Siri Remoteも使いやすい
第2世代「Apple TV 4K」レビュー。買って損なし、基本性能の高さが光るモデル
アップルが、A12 Bionicチップを搭載してパフォーマンス向上を図った第2世代「Apple TV 4K」を発売する。専用リモコン「Siri Remote」も刷新した最新モデルの実機レビューをお届けしよう。
■本体のデザインはそのまま。Siri Remoteを一新した
Apple TV 4Kは、テレビやモニターに接続して様々なコンテンツが楽しめるストリーミングプレーヤーだ。アップル独自のtvOSを採用している。本体のサイズは縦横98mm、高さが35mm。テレビサイドにわずかなスペースを確保できれば簡単に設置できてしまう。本体の給電には専用の電源ケーブルが必要。Siriによる音声操作にも対応したアルミニウムボディの新しいSiri Remoteが付属する。コンテンツのダウンロードに必要な内蔵ストレージの容量によって、モデルは64GB/32GBの2種類に分かれる。価格は21,800円(税込)から。
本体デザインは、2017年に発売された初代Apple TV 4Kから変わっていない。プロセッサーはアップル独自のA10X Fusionから、新モデルではA12 Bionicに変更されている。電源投入からホーム画面をテレビに表示するまでの起動時間、アプリの操作感など、基本的な操作のレスポンスは、新旧世代でほぼ変わっていないと感じた。
ただ、リモコンが刷新されたため、操作感はかなり良くなっている。Siri Remoteについてはまた後ほど詳しく触れたい。
■HDMI 2.1搭載によるハイフレームレートHDR再生に対応
背面に1基用意されたHDMIのバージョンは、2.0aから2.1にアップデートされた。ドルビービジョンを含む最大4K/60fpsのハイフレームレートHDRコンテンツの伝送やHDMI CEC、eARC/ARCをサポートしている。
残念ながら筆者宅のテレビでは、これらのスペックをフルに表現できないため、Apple TV+のオリジナルコンテンツやiTunes Storeのドルビービジョン対応コンテンツの視聴については、別途機会を設けたいと思う。
iPhone 12 Pro Maxのカメラで撮影した4K/60fpsの動画を、AirPlay 2経由でApple TV 4Kにストリーミング再生してみた。筆者宅のWi-Fiネットワークは下り200Mbps前後、上り14Mpbs前後のスピードだが、とても滑らかでノイズのない動画再生が楽しめた。このほか、新しいApple TV 4KはギガビットEthernetのほか、2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応のWi-Fi 6を搭載したことで、ネットワーク接続の安定性を高めている。
オーディオは、AirPlay 2でスマートスピーカー「HomePod」シリーズに飛ばすと、より本格的なサウンドが楽しめる。春に生産を完了した初代HomePodがあれば、Apple TV 4Kと組み合わせてドルビーアトモス音声の再生が楽しめる。HomePod miniではこれができないため、今後、新た名ドルビーアトモス再生対応のHomePodが登場することを期待したい。
さてApple TV 4Kは、アップルによるスマートホーム規格「HomeKit」に対応したデバイスでもある。同一のWi-Fiルーターで作ったホームネットワーク内のHomePod miniやiPhoneのSiriから、音声操作でApple TV 4Kを起動し、テレビをONにする、などという使い方もできる。
■クリックパッドが付いた新しいSiri Remoteに乗り換える価値アリ
新しいSiri Remoteは一体型のアルミニウムデザインで、サイズは初代Apple TV 4Kに付属するSiri Remoteより少し大きく・重くなった。厚みがしっかりとあるぶん、グリップの安定感はかなり向上している。また、ボタンのクリック感も心地よい。新たに配置した電源ボタンを長押しすると、Apple TV 4KとHDMIケーブルで接続されているテレビの電源を同時にオフにできる。
なお、新しいSiri Remoteは6,500円(税込)で単品販売も行われ、初代Apple TV 4K、Apple TV HDと互換性を備えている。
