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【PR】「Liberty 2 Pro」、「【第2世代】Liberty Neo」レビュー

Soundcore by Ankerの完全ワイヤレス最上位モデルが読者限定3,000円OFF! その実力をプロが紹介

公開日 2019/12/17 06:15 山本 敦
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「HearID」で自分の耳に合わせたチューニング

Soundcoreアプリには22種類のイコライザーがプリセットされていることに加え、ユーザーの耳の聴こえ方に合わせてサウンドを最適化できる「HearID」機能も搭載されている。

「HearID」機能アプリ画面。左右両耳の「Hearing Profile」を確認する。テストの所要時間は3分程度

測定結果は画面のように表示され、それに合わせて再生音を最適化してくれる

「HearID」機能では最初にイヤホンを装着した状態で、高域から低域までのビープトーンを聴きながらユーザーのHearing Profileを確認するテストを行う。左右両耳のテストにかかる時間は約3分前後で、テストは何度でもやり直せる。パーソナライゼーションが完了したHearing Profileは、オン・オフを切り換えながら効果を聴き比べてみると違いがよくわかる。

筆者も自身のHearing Profileを作成してみたところ、機能をオンにすると高域の伸びやかさと立体感、奥行きの広がりがより鮮やかに感じられた。作成したHearing Profileは、次に新しいProfileを作成するまでイヤホン本体のメモリーに保存される。スマホでHearing Profileを作成してから機能をオンにしておけば、別のDAPに接続して音楽を聴く時にも有効にできる。

左右のイヤホンには操作ボタンが配置され、音楽再生やハンズフリー通話、スマホの音声アシスタントの呼び出しができる。Soundcoreアプリからはボタンのダブルクリック / 1秒間長押しで呼び出す内容をそれぞれ変更でき、音量調節など自分の好みに合う機能を割り当てられる。

両イヤホンに操作ボタンを搭載。アプリからカスタマイズも可能だ

底面には充電端子。耳側は丸く、装着を妨げにくいデザインだ

完成度の高い機能を、ユーザーが迷わずに使い切れる数だけ、アプリと本体のボタンを使って、シンプルに使いこなせるようにまとめ上げたさじ加減が見事。音質の前に、「Liberty 2 Pro」が完全ワイヤレスイヤホンを初めて選ぶ人にも自然に馴染める使い勝手を実現していたことを強調しておきたい。

Soundcore独自の「同軸音響構造(A.C.A.A)」が豊かな表現力を発揮

音質はまず「iPhone 11 Pro」で聴いた後に、「Xperia 5」でaptX接続のサウンドも確かめた。音源はともにApple Musicで配信されている楽曲から選び、アプリのイコライザーはデフォルトに設定している。

山中千尋のアルバム『シンコペーション・ハザード』から「ヘリオトロープ・ブーケ」では、エレキピアノのしっとりとしたハーモニーがリッチに広がる。メロディの艶っぽさを引き立たせる高域のふくよかな余韻成分が心地よい。低域の押し出しがスムーズで演奏のバランスを崩さない。BA型とダイナミック型、異なるドライバーの特性を上手にまとめ、ナチュラルなバランスに仕上げている。

柴田淳の『COVER 70's』から「スカイレストラン」を聴いてみる。ボーカルのボディに温かみがあり、輪郭の繊細なニュアンスも立体的に浮かび上がってくる。余韻の爽やかな抜け味も絶品だ。ベースラインの緩やかなグルーブが耳に優しく馴染んでくる。コーラスとバンドの楽器のレイヤーも巧みに描き分ける。音場の懐も深い。

Reiのアルバム『SEVEN』から「DANCE DANCE」では、ギター弾き・Reiの超絶技巧にスポットが当たる。6弦の太く力強い音が体の芯まで響いてくる。乾いたパーカッションがとてもリズミカルだ。エレキのハイトーンが一気に突き抜ける。ボーカルも艶っぽくてセクシーだ。

多機能とハイブリッドドライバーによる音質を両方楽しめるポテンシャルの高い一品だ

Beckの『Hyperspace』から「Saw Lightning」は冒頭からスチールギターの熱いループが炸裂する。低音をガツンと腹の底に響かせるダンサブルな楽曲の魅力が、「Liberty 2 Pro」なら余すところなく味わえる。シンセの打ち込みによる多彩なエフェクトが広々とした情景を描き出す。ボーカルも“音源”のひとつとして遊び尽くす、おもちゃ箱のようなBeckの楽曲を壮大なスケール感で再現できるイヤホンだ。

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完全ワイヤレスイヤホン入門機「【第2世代】Liberty Neo」にも注目

もうひとつ、Soundcoreというブランドの特徴をより深く知る上で欠かせないイヤホンが「【第2世代】Liberty Neo」だ。5,000円を切る手頃な価格を実現していながら、とにかく安定した質の高いサウンドと高機能を実現しているエントリーモデルである。

より手頃な価格帯を検討しているなら、最新のエントリーモデル「【第2世代】Liberty Neo」(¥4,999/税込)にも注目

イヤホンと充電ケースはともにコンパクトサイズ。合計の質量が約51gと軽く、持ち運びやすさと着けやすさの両面で女性でも利用しやすい完全ワイヤレスイヤホンの入門機としておすすめしたい。Bluetoothの音声コーデックも、iPhoneと組み合わせて音楽再生の真価を引き出せるAAC対応だ。内蔵バッテリーで最大5時間の連続再生が楽しめるイヤホンはIPX7相当の防水仕様。ジムで音楽を聴きながら汗を流したい時にベストな使い勝手を実現している。

「【第2世代】Liberty Neo」は正面から見ると完全ワイヤレスイヤホンとしてスタンダードな楕円形フォルム。こちらもイヤーチップに加え、装着時の保持力を上げるイヤーウイングが4サイズ付属する

フラットバランスで安定したサウンドには嫌味なクセがない。どんなジャンルの音楽も気取らずにリラックスして聴ける。ジェフ・バックリーのアルバム『Grace』から「Hallelujah」では、スモーキーなボーカルから甘い色気が匂い立つ。耳元で語りかけるような歌声が生々しい。ギターの甘いトーンが体に染みこんでくる。時を超えて音楽が演奏される空間にゆったりと身を漂わせているような、心地よい体験を味わった。

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サウンド・使い勝手、ともに太鼓判を押せる製品

「Liberty 2 Pro」、「【第2世代】Liberty Neo」はどちらも、忠実な原音再生に真剣勝負を挑むSoundcoreの一本気なクラフツマンシップを感じるイヤホンだ。サウンドと使い勝手ともに、とても高い満足度が得られたことについて、最後に改めて太鼓判を押しておきたい。

(協力:アンカー・ジャパン)

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