【特別企画】憧れのサウンドを身近なものに
マークレビンソンの新・戦略モデル“5000シリーズ”。ハイエンドのフレーバーを湛えるセパレートアンプを聴く
マークレビンソンが新たなファンの獲得に乗り出すべく誕生させた超戦略ラインの5000シリーズ。同シリーズを完結させるべく、セパレートアンプが満を持して登場した。
フルディスクリート構成のクラスA回路を採用し、アナログ・デジタルさまざまな入力に対応するプリアンプの「No5206」は、システム全体のハブを担う存在だ。一方の「No5302」はフルディスリート式でデュアルモノラル構成のクラスAB級パワーアンプ。新たなハイエンド・スタンダードのサウンドを、角田郁雄氏が解説する。
MarkLevinson
プリアンプ「No5206」(1,045,000円/税込 写真上)
ステレオパワーアンプ「No5302」(1,045,000円/税込 写真下)
■「伝統の高純度伝送」 マークレビンソンのポリシーを貫く5000シリーズが遂に完結
1973年に創業したマークレビンソン。プリアンプの初号機、LNP-2は当時のスタジオ・コンソールを凝縮したかのような精密感に溢れるデザインと類を見ない高音質技術が搭載されていた。音質劣化が極小のボリュームやディスクリート構成のアンプモジュールは、ホームオーディオとしては、当時あり得なかったプロ仕様のバランス伝送がコア技術となっていたのである。
さらにパワーアンプのML-11Lはマッシブな電源回路を搭載し、低負荷のスピーカーまでも確実にグリップ。高音質というだけではなく、3次元的な空間描写まで実現し、大きな話題となったことも思い出す。こうした技術は現在のマークレビンソンにも継承され、さらなる進化を遂げているのである。
最近の話題は何と言っても5000シリーズである。カジュアル&スタイリッシュなモデルを登場させマークレビンソンの新たなファンを獲得している。プリメインアンプの「No5805」を皮切りに、ディスク・スロットル・インが格好いいネットワーク対応のSACDプレーヤー「No5101」が先行して登場。さらには、アルミ切削のプラッターとキャビネットを採用したアナログプレーヤー「No5105」までも登場させた。ここにも“音源に内包する情報を高純度に伝送する”という同社の基本開発ポリシーが確実に貫かれているのである。
そして、ついに5000シリーズを完結すべく、プリアンプ「No5206」とパワーアンプ「No5302」が登場したのである。そのデザインはブラックとシルバーが絶妙にコンビネーションされ、ガラス製のディスプレイも美しい。いつまでも愛用したくなるスタイリッシュな佇まいを感じさせている。
■完全ディスクリートのDCアンプで、抑揚ある音楽をパワーアンプに送り出す
まず、プリアンプ「No5206」から解説しよう。本機にはMM/MCフォノイコライザーを搭載。さらにUSB、同軸、光、AES/EBU入力に対応したDACを内蔵していることが特徴である。
その内部はオーディオマインドが掻き立てられる構成だ。上位モデルの技術を踏襲した左右シンメトリー・デュアル・モノコンストラクション回路が採用されており、伝送距離も最短。精密感に溢れた全段バランス伝送の基板構成が魅力的である。
とりわけ読者に注目していただきたいのは、ラインプリアンプ回路である。完全ディスクリートのDCアンプ(直流まで増幅するダイレクト・カップリング・アンプ)を採用している。さらに特許取得の0.5dBステップのアンプ内蔵抵抗ラダー型の音量調整機を搭載する。このDCアンプと音量調整器により、ベールを一枚も二枚も剥いだような音の透明度とダイナミックレンジの広い音楽の抑揚をパワーアンプに送り出すのである。
さらにフォノイコライザーにも手抜かりがない。上位の500シリーズと同様にCR型とNF型を組み合わせたアクティブ/パッシブRIAAイコライザーを搭載。高音質で精密な抵抗とポロプロピレン製のコンデンサーを採用。負荷抵抗などはリアのスイッチで切り替えができる。
DACはESSの32ビット型SabreProを採用。優れたジッター低減回路とフルバランスのディスクリート構成のI/V変換回路も搭載され、アナログ回路とは完全に分離されている。フォノイコライザーもDACもダイナミックレンジの広い、高解像度な再生を追求しているのである。電源部はアナログとデジタル回路を完全分離している。