さて、新しいSiri Remoteの魅力はこれだけではない。続いて、クリックパッドコントロールとSiriによる音声操作に注目したい。
■本体のデザインはそのまま。Siri Remoteを一新した
Apple TV 4Kは、テレビやモニターに接続して様々なコンテンツが楽しめるストリーミングプレーヤーだ。アップル独自のtvOSを採用している。本体のサイズは縦横98mm、高さが35mm。テレビサイドにわずかなスペースを確保できれば簡単に設置できてしまう。本体の給電には専用の電源ケーブルが必要。Siriによる音声操作にも対応したアルミニウムボディの新しいSiri Remoteが付属する。コンテンツのダウンロードに必要な内蔵ストレージの容量によって、モデルは64GB/32GBの2種類に分かれる。価格は21,800円(税込)から。
本体デザインは、2017年に発売された初代Apple TV 4Kから変わっていない。プロセッサーはアップル独自のA10X Fusionから、新モデルではA12 Bionicに変更されている。電源投入からホーム画面をテレビに表示するまでの起動時間、アプリの操作感など、基本的な操作のレスポンスは、新旧世代でほぼ変わっていないと感じた。
ただ、リモコンが刷新されたため、操作感はかなり良くなっている。Siri Remoteについてはまた後ほど詳しく触れたい。
■HDMI 2.1搭載によるハイフレームレートHDR再生に対応
背面に1基用意されたHDMIのバージョンは、2.0aから2.1にアップデートされた。ドルビービジョンを含む最大4K/60fpsのハイフレームレートHDRコンテンツの伝送やHDMI CEC、eARC/ARCをサポートしている。
残念ながら筆者宅のテレビでは、これらのスペックをフルに表現できないため、Apple TV+のオリジナルコンテンツやiTunes Storeのドルビービジョン対応コンテンツの視聴については、別途機会を設けたいと思う。
iPhone 12 Pro Maxのカメラで撮影した4K/60fpsの動画を、AirPlay 2経由でApple TV 4Kにストリーミング再生してみた。筆者宅のWi-Fiネットワークは下り200Mbps前後、上り14Mpbs前後のスピードだが、とても滑らかでノイズのない動画再生が楽しめた。このほか、新しいApple TV 4KはギガビットEthernetのほか、2.4GHz/5GHzデュアルバンド対応のWi-Fi 6を搭載したことで、ネットワーク接続の安定性を高めている。
オーディオは、AirPlay 2でスマートスピーカー「HomePod」シリーズに飛ばすと、より本格的なサウンドが楽しめる。春に生産を完了した初代HomePodがあれば、Apple TV 4Kと組み合わせてドルビーアトモス音声の再生が楽しめる。HomePod miniではこれができないため、今後、新た名ドルビーアトモス再生対応のHomePodが登場することを期待したい。
さてApple TV 4Kは、アップルによるスマートホーム規格「HomeKit」に対応したデバイスでもある。同一のWi-Fiルーターで作ったホームネットワーク内のHomePod miniやiPhoneのSiriから、音声操作でApple TV 4Kを起動し、テレビをONにする、などという使い方もできる。
■クリックパッドが付いた新しいSiri Remoteに乗り換える価値アリ
新しいSiri Remoteは一体型のアルミニウムデザインで、サイズは初代Apple TV 4Kに付属するSiri Remoteより少し大きく・重くなった。厚みがしっかりとあるぶん、グリップの安定感はかなり向上している。また、ボタンのクリック感も心地よい。新たに配置した電源ボタンを長押しすると、Apple TV 4KとHDMIケーブルで接続されているテレビの電源を同時にオフにできる。
なお、新しいSiri Remoteは6,500円(税込)で単品販売も行われ、初代Apple TV 4K、Apple TV HDと互換性を備えている。
さて、新しいSiri Remoteの魅力はこれだけではない。続いて、クリックパッドコントロールとSiriによる音声操作に注目したい。