【特別企画】将来も安心な理由とは
CDも高音質、UHD BD再生にも対応! いま外付けドライブを選ぶならパイオニア「BDR-XD07J-UHD」
■Androidスマートフォンと直結し、ドライブから直接リッピング可能
次に、専用アプリを利用したリッピング機能を試してみよう。Androidアプリ「Wireless Hi-Res Player 〜Stellanova〜」(Google Play ダウンロードページ)と本機を組み合わせることで、PCを使わずにCD音源のリッピングとAndroid端末への保存ができる注目機能だ。ハイレゾ対応のDAPやスマホを持っていても、いつもハイレゾ音源ばかり聴いているわけではない。できれば手持ちのCDの曲も高音質で楽しみたいと考える音楽ファンなら、CD音源を手軽に取り込める機能の使い勝手は大いに気になるはずだ。
本機とAndroid端末の接続方法は端末側のコネクター形状によって異なるので、簡単に説明しておく。最近増えてきたUSB Type-C付き端末の場合は、本機の専用USBケーブルと付属のUSB-C変換ケーブルをつなぐだけでよい。一方、端末側がUSB microB端子の場合は付属ケーブルではなく、市販のUSB A-microB変換ケーブルを利用する。
どちらの場合も電源については注意が必要だ。パソコンと本機をつなぐ場合、パソコン側からUSBを介してドライブへの電源供給ができるが、Android端末からリッピング操作を行う場合は別売のACアダプター(DCA-003)を本機につなぐ必要がある。そのとき、ACアダプターを本機につないだあとにAndroid端末を接続するという手順も忘れないようにしよう。
アプリ起動後にCDをローディングすると、自動的にネット経由でGracenoteから楽曲情報を取得。その内容を確認してからドライブを指定する操作を経て取り込みアイコンをクリックするとリッピングがスタートする。リッピングのファイル形式はWAV、AAC、ALACのなかから選ぶことができ、AACでは転送レートもきめ細かく変更できる。
多機能なアプリなのでリッピングの操作手順は若干多めだが、毎回マニュアルを確認しなければならないほど複雑ではない。操作に慣れれば、PCをつながず携帯端末とスリムなディスクドライブだけで情報取得からリッピングまで行える便利さを実感できるはずだ。特に、普段ほとんどパソコンを使わず、スマホだけで用が足りるという音楽ファンには、本機のような多機能ドライブはうってつけの製品と言えるだろう。なお、スマホを使わないCDのリッピングは、別売りのワイヤレスドック「APS-WF01J-2」(公式サイト)を使えば、iPhoneでも行える。