■上位500シリーズの技術を凝縮、大出力を実現したパワーアンプ
次に「No5206」とコンビをなすパワーアンプ「No5302」を紹介しよう。デザインはプリアンプと同様に実にスタイリッシュ。存在感のある大型サイズで質量は何と31.7kgもある。出力は135W/8Ω、270W/4Ωで、2Ω負荷にも対応できる。
本機の大きな魅力はプリアンプと同様に完全ディスクリート構成のDC回路によるクラスAB増幅が搭載されている点。左右のパワーブロックには3パラレルのバイポーラ・トランジスタを搭載。弱音から強音まで瞬時に電源供給できるように10000μFの高品位コンデンサーがパワーブロック基板に直配置されていることが見てとれる。
フロントにはウルトラ・ローノイズを誇る1100VAの大型リング・トロイダル・トランスを配置。安定感があり、ハイスピードな電源を構成していることも見てとれるのである。また、このパワーブロックを支える電圧利得段(電圧増幅段)には、パワーアンプの上位モデル「No534」の技術から派生した、クラスA動作の2つの高速ドライバートランジスターまでも採用している。
さらに魅力的なことに、このパワーブロックはブリッジ・モノ・モードが搭載されている。もう1台導入することにより550W出力のモノラル・パワーアンプとしても使用できるのだ。
このように、両モデルともに、上位500シリーズの技術が凝縮され、信じられないほど、価格が抑えられていることに、私は好印象を感じるのである。
■広く深い空間描写と実在感、臨場感に溢れた演奏描写が堪能できる
今回の試聴はJBLのスタジオモニター「4367」、ネットワークSACDプレーヤー「No5101」、アナログプレーヤー「No5105」と組み合わせて行った。その音質の特徴は、まさにマークレビンソンの技術が反映されていることがわかる。広く深い空間描写と実在感、臨場感に溢れた演奏描写が堪能できることに尽きる。
また、同ブランドの近年のモデルでは超弱音の再現性にも注力している。演奏上の空気感や微細な倍音、消え入るような余韻までもくまなく再現している。
さらなる高解像度化とダイナミックレンジの拡張を身につけ、アナログもデジタル再生も、音楽の色気や深みを最大限にワイドレンジかつ滑らかな質感で空間描写するのである。
しかも全段DCアンプ増幅回路であるため、出力トランジスターがスピーカーを直接ドライブするかのような極めて鮮度の高い音質である。38cmウーファーを完璧にグリップし、高速レスポンスで、ボトムエンドを打つかのような極太の低音も体験してくれる。JBLファンもこの5000シリーズ・オンリーの組み合わせに感激することであろう。
憧れのマークレビンソン・サウンドを身近にしてくれ、ハイエンドのフレーバーを湛えている5000シリーズ。両モデルのみならずシリーズの全てを高く評価し、推薦したい。
(提供:ハーマンインターナショナル)
●プリアンプ「No5206」 Specifications
【アナログラインステージ】●入力インピーダンス:バランス=20kΩ/アンバランス=10kΩ●ゲイン:アンバランス=最大8dB/バランス=最大14dB●最大出力:アンバランス=7.5V RMS以上/バランス=15V RMS以上●周波数レスポンス:2Hz以下〜250kHz(+0.1/-3dB)※0dBゲイン設定時●全高調波歪率:0.03%以下(20Hz〜20kHz)※0dBゲイン設定、基準出力時●SN比:93dB以上(20Hz〜20kHz、ワイドバンド/非補正)※0dBゲイン設定、基準出力時【PHONOステージ】●RIAA周波数レスポンス:20Hz〜20kHz(±0.3dB)●インフラソニック・フィルター:選択式、20Hz、1次フィルター(6dB/oct.)●MM入力:入力負荷抵抗/容量=47kΩ/20、70、120、170pF、ゲイン/最大入力レベル(1kHz)=39dB/190mV以上●MC入力:入力負荷抵抗=37、43、52、62、82、90、110、125、200、250、500、1000Ω、ゲイン/最大入力レベル(1kHz)=69dB/6.5mV以上【DACステージ】●出力電圧:アンバランス=5.6V RMS、バランス=11.2V RMS●対応サンプリング周波数/ビット:(PCM)=32、44.1、48、88.2、96、176.4、192、352.8、384/32bitまで(DSD)=64、128、256(2.8、5.6、11.2MHz)【ヘッドホン出力】●最大出力:3.3V