【PR】正式発表前の「Samu-SE05」もレビュー
オウルテックの“高コスパ”完全ワイヤレスイヤホン「Samu-SE04 / SE03」実力チェック! 動画と記事で魅力を徹底紹介!
まずはiPhoneで宇多田ヒカルの『あなた』から聴くと、声の輪郭をシャープに引き立てつつつも、ピアノの音色は質感にまで踏み込む情報量。迫力と重厚感にダイナミックさをプラスした低音と、演奏と歌声のメリハリが適度に確保されていて、聴き心地のよいサウンドだ。
RADWIMPSの『前前前世 (movie ver.) 』はエレキギターの演奏をその音色の情報まで描写する水準に踏み混んでいるし、ベースとキックドラムの適度な低音の音圧感、音楽の中で情報を巧みに出すドラムの情報に基本性能の高さが垣間見える。
ジャズの『アナザー・デイ・オブ・サン』も楽器の音のリアルさ、音の芳醇さに適度にメリハリが加わり、楽器のリズムの刻みも弾けるように突っ走る。なお、Galaxy noteと接続してaptXのサウンドも試聴してみたが、音傾向は概ね同じで音の情報量が底上げされるイメージだ。
完全ワイヤレスイヤホンの試聴経験豊富なイヤホン通には“QCC3026系の高音質”と言えばそのニュアンスも伝わる人もいるだろう。強めの音の押し出しとダイナミックさで、同価格帯のライバル機と異なるサウンドチューニングも巧みで、「Samu-SE04」は安心して推奨できる高音質イヤホンだ。
1万円前後クラスで高音質の完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、是非購入候補に入れて、店頭で聴き比べてみてほしい。
■スティック型ケース採用のスタンダード機「Samu-SE03」も要チェック
「Samu-SE04」に先行する形で販売開始していた「Samu-SE03」は、Samuシリーズの完全ワイヤレスイヤホンにおけるスタンダードモデルという位置づけ。予想実売価格7,980円前後と、「Samu-SE04」よりも手頃な値段で入手できる。
10mmドライバーを搭載し、BluetoothはAACコーデックにも対応。片側3.9gの“最小最軽量クラス”を謳うイヤホン本体は、耳から落ちにくいエルゴノミックデザインを採用している。
左右のイヤホンそれぞれにボタンを2つずつ備えており、右側イヤホンのボタンでは通話応答/音量アップ/曲戻し、左側イヤホンのボタンではSiri呼び出し/音量ダウン/曲送りといった操作が可能。初めて完全ワイヤレスイヤホンを買うような人でも扱いやすいように配慮されている。