アイ・オー・データ「RockDisk for Audio」で検証
お手頃オーディオ専用NASでネットオーディオ! AVアンプやコンポでかんたんスタート
ミニコンポ
・ONKYO「CR-N765」
オーディオ機器の中でも身近な部類に入るミニコンポも、近年ではネットワーク再生への対応が著しい。オンキヨーのネットワークCDレシーバー「CR-N765」は、USB-A端子によるメモリー経由と、LAN経由でのネットワーク再生の両方でハイレゾ再生に対応。5.6MHz DSDのネイティブ再生にまで対応している。
本体ディスプレイとリモコンからもネットワーク再生の操作はできるが、やはり便利なのはアプリからの再生だ。同社製アプリの最新版「ONKYO Remote 3」を使えば、NAS内の楽曲の閲覧から選曲・再生まで行える。
ネットワーク対応CDプレーヤー
・YAMAHA「CD-N301」
最近のCDプレーヤーにはネットワークオーディオ機能を備えたものも登場している。ヤマハの「CD-N301」はその代表格で、実売50,000円の人気モデル。ネットワーク再生は最大192kHz/24bitのFLAC/WAVに対応している。同社のHi-Fi専用アプリ「NP CONTROLLER」からネットワーク再生を操作できる。
アプリの使い勝手は前述の「AV CONTROLLER」のネットワーク再生部分とほぼ同様で、ジャケット画像も表示できる。前述のミニコンポと同様、CD再生とネットワーク再生の両方を一台で楽しめる便利さが魅力だ。
ポータブルプレーヤー
・Astell&Kern「AK320」
ネットワークオーディオはヘッドホンやイヤホンのリスニングでも有効で、ポータブルプレーヤーに収まりきらない音楽ファイルを聴くのに活躍する。ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーにおいてもネットワーク再生が可能なモデルが登場してきた。Astell&KernのAKシリーズはその急先鋒で、完成度も高い。
今回は最新モデル「AK320」でネットワーク再生を試した。設定画面からWi-FiとAK CONNECTをオンにしてホーム画面に戻ると、画面にAK CONNECTの文字が表示される。ここをタップしたら、まず再生先として本機を指定し、その後にネットワーク上のNASを選ぶ(本機をサーバーにもできる)。AK320+イヤホンでNAS内の膨大な楽曲を聴きまくれるのは、想像以上に楽しい。
AK CONNECTにおいても内蔵メモリー/SDカードと変わらずに楽曲を選曲できる。プレイリスト再生にも対応。なお本機能が使用できるのは、AK240/AK120II/AK100II/AK380/AK320だ。AK CONNECTは、ポータブルオーディオがメインでAKシリーズを愛用しているユーザーにもぜひ使ってみてほしい機能だ。
スマートフォン
・SONY「Xperia Z5」
ハイレゾ対応のスマートフォンが増えているが、その中にはネットワーク再生が可能なモデルもある。ソニーの「Xperia」もそのひとつ。今回取り上げた「Xperia Z5」はハイレゾを含む音楽ファイルのネットワーク再生に対応する。
再生方法はいたって簡単。プリインストールされている「ミュージック」アプリのメニュー画面から「ホームネットワーク」を選択すると、ネットワーク上のサーバーの一覧が表示されるので、今回はRockDisk for Audioを選択。あとはナビゲーションツリーに従って選曲を行えば再生できる。プレイリスト再生にも対応。加えてNAS内の音源をXperia Z5にダウンロードすることも可能となっている。
スマートフォンがネットワークプレーヤーに早変わり。しかもプレイリスト再生もできて使い勝手の良さもしっかり味わえる。対応するスマートフォンをお持ちの方はぜひ試してみてほしい。
「iPhone」+ハイレゾ再生アプリ
・radius「NE player」
iPhoneもネットワーク再生に対応したアプリをインストールすれば、ネットワーク再生が可能になる。ラディウス「NePLAYER」はiOS版とAndroid版の両方を用意するが、iOS版のみネットワーク再生に対応している。1,800円とアプリとしては高価だが、手軽にiPhoneでネットワーク再生ができるので「とりあえず試したい」方にも薦めたい。
Wi-Fiにつないだ状態でNe Playerを立ち上げると、画面上段の右端にWi-Fi印のついたフォルダのアイコンが表示される。ここをタップしてNASを選べば、ナビゲーションツリーが表示される。プレイリスト再生はできないが、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDの再生に対応。ポータブルDAC/ヘッドホンアンプと接続すれば、音質にもこだわったミニマムなネットワークプレーヤーが完成する。
