話題のデジタルフォノEQに持って来いの電源対策
話題沸騰! iPurifier DCをM2TECHのJOPLIN MKUで使う。アナログ再生をさらに「清く正しく」
筆者自身も2つを導入。ハイレゾ再生でももちろん効果的
実は筆者は、同じiFI-Audioの真空管式プリ/バッファーアンプ、iTubeに給電するためにiPurifier DCをもう一台導入した。iTubeの電源アダプターは「トランス型」なので本来の使い方ではないのかもしれないが、効果は非常に大きかった。
現在、私のシステムではiTubeを、PCと接続して使用しているmicro iDSDのバッファーアンプとしてデスクトップから12m長のケーブルでプリアンプに接続している。Micro iDSDのアナログ出力でも問題はないのだが、iTubeを介すると音の生命力がより強い。これまでさしたる不満は感じていなかったのだが、iPurifier DCを使用するとこれまで微かに存在していた音像の輪郭線が消滅すると共に、良い真空管アンプらしいバリッとした味わいにJOPLIN MKUでも感じた花の香りのような清潔感が加わった。おそらくはデスクトップにセッティングしているルーター等からの輻射ノイズ等がiPurifier DCによって低減されたのだろう。ハイレゾ再生が快適になったことは言うまでもない。
いま、市場ではiPurifier DCが「ありそうでなかった電源対策グッズ」としてコアな愛好家から圧倒的に支持されているそうだが、現代の先鋭的なユーザーの耳の良さは称賛に値するといえよう。また、このような電源グッズを作りえたiFI-Audioの技術者にも大きな拍手を送りたい。