【特別企画】手軽かつ高音質に音楽を聴こう
カジュアルでも音質に妥協なし!AKG N25 ×人気SIMフリースマホ3本勝負
■SIMフリースマホで広がるカジュアル&高音質リスニングの可能性
ここ最近、SIMフリースマホの普及・充実ぶりが目覚ましい。とにかくコストを抑えたいという人に向けた安価な機種から、ヘビーユーザーにも応えられる高性能/多機能端末まで、メーカー各社から幅広くラインナップされている。好きなキャリア(MVNO)を組み合わせられる自由さも人気の理由だろう。あのiPhoneもSIMフリー版が発売されている。
SIMフリースマホには音質重視の機種ももちろん用意されている。すでに日本オーディオ協会のハイレゾロゴ認証を取得したモデルも出てきており、わざわざポータブル音楽プレーヤーを持たず、スマホ1台で音楽ライフを満喫することも可能になっているのだ。
そうなると、こだわりたいのはイヤホン選び。せっかくスマホ1台でシンプルかつカジュアルに使いたいのに、耳掛け型などの大仰なイヤホンをつけてしまっては本末転倒だし、かといって適当なイヤホンではスマホの音質性能を引き出し切れずもったいない。
そこで今回筆者が目を付けたのが、AKGの「N25」だ。実売価格2万円前後の音質重視のモデルだが、一般的なイヤホンとおなじ下出しケーブルで特別な装着方法は必要ない。さらに、iOS / Android両対応のリモコン付きで通話でも利用できる。ついでに外観はシンプルながら上質で、年々質感が高まっているSIMフリースマホと合わせても違和感を覚えないなど、相性がよいポイントがたくさんあるのだ。
今回は人気のあるSIMフリースマートフォンと実際に組み合わせ、その音質や使い勝手のマッチングを検証する。
■「AKG N25」― カジュアルと高音質が同居した上質さ
オーストリア・ウィーンに拠点を構えるイヤホンブランドの名門、AKG。そのAKGが展開する「Nシリーズ」は若者向けのサウンドチューンを施したコンシューマーヘッドホン/イヤホンのプレミアムシリーズだ。今年2月に発売されたN25は、AKGイヤホンで初となるデュアル・ダイナミック・ドライバー方式を採用し、「ハイレゾ」のスペックを満たすワイドレンジ再生に対応したプレミアムイヤホンだ。
より細かくスペックを紹介していこう。高音域用に5.8mm径ダイナミック・ドライバー1基、低音域用には9.2mm径ダイナミック・ドライバー1基。そこにドライバーの背面から出る圧力を逃がす「ベンチレーション・システム」を組み合わせるという複雑な、しかもAKGとしては初めての構成。再生周波数帯域は20Hz〜40kHzとハイレゾにも準拠。音質重視の端末とセットで使うには申し分ない作りだ。
ハウジングは高音質志向のイヤホンによくある耳掛け型ではなく、AKGらしいミニマルなデザインを踏襲。外側はフラットかつすっきりとしていて、そこにAKGのロゴが配置されている。実際に装着してみると、内側は「アングルド・イヤチップ構造」で耳孔へとスムーズにフィット。外側は耳からあまり飛び出さず見栄えも良い。日常使いするモノとしてのファッション性を高い水準で確保している。
N25のモノとしての魅力を語る上では、イヤホンケーブルの質感も注目すべきポイントだ。ケーブル上部は衣類などの摩擦によるノイズを抑えるラバー被覆だが、分岐部からスマホと接続する接続部までは柔軟性で断線しにくい布製被覆。イヤホンジャック部に施されたAKGのロゴと併せて、上質さも際立っている。全長1.2mとスマホをパンツのポケットに入れても余裕で届く長さなので、薄着で使っても安心だ。
さきほども触れたが、ケーブルの左側にマイク付きリモコンを搭載するのもSIMフリースマホに好適。リモコン左右のボタンは音量操作、真ん中のボタンは短く押すと音楽の再生/一時停止、長く押すとiPhoneのSiri、AndroidのGoogle Nowといった音声アシスタンスを呼び出せる。裏面のスイッチを切り替えれば、iPhoneとAndroidどちらにも対応が可能というのがまた、様々な機種を選べるSIMフリー環境向きだ(なお、スマホ側の仕様で一部のボタンが効かない可能性はあるのであしからず)。実際に持ち歩いてみても、イヤホンを装着していれば口の近くにマイクが来るので大変便利だった。
