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イマドキ音楽との相性抜群

音質・外観・使い勝手のすべてが洗練。新世代の完全ワイヤレスイヤホン「YEVO AIR」を聴く

公開日 2018/08/24 15:29 高橋 敦
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ファッションとテクノロジーの融合を打ち出したイヤホンブランド「HAPPY PLUGS」のメンバーによって、“よりテクノロジーに寄り添ったイヤホンを提供すること” を目指して立ち上げられた新ブランドが『YEVO Labs』だ。

“よりテクノロジーに寄り添ったイヤホンの提供”を目指して立ち上げられたブランドが『YEVO Labs』

YEVO Labsのデビュー製品は、去年夏に登場した完全ワイヤレスイヤホン「YEVO1」。洗練されたルックスと、NFMI採用による左右接続の安定性を兼ね備えたYEVO1は、彼らならではのコンセプトをしっかりと形にする、ブランドの開発力を示した好製品だ。

その登場から一年ほど。同社の完全ワイヤレスイヤホン第二弾が登場する。それが今回紹介する「YEVO AIR」だ。その形状や配色、質感等のすべてによって表現される、落ち着いた美しさと完成された上質なデザインは、YEVO1から続くシリーズ共通の要素としてAIRにも継承されている。

「YEVO AIR」

その上でいくつか変更が施されている。YEVO1ではBA型ドライバーを用いていたのに対して、YEVO AIRではダイナミック型ドライバーを使用。ケースもスリムなスティック型からコンパクトなラウンドケースに変わり、イヤホンの左右接続はより一般的なBluetooth接続を採用している。

従来モデル「YEVO1」ではBAドライバーを用いていたが、「YEVO AIR」ではダイナミック型に変更。ケースもスティック型から丸みのあるラウンドケースに

タッチコントロールや外音取り込み機能、アプリは省略されており、シリーズとしてのバリエーションを広げるスペックやデザインを備えたイヤホンとして、YEVO AIRはよりスタンダードなモデルと言えるだろう。

特に「AIR」らしさを感じさせる要素はケースだ。YEVO1のスティック型ケースもそのスリムさから、カバンの中などでの収まりも良好であったが、AIRのケースは単純明快に軽い。「AIR→軽量コンパクト」という連想に応えてくれる。

非常に軽量なケースが、「AIR」らしさを表している

ケース重量は32g。両耳で9gというイヤホン本体の重量と合わせても約41gだ。小型軽量さに定評あるAirPodsでもケースが38g、イヤホンを足して46gなので、YEVO AIRの方がさらに軽いことになる。大きさもカナル型完全ワイヤレスイヤホンのケースとしては十分コンパクトだ。

プッシュオープンのボタンも適度に固く、カバンの中で勝手に開いてしまったりはしないだろう。収納されたイヤホンの遊び、それによる充電接触の不安も少ない。完全ワイヤレスイヤホンはイヤホンだけではなく、ケースまで含めての使いやすさが大切。この製品はそこにも手抜かりがない。

ケース含めての使い勝手もしっかり考えられており、完全ワイヤレスイヤホンとして抜かりない設計だ

ケースを小型軽量化したものの、再生時間はイヤホンとケースを合わせて最大14時間と、十分な時間を確保。イヤホン本体の連続再生時間はYEVO1と同程度と思われる約3.5時間。さらにYEVO AIRでは「15分の充電で45分の再生」というクイックチャージ機能が追加されている。これも嬉しいポイントだ。

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