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【特別企画】設置の手軽さも含めて総合的にチェック

ソニーの超コンパクトなサウンドバー「HT-MT300」の実力は? 「ソファモード」からスマホ音楽まで幅広く試す

公開日 2017/03/10 11:00 折原一也
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ソファー下に隠して設置することも可能。専用の「ソファモード」も装備している(※スピーカーユニットが横についているので、横置きにする場合はクロス面が上になるように設置する必要がある)
一方、HT-MT300のサブウーファーはというと、ワイヤレスである事はもちろん、縦置き・横置きの両方に対応。縦置きの状態で幅9.5センチ、高さ38.3センチ、奥行き36.5センチという、かなりスリムでコンパクトなサイズ。それゆえにソファーの下にも設置ができるので、部屋をすっきり保つことができる。そしてソファーの下に設置をした際のユニークな機能として、ソファーの下に設置する事に最適化された「ソファモード」という機能まで搭載されている。


ソファー下だけでなく部屋のちょっとした様々な空きスペースに置けそうなコンパクトさ
手に持ってみても、スリムかつコンパクトであることを実感できた。テレビラックの横に立ててみたり、裏側の空いたスペースに置いたり、ラックの棚に押し込めたりと、これだけ小さければ目立たないし、どこでも置けるだろう、というのが率直な感想だ。

ただ小さいだけでなく、とにかく目立たず、必要以上に存在感を主張しない。HT-MT300は、そんなチャレンジをした製品なのだ。


背面端子部。取り回ししやすよう光デジタル端子が斜めになっている

付属のケーブルでテレビの光デジタル音声端子につなぐだけで利用できる
なお、設置は付属の光デジタルケーブルでテレビと接続するだけというシンプルな構成なので、迷う心配もナシ。背面の光デジタル端子が斜めに取り付けられているのも、設置のしやすさを考えた心憎い配慮だ。

また、ワイヤレスサブウーファーはすでにバースピーカー本体とのペアリングが済んだ状態で出荷される。そのため、購入したらコンセントに差し込むだけで使い始めることができる。

■圧倒的なスケール感と迫力の重低音

HT-MT300の魅力は、コンパクトさや設置性の良さだけではない。もちろんサウンドバーとして“音”もソニー流だ。

サウンド周りのスペックは、バースピーカー部に40mm×100mmのアコースティックサスペンション型フルレンジスピーカーをステレオで内蔵。実用最大出力はフロントが25W+25W、サブウーファーが50Wの合計100Wという構成。サラウンド技術にはソニーの開発した「S-Force Pro Front Surround」を搭載している。

まず、映画タイトルから『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』を再生すると、HT-MT300の見た目以上のサウランド空間に圧倒された。

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