【特別企画】音楽だけじゃない。スマホで楽しさが広がる
エンタメアプリと相性抜群!ボーズの人気Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini II」活用術
▼【3】「dTV」「Netflix」で映画・ドラマを楽しむ
続いて映像系アプリとの相性はどうだろうか。エイベックスの運営する月額500円の見放題の定額映像配信アプリ「dTV」を使った作品視聴で、その音質を確かめてみた。じっくり観たのは、現在シリーズ全作品が見放題で配信中の『スター・ウォーズ』だ。
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を視聴すると、冒頭の『「スター・ウォーズ」のテーマ』から、ファンファーレの立体的な鳴りの美しさ、そして冒頭の宇宙空間に出てくる艦隊の迫力に一気に魅了された。SoundLink Mini IIで音声再生すると、宇宙空間の広がりと、その中を縦横無尽に宇宙船が駆け巡る様子が伝わってくるのだ。「iPhoneの4.7インチの画面で劇場映画を観てもたかが知れている」と思われるかもしれないが、画面サイズ以上のスケール感を出せるBluetoothスピーカーと組み合わせることで、スマホでも想像以上に“映画らしさ”が出せてオススメだ。
また「Netflix」アプリを使った作品視聴でも、同じようにSoundLink Mini IIの持つ低音再生能力と臨場感抜群の空間再現能力が発揮された。
Netflixオリジナルドラマ『マルコ・ポーロ』の吹き替え版を観ると、特に出来の良い吹き替え音声の声の情報量が増す。また、ドラマとしては非常に精緻に作り込まれた、モンゴルのオリエンタルな雑踏や篝火の効果音もより良く味わえる。中央アジアや東洋の楽器をふんだんに用いた情緒満載のBGMも心地よく、iPhoneの内蔵スピーカーで鑑賞するのとは比べ物にならないくらい作品の世界へ没入できた。映画並に作り込まれたその世界を堪能するには、サウンドにお金をかけるのは大きなポイントだ。
▼【4】『白猫プロジェクト』でゲームを楽しむ
最後に、スマートフォンのエンターテイメントとしてはゲームアプリも欠かせないだろう。僕も相当プレイしている『白猫プロジェクト』を、SoundLink Mini IIとペアリングしてプレイしてみた。
すると、アクションスキル発動時のキャラのボイスの声の情報量が段違いなのだ。特にキャラ毎に異なる声優のボイス・効果をしっかり聴き分けられるのがポイントである。なお、『白猫プロジェクト』はアクションゲームなので、音声の遅延があると違和感が生じやすいが、これも気にならずプレイすることができた。
ボーズのSoundLink Mini IIは、その音質で人気を集めているモデルだけに、購入を考える場合はまず「音楽」を第一に考えることが多いだろう。しかしいざ実際に製品を使い込んでみると、「YouTube」「radiko.jp」によるカジュアルな音楽リスニングはもちろん、映像配信、ゲームでも臨場感と音の情報量アップの効果を十分に実感でき、幅広い楽しみ方ができることがわかる。単なる音楽リスニングだけではなく、スマホで楽しむエンターテイメント全般のお供として、SoundLink Mini IIは最高の相棒となるはずだ。
(折原 一也)