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6千円以下&超小型、JAM Audio完全ワイヤレス「Live Loud」レビュー。低音好きなら要チェック!

公開日 2019/11/19 06:00 高橋 敦
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イヤホンの形状は、この小さなケースに収めるべく特殊な形をしているわけではなく、とても素直なフォルムだ。容易に耳にフィットしてくれて、装着も安定しているし遮音性も高い。特にポイントは「容易にフィット」というところだ。

超小型ケースのために特別な形とするわけではなく、耳に収まりの良いシンプルな形状で、高いフィット感もしっかり確保

フィット感については、例えば「装着安定性向上のためのウィング」といったパーツが追加されているタイプのイヤホンでは、そのウィングを使ってうまく装着すれば、たしかによりしっかりと安定した着け心地が得られる。しかし、ウィングを耳に装着するのに手間取ったり、そもそもウィングというパーツが耳の形に合わないというユーザーもいるだろう。

一方「普通の形だけどフィット感がいい」というフォルムに仕上げられているイヤホンは、意識せず素直に耳に装着して自然とフィットしてくれるので、その使い心地をより多くのユーザーに提供しやすい。手軽に装着できるため、前述の「移動中にちょっと時間が空いた時や気分を変えたい時にさっと音楽を聴き始めたい」という利用スタイルにもフィットすることだろう。

他にもデザイン面では、本体およびケース共に、素材のプラスチックの質感を素直に活かした仕上げを採用。無理に高級感を演出しようとせず、シンプルな外観にとても好感が持てる。

イヤホン本体にはフェースプレート兼操作ボタン部分にのみラバー素材が使われており、その質感の違いがちょっとしたアクセントになっているのもポイント。ラバー部分も貢献しているかもしれないが、IPX4防水仕様となっており、雨や汗などは気にしなくて良いというのも嬉しいところだ。

フェイスプレート部はラバー素材を採用。防水性能も備えており、汗水に強い点も嬉しい

では、サウンドはどうだろうか?一見して、コンパクトさとラウンドデザインというルックスから、自然にまとめられた収まりの良いサウンドを想像するかもしれない。

だがここで思い出してほしいのは、このイヤホンの製品名。実はこのイヤホンのサウンドは、ルックスではなくその名前、「Live Loud」の方からイメージした方が正解。迫力のある低音サウンドなのだ。

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