RMS以上、30Ω負荷時【総合】●アナログ入力:XLR(バランス)×2、RCA(アンバランス)×2、フォノ(RCA)=MM×1/MC×1●デジタル入力:AES/EBU(XLR)×1、同軸(RCA)×1、光TOS(S/PDIF)×2、アシンクロナスUSB(USB-B)×1●アナログ出力:RCA(アンバランス)×1、XLR(バランス)×1●コントロール端子:RS-232ポート、Ethernetポート、アップデート用USB-A、IRリモート入力、12V DCトリガー入出力●消費電力:スタンバイ時=65W、パワーセーブ時=4W、グリーン時=0.4W以下●サイズ:438W×126H×489D(突起部含む)o●質量:15.4s
●パワーアンプ「No5302」 Specifications
【ステレオモード】●出力:135W/ch@8Ω(両チャンネル駆動)、270W/ch@4Ω●ゲイン:25.8dB●入力感度:145mV RMS(2.83V RMS出力)●全高調波歪率:0.04%以下(1kHz、135W@8Ω)●SN比:102dB以上(20Hz〜20kHz、非補正、135W@8Ω出力基準)【ブリッジ・モノラルモード】●出力:275W@8Ω、500W@4Ω●ゲイン:31.8dB●入力感度:73mV RMS(2.83V RMS出力)●全高調波歪率:0.04%以下(1kHz、275W@8Ω)●SN比:105dB以上(20Hz〜20kHz、非補正、275W@8Ω出力基準)【総合】●周波数レスポンス:2Hz〜80kHz(+0/-3dB)●入力インピーダンス:バランス(XLR)=100kΩ/アンバランス(RCA)=50kΩ●入力端子:XLR(バランス)×1、RCA(アンバランス)×1●スピーカー出力端子:バナナ対応大型バインディングポスト●コントロール端子:RS-232ポート、Ethernetポート、アップデート用USB-A、IRリモート入力、DCトリガー入出力●消費電力:最大=1,000W/無信号時=90W(ステレオ)、70W(ブリッジ)/スタンバイ時=35W、パワーセーブ時=2W、グリーン時=0.4W以下●サイズ:438W×145H×527D(突起部含む)o●質量:31.7s
本記事は季刊AudioAccessory vol.180 SPRINGからの転載です。本誌の詳細および購入はこちらから
フルディスクリート構成のクラスA回路を採用し、アナログ・デジタルさまざまな入力に対応するプリアンプの「No5206」は、システム全体のハブを担う存在だ。一方の「No5302」はフルディスリート式でデュアルモノラル構成のクラスAB級パワーアンプ。新たなハイエンド・スタンダードのサウンドを、角田郁雄氏が解説する。
プリアンプ「No5206」(1,045,000円/税込 写真上)
ステレオパワーアンプ「No5302」(1,045,000円/税込 写真下)
■「伝統の高純度伝送」 マークレビンソンのポリシーを貫く5000シリーズが遂に完結
1973年に創業したマークレビンソン。プリアンプの初号機、LNP-2は当時のスタジオ・コンソールを凝縮したかのような精密感に溢れるデザインと類を見ない高音質技術が搭載されていた。音質劣化が極小のボリュームやディスクリート構成のアンプモジュールは、ホームオーディオとしては、当時あり得なかったプロ仕様のバランス伝送がコア技術となっていたのである。
さらにパワーアンプのML-11Lはマッシブな電源回路を搭載し、低負荷のスピーカーまでも確実にグリップ。高音質というだけではなく、3次元的な空間描写まで実現し、大きな話題となったことも思い出す。こうした技術は現在のマークレビンソンにも継承され、さらなる進化を遂げているのである。
最近の話題は何と言っても5000シリーズである。カジュアル&スタイリッシュなモデルを登場させマークレビンソンの新たなファンを獲得している。プリメインアンプの「No5805」を皮切りに、ディスク・スロットル・インが格好いいネットワーク対応のSACDプレーヤー「No5101」が先行して登場。さらには、アルミ切削のプラッターとキャビネットを採用したアナログプレーヤー「No5105」までも登場させた。ここにも“音源に内包する情報を高純度に伝送する”という同社の基本開発ポリシーが確実に貫かれているのである。
