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【特別企画】アスリートに訴える高機能/スタイリッシュモデル

走って試した! Jaybirdのスポーツ用Bluetoothイヤホン「Freedom Wireless」

公開日 2016/10/05 10:10 山本 敦
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左右のイヤホンを結ぶケーブルも短かめにつくられているので、ケーブルが体や衣服に擦れて発生するタッチノイズがとても少ない。ケーブルの被覆素材などにタッチノイズを避ける工夫が凝らされているだけでなく、ケーブルのぶらつきを無くせるように衣服に固定するためのクリップや、ケーブルマネージャーも用意されている。ワークアウトの際にはケーブルを体に密着させて使いたい、という要望にも応えてくれる。もちろん、本体は汗に濡れても大丈夫な防汗仕様となっている。

コンパクトな3ボタンリモコンをケーブル部に搭載。ここにバッテリーも納められている


バッテリークリップの装着で「充電切れ」の心配もなし

リモコンユニットに内蔵するバッテリーで約4時間の連続再生に対応する。ジムやアウトドアでのトレーニング、1日外出して音楽を聴くのには十分な容量だと思うが、本体のバッテリーが切れてしまった場合についても、本機のユニークな機能でバッテリーを“追加”できる。

チャージ用クリップとFreedom Wirelessのリモコン部

チャージの際に使うクリップ自体にもバッテリーが内蔵されている。このクリップをコントローラーに装着すれば、プラス4時間の再生ができるのだ。よって合計8時間の連続再生に対応することになる。これなら旅行で遠出する際にも不安なく持ち歩ける。

写真のようにチャージ用クリップを接続して、追加バッテリーとして使用できる

チャージ用クリップにはmicroUSBを装着して充電する。約2.5時間でフル充電になるが、約20分の急速充電で本体とクリップに1時間ずつのバッテリーが蓄えられる機能も頼もしい。

スマホとのペアリングは、リモコンのボタン操作により簡単にできる。イヤホンを身に着けると、音声ガイドがペアリングの状態を声で知らせてくれる。同時に2台までのBluetoothプレーヤー機器とペアリングしておけるマルチポイント接続にも対応した。また1台のスマホに2台のFreedom Wirelessをペアリングして、同時に同じ音楽を聴いて楽しめる「SHARE ME」の機能も充実する。

専用アプリ「MySound」で自在に音質をカスタマイズ

専用アプリ「Jaybird MySound」はiOS/Androidの両プラットフォームに対応。イヤホンとの初期ペアリング設定をガイダンスしてくれるので、Freedom Wirelessを使いはじめる前にはスマホにインストールしておきたい。イヤホンのバッテリー残量は音声ガイダンスでも知らせてくれるが、アプリのダッシュボードと呼ばれるホーム画面上でも視覚的にモニターできるのが便利だ。

「Jaybird MySound」のメイン画面

このアプリの特長は、柔軟なカスタマイズ性を備えたイコライザー機能だ。Jaybirdによるプリセットの設定だけでなく、有名アスリートがスポーツをしながら音楽を聴く時に設定したおすすめのプリセットや、同じアプリのユーザーがオンラインにアップしたオリジナルの設定をダウンロードして使うことができる。もちろん自分でつくったプリセットを公開、シェアしてもいい。

イコライジングの画面

有名アスリートのプリセットを使うこともできる

イコライザーの調整は、グラフィカルなインターフェースを見ながら音楽を聴きつつ行えるので、初心者でもその効果を確かめやすい。また、イコライザー設定はイヤホン側に記憶されるので、アプリを閉じてしまっても、設定を反映させたままで音楽を楽しめる。

次ページ実際にランニングに用いて、そのサウンドを試す

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