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ゼンハイザー「CXシリーズ」を聴く(2)

ゼンハイザー「CX 5.00」レビュー。CXシリーズ最上位モデルの実力とは?

公開日 2016/05/17 11:52 高橋 敦
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デザイン的には、「3.00」「1.00」はコンパクトなハウジングからそのままケーブルが伸びるのに対して、「5.00」「2.00」はハウジングからスティック状の部分が伸び、そこからケーブルが出る。リモコンとの重量バランスであるとかそういった理由なのかもしれないが、結果としてシリーズ内でリモコンなしモデルとリモコンありモデルは、デザイン的にも見分けがつきやすくなっている。

「CX 5.00」はハウジングから伸びるスティック状パーツからケーブルへと繋がっている

カラーバリエーションはブラックとホワイト。ケーブルとイヤーピースもブラックはブラック、ホワイトはホワイトだ。ただ配色はブラック一色ホワイト一色ではなく、ブラックは控えめにラメを入れたブラックで、先ほど触れたスティック状の部分にシルバーのプレート。ホワイトに至ってはハウジングがダークゴールドというかブラスというかそういったメタリック仕上げになっており、ホワイト/ゴールド/シルバーのスリートーンと言った方がよいかもしれない。

ブラックモデルには控えめにラメが施されている

ホワイトモデルはハウジングのホワイト/ゴールドに加え、プレートブがシルバーと3色使いを採用

ゼンハイザー自身は特にそこを売り文句にはしていないが、音質面でのポイントにもなっていそうなところは「3.00」と同様で、ノズルからイヤーピースという音の出口の部分。ノズルは薄身の金属製。薄身なので外径ギリギリまで内径を稼ぎ大口径化、装着感を損なうことなく音の通りを良くできているのでは、と思えるところだ。その奥に音響調整とほこり等の侵入を防ぐ役割を兼ねているであろうフィルターが見えるのも共通している。

ノズル部は「CX 3.00」同様に薄身の金属製

イヤーピースには、ノズルの突出を防ぐためであろうラインが設けられている

そしてイヤーピースはその先端。金属で薄身のノズル出口が耳に当たってしまうことを確実に防ぐためのものであろうラインが増設されている。ここも共通。

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