・ONKYO「CR-N765」
オーディオ機器の中でも身近な部類に入るミニコンポも、近年ではネットワーク再生への対応が著しい。オンキヨーのネットワークCDレシーバー「CR-N765」は、USB-A端子によるメモリー経由と、LAN経由でのネットワーク再生の両方でハイレゾ再生に対応。5.6MHz DSDのネイティブ再生にまで対応している。
本体ディスプレイとリモコンからもネットワーク再生の操作はできるが、やはり便利なのはアプリからの再生だ。同社製アプリの最新版「ONKYO Remote 3」を使えば、NAS内の楽曲の閲覧から選曲・再生まで行える。
ネットワーク対応CDプレーヤー
・YAMAHA「CD-N301」
最近のCDプレーヤーにはネットワークオーディオ機能を備えたものも登場している。ヤマハの「CD-N301」はその代表格で、実売50,000円の人気モデル。ネットワーク再生は最大192kHz/24bitのFLAC/WAVに対応している。同社のHi-Fi専用アプリ「NP CONTROLLER」からネットワーク再生を操作できる。
アプリの使い勝手は前述の「AV CONTROLLER」のネットワーク再生部分とほぼ同様で、ジャケット画像も表示できる。前述のミニコンポと同様、CD再生とネットワーク再生の両方を一台で楽しめる便利さが魅力だ。
ポータブルプレーヤー
・Astell&Kern「AK320」
ネットワークオーディオはヘッドホンやイヤホンのリスニングでも有効で、ポータブルプレーヤーに収まりきらない音楽ファイルを聴くのに活躍する。ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーにおいてもネットワーク再生が可能なモデルが登場してきた。Astell&KernのAKシリーズはその急先鋒で、完成度も高い。
今回は最新モデル「AK320」でネットワーク再生を試した。設定画面からWi-FiとAK CONNECTをオンにしてホーム画面に戻ると、画面にAK CONNECTの文字が表示される。ここをタップしたら、まず再生先として本機を指定し、その後にネットワーク上のNASを選ぶ(本機をサーバーにもできる)。AK320+イヤホンでNAS内の膨大な楽曲を聴きまくれるのは、想像以上に楽しい。
AK CONNECTにおいても内蔵メモリー/SDカードと変わらずに楽曲を選曲できる。プレイリスト再生にも対応。なお本機能が使用できるのは、AK240/AK120II/AK100II/AK380/AK320だ。AK CONNECTは、ポータブルオーディオがメインでAKシリーズを愛用しているユーザーにもぜひ使ってみてほしい機能だ。
スマートフォン
・SONY「Xperia Z5」
ハイレゾ対応のスマートフォンが増えているが、その中にはネットワーク再生が可能なモデルもある。ソニーの「Xperia」もそのひとつ。今回取り上げた「Xperia Z5」はハイレゾを含む音楽ファイルのネットワーク再生に対応する。
再生方法はいたって簡単。プリインストールされている「ミュージック」アプリのメニュー画面から「ホームネットワーク」を選択すると、ネットワーク上のサーバーの一覧が表示されるので、今回はRockDisk for Audioを選択。あとはナビゲーションツリーに従って選曲を行えば再生できる。プレイリスト再生にも対応。加えてNAS内の音源をXperia Z5にダウンロードすることも可能となっている。
スマートフォンがネットワークプレーヤーに早変わり。しかもプレイリスト再生もできて使い勝手の良さもしっかり味わえる。対応するスマートフォンをお持ちの方はぜひ試してみてほしい。
「iPhone」+ハイレゾ再生アプリ
・radius「NE player」
iPhoneもネットワーク再生に対応したアプリをインストールすれば、ネットワーク再生が可能になる。ラディウス「NePLAYER」はiOS版とAndroid版の両方を用意するが、iOS版のみネットワーク再生に対応している。1,800円とアプリとしては高価だが、手軽にiPhoneでネットワーク再生ができるので「とりあえず試したい」方にも薦めたい。
Wi-Fiにつないだ状態でNe Playerを立ち上げると、画面上段の右端にWi-Fi印のついたフォルダのアイコンが表示される。ここをタップしてNASを選べば、ナビゲーションツリーが表示される。プレイリスト再生はできないが、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDの再生に対応。ポータブルDAC/ヘッドホンアンプと接続すれば、音質にもこだわったミニマムなネットワークプレーヤーが完成する。
次ページ山之内正氏に聞くRockDisk for Audioが“オーディオ用”である理由