【特別企画】編集部員による使用レポも
トップアスリートも認めたスポーツイヤホン。スカルキャンディー「XTFREE」を使ってみた
スカルキャンディーの「XTFREE」は、世界のトップアスリートの意見を反映して開発されたスポーツ向けBluetoothイヤホンだ。本機のイヤホンとしての実力を野村ケンジ氏が検証。さらには編集部・小澤が実際にXTFREEを装着してランニング、その使い勝手も試してみた。
■ユーザビリティーにもこだわるスカルキャンディー
圧倒的にスタイリッシュなデザイン、そしてコストパフォーマンスの高さで、いまや世界有数の人気ヘッドホンブランドとなったSkullcandy(スカルキャンディー)。とかくファッションアイテムとしての魅力が注目されがちな同社だが、実は自社内に音響設計のファクトリーを持っていたり、ドライバーユニットを独自開発していたりと、オーディオメーカーとしてこだわりのある製品作りにも力を入れている。カッコよければ音質はどうだっていいというようなファッション系ヘッドホンとは一線を画す、ポリシーのある製品作りをしているのがスカルキャンディーの特徴と言える。
そんな同社が、最近得意としているのがBluetooth対応のワイヤレスヘッドホンで、現在ではレギュラーモデルの大半が、ワイヤレスバージョンも同時にラインナップしている。
ワイヤレスヘッドホンへの注目は年々高まっているが、同社がBluetoothヘッドホンに力を入れているのにはもっと根本的な理由がある。スカルキャンディーの創設者であるリック・オルデンはもともとスノーボーダーで、彼が「スノーボードをしている最中であってもしっかりと音楽が楽しめるヘッドホンが欲しい」と考えたのがこのメーカーのスタートだったのだ。そのためイヤホンやヘッドホンのユーザビリティーには非常に気を遣っており、アウトドアやスポーツの最中であっても大いに活用できることもスカルキャンディーのポリシーとなっている。
その意味で、より自由なリスニングを可能にするワイヤレスヘッドホンに同社が力を入れてきたことは必然といえよう。
■スポーツ向けの様々な配慮を盛り込んだ「XTFREE」
そんなスカルキャンディーのワイヤレスヘッドホン/イヤホンの中でも、スポーツやトレーニングでの使用を目的に開発された「XTFREE」は、まさに同社が最も得意とするジャンルのイヤホンと言えるだろう。
スタイル的には左右のイヤホン部をケーブルで結ぶタイプのBluetooth対応カナル型イヤホンということになるが、そういったジャンル分けでは表現しきれない、特徴的なデザインや仕様が随所に盛り込まれている点が興味深い。
まず、左右をつなぐケーブル部分は、スマートフォン/音楽再生をコントロールする3ボタンリモコンがレイアウトされているだけで、Bluetoothユニットはイヤホン本体側に搭載されている。普通、こういったレイアウトの製品はイヤホン本体が大型化してしまいがちなのだが、XTFREEは最小クラスのBluetoothユニットを用いることで、比較的小柄なボディに収納。スポーツ向けと呼ぶのに相応しいスマートかつコンパクトなデザイン、そして軽量性を両立させている。
加えて、本体には一般的なスポーツイヤホンで用いられている防水加工ではなく、超音波溶着で密閉する「スウェットレジスタント」設計を採用。防滴性能や耐久性の向上を実現している。
装着性に関しては、アスリートの視点に立ったこだわりを持ちあわせている。まず、ハウジングの耳側の面には、人間工学に基づいて角度をつけた「Fix Tech」を採用。外耳へのフィット性を高めている。また、独自の特殊素材イヤーピース「StickyGels(スティッキージェル)」は汗などを含んだ際に、乾燥時と比較して約30%抵抗が増し、動きが激しくなるほど安定感も増す。同時に楕円形状のノズル部「Off-Axis」を採用することで自然なフィット感を追求。
さらには、新開発した細長い突起形状のイヤーフィン「Fit Fin」は、非常に柔軟な素材でできているためどんな耳の形状に対しても確実なフィット感を提供してくれる。
