【PR】進化を続けるfidataの新たな挑戦
fidataが高音質プロトコル「Diretta」でさらに飛躍! その大きな音質メリットを検証
■Diretta対応機器が広がれば、さらに多くのシステムで音は良くなる
fidataの製品は発売当初、純粋な「サーバー」として始まった。その後、アップデートにより発売からあまり間を置かずして「プレーヤー」の機能を獲得し、USB DACとの接続を可能にした。
さらに、純正コントロールアプリ「fidata Music App」がリリースされたことで、fidataはネットワークオーディオの三要素(サーバー/プレーヤー/コントロール)を極めて高いレベルで提供するブランドに成長を遂げた。
そして今回のDiretta対応である。これによって、fidataはさらなる高音質で再生できるポテンシャルを獲得したのだ。またfidataと同等の機能を実現しながらも、驚くべき低価格でネットワークオーディオの裾野を広げた、Soundgenicの存在も忘れてはならない。
アイ・オー・データ機器でfidataの開発を担当する北村氏いわく、以前からLAN DAC的な活用方法に関心は抱いていたとのこと。そこでRavennaなど、様々なプロトコルを検討していたタイミングで、Direttaが登場した。当初Direttaはスフォルツァート専用かと思ったものの、そうではないとわかり、さらに「最初からオーディオ用に作られたプロトコル」という点にも共感を抱いたという。
こうして、fidata Music Appをリリースした次の展開としてタイミングが良かったこともあり、まずはSoundgenicでテストが行われ、fidataへと開発が続いていった。現状に安住することなく、より良い製品を目指して進化を続けるfidataの姿勢は、筆者もいちユーザーとして実に頼もしい。
これまでDirettaは、専用ドライバーに対応したWindowsPCとの接続の場合のみ再生が可能だったが、fidataとSoundgenicがDirettaに対応してくれたことで、少なくとも「出力」の問題は払拭されたといえる。
現状ではDirettaに対応する製品が依然として少ないという問題はあるものの、とても大きな音質的メリットを感じるので、今後様々なメーカーからDirettaに対応するLAN DAC/DDCが登場することを期待したい。
(協力:株式会社アイ・オー・データ機器)