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【特別企画】シングルタイプのブレースと待望のプレート2種

電源周りに強力に効く! フルテック「NCFシリーズ」の新アイテムを検証

公開日 2020/05/28 06:30 福田雅光
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さらに強力なメリットを発揮、克明で鮮鋭に研ぎ澄まされる
■コネクター/ケーブルホルダー「NCF Booster-Brace-Single」をレポート
「NCF Booster-Brace」は、電源ボックスや壁コンセントに装着したプラグ部に非接触で採用して音質を改善する製品で、これまでデュアル構造のタイプが登場していた。SN比を改善し、混濁を低減して解像度の繊細性も高める効果が注目である。今回はこのシングル型が登場した。その用途は、機器のインレットコネクター部に接続した電源ケーブルの端子部、あるいはシングル(1個口)のコンセントに接続したプラグ部などに使うことになる。

コンポーネントのリアパネル、電源入力部のコネクターに、「NCF Booster-Brace-Single」を使用。シングルなので、狭い空間でも挿入しやすい

試聴はデュアルタイプと比較することも興味があったため、電源ボックスに接続した機器のパワーアンプ系統のプラグで試した。その結果、シングルの方が格段に効果的である。鮮鋭に音が研ぎ澄まされる。輪郭描写が克明に得られ、コントラストや解像度もしっかりしている。なお、仮のテストのためシールで接着はしていない。

「NCF Booster-Brace」でも同様だが、「NCF Booster-Brace-Single」を2個重ねることで、さらに効果を増強することもできる

デュアルタイプとは違い、プラグ部の全周を囲む構造にメリットがあるように思う。ただ、デュアルコンセントにシングルを2個並べて使うのはサイズ的に難しい。シングルは機器の入力インレット端子部か、1口だけで使う箇所に装着するのが適しているだろう。

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