XTFREEはこのFix Tech、StickyGels Tech、Fit Finという3つの独自のテクノロジーを効果的に組み合わせたTripleLockテクノロジーによって、激しい動きにおいても外れない強固な装着性を実現している。
■ユーザビリティーにもこだわるスカルキャンディー
圧倒的にスタイリッシュなデザイン、そしてコストパフォーマンスの高さで、いまや世界有数の人気ヘッドホンブランドとなったSkullcandy(スカルキャンディー)。とかくファッションアイテムとしての魅力が注目されがちな同社だが、実は自社内に音響設計のファクトリーを持っていたり、ドライバーユニットを独自開発していたりと、オーディオメーカーとしてこだわりのある製品作りにも力を入れている。カッコよければ音質はどうだっていいというようなファッション系ヘッドホンとは一線を画す、ポリシーのある製品作りをしているのがスカルキャンディーの特徴と言える。
そんな同社が、最近得意としているのがBluetooth対応のワイヤレスヘッドホンで、現在ではレギュラーモデルの大半が、ワイヤレスバージョンも同時にラインナップしている。
ワイヤレスヘッドホンへの注目は年々高まっているが、同社がBluetoothヘッドホンに力を入れているのにはもっと根本的な理由がある。スカルキャンディーの創設者であるリック・オルデンはもともとスノーボーダーで、彼が「スノーボードをしている最中であってもしっかりと音楽が楽しめるヘッドホンが欲しい」と考えたのがこのメーカーのスタートだったのだ。そのためイヤホンやヘッドホンのユーザビリティーには非常に気を遣っており、アウトドアやスポーツの最中であっても大いに活用できることもスカルキャンディーのポリシーとなっている。
その意味で、より自由なリスニングを可能にするワイヤレスヘッドホンに同社が力を入れてきたことは必然といえよう。
■スポーツ向けの様々な配慮を盛り込んだ「XTFREE」
そんなスカルキャンディーのワイヤレスヘッドホン/イヤホンの中でも、スポーツやトレーニングでの使用を目的に開発された「XTFREE」は、まさに同社が最も得意とするジャンルのイヤホンと言えるだろう。
スタイル的には左右のイヤホン部をケーブルで結ぶタイプのBluetooth対応カナル型イヤホンということになるが、そういったジャンル分けでは表現しきれない、特徴的なデザインや仕様が随所に盛り込まれている点が興味深い。
まず、左右をつなぐケーブル部分は、スマートフォン/音楽再生をコントロールする3ボタンリモコンがレイアウトされているだけで、Bluetoothユニットはイヤホン本体側に搭載されている。普通、こういったレイアウトの製品はイヤホン本体が大型化してしまいがちなのだが、XTFREEは最小クラスのBluetoothユニットを用いることで、比較的小柄なボディに収納。スポーツ向けと呼ぶのに相応しいスマートかつコンパクトなデザイン、そして軽量性を両立させている。
加えて、本体には一般的なスポーツイヤホンで用いられている防水加工ではなく、超音波溶着で密閉する「スウェットレジスタント」設計を採用。防滴性能や耐久性の向上を実現している。
装着性に関しては、アスリートの視点に立ったこだわりを持ちあわせている。まず、ハウジングの耳側の面には、人間工学に基づいて角度をつけた「Fix Tech」を採用。外耳へのフィット性を高めている。また、独自の特殊素材イヤーピース「StickyGels(スティッキージェル)」は汗などを含んだ際に、乾燥時と比較して約30%抵抗が増し、動きが激しくなるほど安定感も増す。同時に楕円形状のノズル部「Off-Axis」を採用することで自然なフィット感を追求。
さらには、新開発した細長い突起形状のイヤーフィン「Fit Fin」は、非常に柔軟な素材でできているためどんな耳の形状に対しても確実なフィット感を提供してくれる。
XTFREEはこのFix Tech、StickyGels Tech、Fit Finという3つの独自のテクノロジーを効果的に組み合わせたTripleLockテクノロジーによって、激しい動きにおいても外れない強固な装着性を実現している。