音質とデザインは全体的に向上しつつあるSIMフリースマホの品質にマッチ。耳への収まりは良く、耳掛けの煩わしさもない。スマホでカジュアルに高音質を楽しむという目的にはピッタリではなかろうか。
ここ最近、SIMフリースマホの普及・充実ぶりが目覚ましい。とにかくコストを抑えたいという人に向けた安価な機種から、ヘビーユーザーにも応えられる高性能/多機能端末まで、メーカー各社から幅広くラインナップされている。好きなキャリア(MVNO)を組み合わせられる自由さも人気の理由だろう。あのiPhoneもSIMフリー版が発売されている。
SIMフリースマホには音質重視の機種ももちろん用意されている。すでに日本オーディオ協会のハイレゾロゴ認証を取得したモデルも出てきており、わざわざポータブル音楽プレーヤーを持たず、スマホ1台で音楽ライフを満喫することも可能になっているのだ。
そうなると、こだわりたいのはイヤホン選び。せっかくスマホ1台でシンプルかつカジュアルに使いたいのに、耳掛け型などの大仰なイヤホンをつけてしまっては本末転倒だし、かといって適当なイヤホンではスマホの音質性能を引き出し切れずもったいない。
そこで今回筆者が目を付けたのが、AKGの「N25」だ。実売価格2万円前後の音質重視のモデルだが、一般的なイヤホンとおなじ下出しケーブルで特別な装着方法は必要ない。さらに、iOS / Android両対応のリモコン付きで通話でも利用できる。ついでに外観はシンプルながら上質で、年々質感が高まっているSIMフリースマホと合わせても違和感を覚えないなど、相性がよいポイントがたくさんあるのだ。
今回は人気のあるSIMフリースマートフォンと実際に組み合わせ、その音質や使い勝手のマッチングを検証する。
■「AKG N25」― カジュアルと高音質が同居した上質さ
オーストリア・ウィーンに拠点を構えるイヤホンブランドの名門、AKG。そのAKGが展開する「Nシリーズ」は若者向けのサウンドチューンを施したコンシューマーヘッドホン/イヤホンのプレミアムシリーズだ。今年2月に発売されたN25は、AKGイヤホンで初となるデュアル・ダイナミック・ドライバー方式を採用し、「ハイレゾ」のスペックを満たすワイドレンジ再生に対応したプレミアムイヤホンだ。
より細かくスペックを紹介していこう。高音域用に5.8mm径ダイナミック・ドライバー1基、低音域用には9.2mm径ダイナミック・ドライバー1基。そこにドライバーの背面から出る圧力を逃がす「ベンチレーション・システム」を組み合わせるという複雑な、しかもAKGとしては初めての構成。再生周波数帯域は20Hz〜40kHzとハイレゾにも準拠。音質重視の端末とセットで使うには申し分ない作りだ。
ハウジングは高音質志向のイヤホンによくある耳掛け型ではなく、AKGらしいミニマルなデザインを踏襲。外側はフラットかつすっきりとしていて、そこにAKGのロゴが配置されている。実際に装着してみると、内側は「アングルド・イヤチップ構造」で耳孔へとスムーズにフィット。外側は耳からあまり飛び出さず見栄えも良い。日常使いするモノとしてのファッション性を高い水準で確保している。
N25のモノとしての魅力を語る上では、イヤホンケーブルの質感も注目すべきポイントだ。ケーブル上部は衣類などの摩擦によるノイズを抑えるラバー被覆だが、分岐部からスマホと接続する接続部までは柔軟性で断線しにくい布製被覆。イヤホンジャック部に施されたAKGのロゴと併せて、上質さも際立っている。全長1.2mとスマホをパンツのポケットに入れても余裕で届く長さなので、薄着で使っても安心だ。
さきほども触れたが、ケーブルの左側にマイク付きリモコンを搭載するのもSIMフリースマホに好適。リモコン左右のボタンは音量操作、真ん中のボタンは短く押すと音楽の再生/一時停止、長く押すとiPhoneのSiri、AndroidのGoogle Nowといった音声アシスタンスを呼び出せる。裏面のスイッチを切り替えれば、iPhoneとAndroidどちらにも対応が可能というのがまた、様々な機種を選べるSIMフリー環境向きだ(なお、スマホ側の仕様で一部のボタンが効かない可能性はあるのであしからず)。実際に持ち歩いてみても、イヤホンを装着していれば口の近くにマイクが来るので大変便利だった。
音質とデザインは全体的に向上しつつあるSIMフリースマホの品質にマッチ。耳への収まりは良く、耳掛けの煩わしさもない。スマホでカジュアルに高音質を楽しむという目的にはピッタリではなかろうか。