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【レビュー】iPad Pro 9.7インチ、AV機能の実力をチェック
本日よりiPad Pro 9.7インチモデルが発売された。例によって、アップルが発売前に実機を貸し出したライターや媒体によって、多数のレビューが事前に紹介されている。そこで当サイトでは、AV機能に絞ったミニレビューをお届けしよう。
iPad Proは、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの2種類を用意。それぞれ、内蔵メモリーは32GB/128GB/256GBの3モデルをラインナップする。価格はWi-Fi/32GBモデルなら66,800円(税抜)から。プロフィールや機能はニュース記事を参照して欲しい。
「Pro」を標榜する本機は、純正キーボード「Smart Keyboard」や同じく純正のペン型入力デバイス「Apple Pencil」にも対応した。これらを使った、iPad Proを仕事の現場で活用したレポートは、後日別途掲載することを予定している。
■ディスプレイの色域拡大の効果は?
まずはディスプレイをチェックしよう。今回は現行品の「iPad Air 2」も用意し、比較してみた。両機のディスプレイは2,048×1,536ピクセルで、画素密度は264ppiと変わらない。
iPad Proには「TrueTone」という、4チャンネルの環境光センサーを使い、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適応させる機能が搭載されている。比較テストなのでこの機能はオフにし、バックライト輝度も同程度に手動で調整した。
だが、そもそもディスプレイパネルのベンダーが異なるのか、パネルの特性が異っていて、特に色温度が両モデルで全く揃っていない。だから厳密な画質比較は困難だ。それを前提とした上で、フリー素材の静止画を表示して見比べてみた。
今回のiPad Proのスペックには、ディスプレイ欄に「広色域ディスプレイ」と書かれている。iPad Air 2には記載がないので、Proになって色域が広がったものと考えられる。だが、今回静止画を見比べてみたところ、ほとんど差を感じなかった。
逆にどうしたら差を実感できるかいろいろ試した。デフォルトで用意されている壁紙のうちいくつかのもので、若干ではあるがiPad Proの方が色乗りがよく感じられた。だが、仔細に見比べてようやく差がわかる程度のもので、言われなければ気づかないレベルだろう。
一方で、「TrueTone」はかなり強力な機能だと感じた。環境光でディスプレイの色温度や明度を調整する機能は、かなり以前からテレビに搭載されているものなので、AVファンからしてみたら特に目新しいものではない。
だが、iPadは屋内の様々な照明下で使うことはもちろん、屋外など様々な場所に持ち歩いて使うものため、テレビに比べて環境光の差が大きい。どこにいても自然な色合いで表示するこの機能は、実際に体験してみるとかなり有効で、便利だと実感した。
iPad Proは、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの2種類を用意。それぞれ、内蔵メモリーは32GB/128GB/256GBの3モデルをラインナップする。価格はWi-Fi/32GBモデルなら66,800円(税抜)から。プロフィールや機能はニュース記事を参照して欲しい。
「Pro」を標榜する本機は、純正キーボード「Smart Keyboard」や同じく純正のペン型入力デバイス「Apple Pencil」にも対応した。これらを使った、iPad Proを仕事の現場で活用したレポートは、後日別途掲載することを予定している。
■ディスプレイの色域拡大の効果は?
まずはディスプレイをチェックしよう。今回は現行品の「iPad Air 2」も用意し、比較してみた。両機のディスプレイは2,048×1,536ピクセルで、画素密度は264ppiと変わらない。
iPad Proには「TrueTone」という、4チャンネルの環境光センサーを使い、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適応させる機能が搭載されている。比較テストなのでこの機能はオフにし、バックライト輝度も同程度に手動で調整した。
だが、そもそもディスプレイパネルのベンダーが異なるのか、パネルの特性が異っていて、特に色温度が両モデルで全く揃っていない。だから厳密な画質比較は困難だ。それを前提とした上で、フリー素材の静止画を表示して見比べてみた。
今回のiPad Proのスペックには、ディスプレイ欄に「広色域ディスプレイ」と書かれている。iPad Air 2には記載がないので、Proになって色域が広がったものと考えられる。だが、今回静止画を見比べてみたところ、ほとんど差を感じなかった。
逆にどうしたら差を実感できるかいろいろ試した。デフォルトで用意されている壁紙のうちいくつかのもので、若干ではあるがiPad Proの方が色乗りがよく感じられた。だが、仔細に見比べてようやく差がわかる程度のもので、言われなければ気づかないレベルだろう。
一方で、「TrueTone」はかなり強力な機能だと感じた。環境光でディスプレイの色温度や明度を調整する機能は、かなり以前からテレビに搭載されているものなので、AVファンからしてみたら特に目新しいものではない。
だが、iPadは屋内の様々な照明下で使うことはもちろん、屋外など様々な場所に持ち歩いて使うものため、テレビに比べて環境光の差が大きい。どこにいても自然な色合いで表示するこの機能は、実際に体験してみるとかなり有効で、便利だと実感した。