そして、ついに5000シリーズを完結すべく、プリアンプ「No5206」とパワーアンプ「No5302」が登場したのである。そのデザインはブラックとシルバーが絶妙にコンビネーションされ、ガラス製のディスプレイも美しい。いつまでも愛用したくなるスタイリッシュな佇まいを感じさせている。
■完全ディスクリートのDCアンプで、抑揚ある音楽をパワーアンプに送り出す
まず、プリアンプ「No5206」から解説しよう。本機にはMM/MCフォノイコライザーを搭載。さらにUSB、同軸、光、AES/EBU入力に対応したDACを内蔵していることが特徴である。
その内部はオーディオマインドが掻き立てられる構成だ。上位モデルの技術を踏襲した左右シンメトリー・デュアル・モノコンストラクション回路が採用されており、伝送距離も最短。精密感に溢れた全段バランス伝送の基板構成が魅力的である。
とりわけ読者に注目していただきたいのは、ラインプリアンプ回路である。完全ディスクリートのDCアンプ(直流まで増幅するダイレクト・カップリング・アンプ)を採用している。さらに特許取得の0.5dBステップのアンプ内蔵抵抗ラダー型の音量調整機を搭載する。このDCアンプと音量調整器により、ベールを一枚も二枚も剥いだような音の透明度とダイナミックレンジの広い音楽の抑揚をパワーアンプに送り出すのである。
さらにフォノイコライザーにも手抜かりがない。上位の500シリーズと同様にCR型とNF型を組み合わせたアクティブ/パッシブRIAAイコライザーを搭載。高音質で精密な抵抗とポロプロピレン製のコンデンサーを採用。負荷抵抗などはリアのスイッチで切り替えができる。
DACはESSの32ビット型SabreProを採用。優れたジッター低減回路とフルバランスのディスクリート構成のI/V変換回路も搭載され、アナログ回路とは完全に分離されている。フォノイコライザーもDACもダイナミックレンジの広い、高解像度な再生を追求しているのである。電源部はアナログとデジタル回路を完全分離している。
■上位500シリーズの技術を凝縮、大出力を実現したパワーアンプ
次に「No5206」とコンビをなすパワーアンプ「No5302」を紹介しよう。デザインはプリアンプと同様に実にスタイリッシュ。存在感のある大型サイズで質量は何と31.7kgもある。出力は135W/8Ω、270W/4Ωで、2Ω負荷にも対応できる。
本機の大きな魅力はプリアンプと同様に完全ディスクリート構成のDC回路によるクラスAB増幅が搭載されている点。左右のパワーブロックには3パラレルのバイポーラ・トランジスタを搭載。弱音から強音まで瞬時に電源供給できるように10000μFの高品位コンデンサーがパワーブロック基板に直配置されていることが見てとれる。
フロントにはウルトラ・ローノイズを誇る1100VAの大型リング・トロイダル・トランスを配置。安定感があり、ハイスピードな電源を構成していることも見てとれるのである。また、このパワーブロックを支える電圧利得段(電圧増幅段)には、パワーアンプの上位モデル「No534」の技術から派生した、クラスA動作の2つの高速ドライバートランジスターまでも採用している。
さらに魅力的なことに、このパワーブロックはブリッジ・モノ・モードが搭載されている。もう1台導入することにより550W出力のモノラル・パワーアンプとしても使用できるのだ。
このように、両モデルともに、上位500シリーズの技術が凝縮され、信じられないほど、価格が抑えられていることに、私は好印象を感じるのである。
■広く深い空間描写と実在感、臨場感に溢れた演奏描写が堪能できる
今回の試聴はJBLのスタジオモニター「4367」、ネットワークSACDプレーヤー「No5101」、アナログプレーヤー「No5105」と組み合わせて行った。その音質の特徴は、まさにマークレビンソンの技術が反映されていることがわかる。広く深い空間描写と実在感、臨場感に溢れた演奏描写が堪能できることに尽きる。
また、同ブランドの近年のモデルでは超弱音の再現性にも注力している。演奏上の空気感や微細な倍音、消え入るような余韻までもくまなく再現している。
さらなる高解像度化とダイナミックレンジの拡張を身につけ、アナログもデジタル再生も、音楽の色気や深みを最大限にワイドレンジかつ滑らかな質感で空間描写するのである。
