より低い位置にも対応できる
フルテック「NCF Booster-Signal-L」を自宅に導入、端子もコンポーネントも支えるハイCPアクセサリー実践記
ハイレゾ音源の再生系へ使ってさらに効果を実感
■LANやUSB端子ではS/Nや音圧と描写を改善
ネットワークトランスポートのAurender「W20」のLAN端子にも、フルテックのNCF Booster-Signal-Lは非常に具合がいい。これも、ステレオイメージの見通し向上がもたらされ、ハイレゾソースが一段とハイレゾらしく聴こえる。
SACD/CDプレーヤーT+A「PDP3000HV」のUSB DAC入力には、SilentHouse Audio Lab.のUSB伝送用サウンドトリートメントユニット「NFU-USB2.0R」を活用しているが、そのユニットが質量とサイズ面からか少々垂れ下ってしまって具合が悪い(この手のアイテムの、まさに急所である)。ここにもNCF Booster-Signal-Lを用いることにした。視覚的にも精神的にも安堵できる一方、音質面でもS/N向上と音圧感のアップ、ディテール描写の改善が実感できた。
フルテックNCF Booster-Signal-Lは、既発モデルの効能はそのままに、より幅広いニーズに対応できるアイテムとして話題になるに違いない。
【NCF Booster-Signalの仕様】
●クレイドル:フラットタイプ●高さ設定:基本(一番低い位置での高さ)23.8mm、延長81.4mm(オプションでさらに追加可能)●ベースユニット外部サイズ:89.8×66.0mm●外部サイズ:46W×112L×23.8Hmm●質量:基本約130.5g、延長約177.5g●付属品:エクステンションシャフトバー×2本、固定リング×2本、特殊PU滑り止め透明マット×4個●取り扱い:フルテック(株)
【NCF Boosterシリーズの多彩なオプション】
(1)「TopClamp」(\13,800、税別)。NCFBooster-Signalに追加し強化可能。ステンレスパウダーを基本材料とし、複数の特殊制振金属パウダーを調合、ナイロン樹脂と複合させ、質量は約295g
(2)「Cradle-Flat」(\12,000、税別)。NCF Booster-Signalのケーブルホルダー部の単売品(固定リング2個付属)。追加で自在&複合的な応用ができる
(3)「Extension Shaft Bar」(\3,000/10本セット、税別)。1本あたりの高さ59.5mm、手でねじ込むだけで連結可能
(4)「Shaft Bar Adjuster」(\3,800/2個、税別)。クレイドル部の高さを微調整、最適化する中継具