「無印」iPadとの違いも解説
新「iPad Air」レビュー、プロ並み性能で復活! お手頃価格のバランス良好モデル誕生
アップルが新しい10.5インチの「iPad Air」を発売した。iPhone XSにも搭載されている最新の「A12 Bionic」チップを搭載してよりパワフルになり、Smart KeyboardやApple Pencilに対応したことで、クリエイティブ&オフィス向けデバイスにも活用できるようになった。実機を使ってその実力を確かめてみよう。
2017年に生産が完了したと思われていた「iPad Air」シリーズが今回復活したことに驚いた方も少なくないだろう。名前が「iPad Air 3」にならなかったのは、全部で4種類に増えたiPadシリーズを横並びにした際、シンプルに区別が付けられるようにする狙いがあったのだろう。
現行のiPadシリーズを揃えてみると、上位のiPad ProとiPad miniは立ち位置やデザインが明らかに違うのだが、2018年3月に発売された“無印”「iPad(第6世代)」と新しいiPad Airの違いについては、少し整理しておく必要がありそうだ。
■iPad Airと第6世代iPadはここが違う
1. iPad AirのSoCは最新世代
新しいiPad AirにはNeural Engineを搭載した最新世代の「A12 Bionic」が搭載されている。第6世代のiPadはiPhone 7と同じ「A10 Fusion」だ。
A12 Bionicは、毎秒5兆の演算処理をこなせる高いパフォーマンスを備えている。アップルはこれがニューラルネットワークを応用したリアルタイムの機械学習に真価を発揮するものだと謳っている。iPad Airのカメラは、iPad ProのようにスマートHDRやポートレートモードを活かした写真撮影には対応していないが、8MPのメインカメラで十分に精彩感の高い風景のクリップが撮れる。フロント側のFaceTime HDカメラの解像度は、第6世代iPadが1.2MPであるのに対して、iPad Airは7MPある。
ARアプリの動作は驚くほどにスムーズだ。SoCに統合されている4つのコアを持つグラフィックエンジンも、ARコンテンツや3Dグラフィックスを活かしたゲームコンテンツのスムーズな表示に貢献している。
2. ディスプレイはサイズ以外にも色々違う
従来のiPad Air 2は9.7インチだったので、新しいiPad Airは10.5インチのRetinaディスプレイとして少し大きくなった。iPadは9.7インチのRetinaディスプレイを搭載する。
2017年に生産が完了したと思われていた「iPad Air」シリーズが今回復活したことに驚いた方も少なくないだろう。名前が「iPad Air 3」にならなかったのは、全部で4種類に増えたiPadシリーズを横並びにした際、シンプルに区別が付けられるようにする狙いがあったのだろう。
現行のiPadシリーズを揃えてみると、上位のiPad ProとiPad miniは立ち位置やデザインが明らかに違うのだが、2018年3月に発売された“無印”「iPad(第6世代)」と新しいiPad Airの違いについては、少し整理しておく必要がありそうだ。
■iPad Airと第6世代iPadはここが違う
1. iPad AirのSoCは最新世代
新しいiPad AirにはNeural Engineを搭載した最新世代の「A12 Bionic」が搭載されている。第6世代のiPadはiPhone 7と同じ「A10 Fusion」だ。
A12 Bionicは、毎秒5兆の演算処理をこなせる高いパフォーマンスを備えている。アップルはこれがニューラルネットワークを応用したリアルタイムの機械学習に真価を発揮するものだと謳っている。iPad Airのカメラは、iPad ProのようにスマートHDRやポートレートモードを活かした写真撮影には対応していないが、8MPのメインカメラで十分に精彩感の高い風景のクリップが撮れる。フロント側のFaceTime HDカメラの解像度は、第6世代iPadが1.2MPであるのに対して、iPad Airは7MPある。
ARアプリの動作は驚くほどにスムーズだ。SoCに統合されている4つのコアを持つグラフィックエンジンも、ARコンテンツや3Dグラフィックスを活かしたゲームコンテンツのスムーズな表示に貢献している。
2. ディスプレイはサイズ以外にも色々違う
従来のiPad Air 2は9.7インチだったので、新しいiPad Airは10.5インチのRetinaディスプレイとして少し大きくなった。iPadは9.7インチのRetinaディスプレイを搭載する。