しかも全段DCアンプ増幅回路であるため、出力トランジスターがスピーカーを直接ドライブするかのような極めて鮮度の高い音質である。38cmウーファーを完璧にグリップし、高速レスポンスで、ボトムエンドを打つかのような極太の低音も体験してくれる。JBLファンもこの5000シリーズ・オンリーの組み合わせに感激することであろう。
憧れのマークレビンソン・サウンドを身近にしてくれ、ハイエンドのフレーバーを湛えている5000シリーズ。両モデルのみならずシリーズの全てを高く評価し、推薦したい。
(提供:ハーマンインターナショナル)
●プリアンプ「No5206」 Specifications
【アナログラインステージ】●入力インピーダンス:バランス=20kΩ/アンバランス=10kΩ●ゲイン:アンバランス=最大8dB/バランス=最大14dB●最大出力:アンバランス=7.5V RMS以上/バランス=15V RMS以上●周波数レスポンス:2Hz以下〜250kHz(+0.1/-3dB)※0dBゲイン設定時●全高調波歪率:0.03%以下(20Hz〜20kHz)※0dBゲイン設定、基準出力時●SN比:93dB以上(20Hz〜20kHz、ワイドバンド/非補正)※0dBゲイン設定、基準出力時【PHONOステージ】●RIAA周波数レスポンス:20Hz〜20kHz(±0.3dB)●インフラソニック・フィルター:選択式、20Hz、1次フィルター(6dB/oct.)●MM入力:入力負荷抵抗/容量=47kΩ/20、70、120、170pF、ゲイン/最大入力レベル(1kHz)=39dB/190mV以上●MC入力:入力負荷抵抗=37、43、52、62、82、90、110、125、200、250、500、1000Ω、ゲイン/最大入力レベル(1kHz)=69dB/6.5mV以上【DACステージ】●出力電圧:アンバランス=5.6V RMS、バランス=11.2V RMS●対応サンプリング周波数/ビット:(PCM)=32、44.1、48、88.2、96、176.4、192、352.8、384/32bitまで(DSD)=64、128、256(2.8、5.6、11.2MHz)【ヘッドホン出力】●最大出力:3.3V RMS以上、30Ω負荷時【総合】●アナログ入力:XLR(バランス)×2、RCA(アンバランス)×2、フォノ(RCA)=MM×1/MC×1●デジタル入力:AES/EBU(XLR)×1、同軸(RCA)×1、光TOS(S/PDIF)×2、アシンクロナスUSB(USB-B)×1●アナログ出力:RCA(アンバランス)×1、XLR(バランス)×1●コントロール端子:RS-232ポート、Ethernetポート、アップデート用USB-A、IRリモート入力、12V DCトリガー入出力●消費電力:スタンバイ時=65W、パワーセーブ時=4W、グリーン時=0.4W以下●サイズ:438W×126H×489D(突起部含む)o●質量:15.4s
●パワーアンプ「No5302」 Specifications
【ステレオモード】●出力:135W/ch@8Ω(両チャンネル駆動)、270W/ch@4Ω●ゲイン:25.8dB●入力感度:145mV RMS(2.83V RMS出力)●全高調波歪率:0.04%以下(1kHz、135W@8Ω)●SN比:102dB以上(20Hz〜20kHz、非補正、135W@8Ω出力基準)【ブリッジ・モノラルモード】●出力:275W@8Ω、500W@4Ω●ゲイン:31.8dB●入力感度:73mV RMS(2.83V RMS出力)●全高調波歪率:0.04%以下(1kHz、275W@8Ω)●SN比:105dB以上(20Hz〜20kHz、非補正、275W@8Ω出力基準)【総合】●周波数レスポンス:2Hz〜80kHz(+0/-3dB)●入力インピーダンス:バランス(XLR)=100kΩ/アンバランス(RCA)=50kΩ●入力端子:XLR(バランス)×1、RCA(アンバランス)×1●スピーカー出力端子:バナナ対応大型バインディングポスト●コントロール端子:RS-232ポート、Ethernetポート、アップデート用USB-A、IRリモート入力、DCトリガー入出力●消費電力:最大=1,000W/無信号時=90W(ステレオ)、70W(ブリッジ)/スタンバイ時=35W、パワーセーブ時=2W、グリーン時=0.4W以下●サイズ:438W×145H×527D(突起部含む)o●質量:31.7s
本記事は季刊AudioAccessory vol.180 SPRINGからの転載です。本誌の詳細および購入はこちらから