感想としては、アプリを使った簡単な手順で、手軽に持ち出し操作ができることに感動です。コンテンツのコピーにかかる時間は、録画時間やネットワークの環境によって変わってくるので、時間に余裕をもって作業するのが良いと思います。持ち出した番組の視聴も、本体内に入っている動画ファイルを再生しているので、当たり前ですがスマホとMiracast接続するよりも安定して楽しめます。
オススメの使い方としては、出張や旅行など、長距離移動のときに新幹線や飛行機の中で持ち出した番組を視聴する、これが一番ではないかと思います。MOVERIOは、シースルー表示で視界を塞がないので、そういった公共交通機関内で使用しても危なくないです。長距離移動の前には、車中や機内で読むための本を選んでスーツケースに入れる方が多いと思いますが、そんな気分で自宅のBDレコーダーから番組を選んでMOVERIOにコピーしておけば、移動時間をより一層楽しめると思います。
■「Twonky Beam for MOVERIO」との連携に対応するBDレコーダー
ちなみに、アプリ「Twonky Beam for MOVERIO」との連携に対応するBDレコーダー機種は、こちらの公式サイトで紹介されています。
一応エプソン側に確認したところ、「各社ばらつきはありますが、だいたい2012年以降の製品から使えます。上記URLの一覧に載っていなくても、2012年以降の製品であれば使えることもあります」とのこと。ちなみにちょっと古い2011年発売のソニー「BDZ-AX2700T」でも試してみたところ、録画番組のストリーミング再生と放送中番組のリアルタイム視聴はできて、コンテンツ持ち出しだけできませんでした。
なお、エプソンではMOVERIOのレンタルサービスも実施しています(詳細はこちら)。
ご興味のある方はまずレンタルして、新しいMOVERIOライフを試してみてはいかがでしょうか?
(Phile-web編集部:杉浦 みな子)