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【PR】50型未満の最右翼「48X9400S」の実力を徹底検証!

タイムシフトマシンから画質&音質まで! 4K有機ELレグザの最上位「X9400Sシリーズ」を使い倒す

公開日 2021/06/30 06:30 岩井 喬
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世代を重ねることで着実に完成度が高まっている「4K有機ELレグザ」。4K有機ELテレビのフラグシップモデル「X9400Sシリーズ」は15周年記念モデルとして登場し、型番末尾についたSには「Special Edition」の意味が込められている。

同社の高画質の核となる映像処理エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」がさらに進化しており、新たに「ナチュラル美肌トーン」を採用することで、クオリティ面のブラッシュアップが図られている。

独自開発の高画質映像処理エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」が前モデルから進化。「ナチュラル美肌トーン」を新たに搭載したことで、「地デジAIビューティPRO II」「ネット動画ビューティPRO II」へとブラッシュアップされている

オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP2021 SUMMER」では、映像音響部会において「ナチュラル美肌トーン」が「技術賞」に選ばれ、「48X9400S」は「4K有機ELテレビ(50型未満)」のジャンルで部門金賞にも輝いた。そこで本稿では、48X9400Sの魅力を深掘りすべく、タイムシフトマシンの使いこなしから、画質&音質のチェックまで徹底レビューを実施した。

48X9400Sを実際にレビュー。タイムシフトマシンの設定から見逃し番組の視聴、放送番組から4K Ultra HDブルーレイまでの画質と音質、使い勝手からクオリティまでチェックした

50型未満の激戦区で光る個性、レグザならではのタイムシフトマシンで差をつける

“65型や55型は大きすぎる”といった理由で4K有機ELテレビの購入を悩んでいた方にとって、48型は購入のハードルを下げてくれるインチサイズであり、65型/55型モデルよりも画素密度が高いため、至近距離の視聴でも破綻がなく、48型ならではの立体感のある4K/HDR映像が楽しめる点も特徴だ。VGP2021 SUMMER、「4K有機ELテレビ(50型未満)」にエントリーされたモデル数の多い中、そのジャンルを制した48X9400Sは見逃せないモデルである。

4K有機ELテレビ「X9400シリーズ」は、65型/55型/48型の3インチから選べるラインナップを展開している

またX9400シリーズには、見逃してしまった放送番組を、時を遡って再生できる「タイムシフトマシン」を搭載。タイムシフトマシンは、レグザの上位機種でしか楽しむことのできない機能であり、そしてライバルブランドには真似できないレグザならではの大きなアドバンテージだ。

まず、タイムシフトマシンと通常録画のセッティングをしてみよう。タイムシフトマシンは地上デジタル放送6チャンネル分を設定でき、BS・110度CSデジタルや4K放送は通常録画での対応となる。USB-HDDをレグザが認識すると自動的に「かんたんタイムシフトマシン設定」が起動し、録画するチャンネルの選択や録画する時間帯の設定に進んでいく。

タイムシフトマシンを使用する場合は、タイムシフトマシン録画に対応したUSB-HDDが必要となる。タイムシフトマシンと通常録画に同時対応しているレグザ純正のUSB-HDDを使用すれば、1台のUSB-HDDだけで両方の録画をまかなえる。写真はレグザ純正USB-HDDで、左が「D3 series」、右が「V3 series」

録画時間帯のプリセットが用意されており、ユーザーが設定できる自由度も高く、録画日数を増やすことができるのも特徴だ。

タイムシフトマシンで選べるのは地上デジタル放送の6チャンネル分。地域によってはキー局が異なり、たとえば東京都であればNHKと民放キー局5局は網羅しているが、それ以外の好みのチャンネルを登録するには選別が必要である

タイムシフトマシン録画する時間帯の選択では、6つのプリセットを用意。USB-HDDの容量、録画する時間帯によって、録画可能日数が変わってくる。また「お好み設定」では、録画時間帯をユーザー自身でより細かく調整できるカスタム設定も備えている

今回、大人をメインターゲットに据えた内容のアニメ番組を中心に録画する設定で、タイムシフトマシンと通常録画をカスタマイズ。チャンネルは「NHK」「Eテレ」「日本テレビ」「TBS」「テレビ東京」、そして関東ローカル局で最も深夜帯アニメ枠を多く確保している「TOKYO MX」を選択。スケジュールは「お好み設定」で毎日夕方以降からAM2〜3時まで録画できるようにした。

通常録画では、BS放送の「BS11」と4K放送の番組を予約。番組は、通常録画用HDDの枠に録画される。ドラマやアニメのように毎週放送される番組などは、「連ドラ予約」しておくと毎回欠かさず録っておいてくれる

通常録画では、アニメ枠が充実している「BS11」から適宜番組を選んで予約。特に「BS11」は、現在のところ水平解像度が1920・フルHDで放送されていて、伝送レートも大きく、同じ番組でも高画質が期待できるため選択した。その他、4K放送の番組も通常録画で予約している。

「その他の録画設定」には、自動的にチャプターを区切ってくれる機能である「マジックチャプター」の項目があり、「本編」「音楽」「本編と音楽」「オフ」からチャプターの付け方を選択できる

タイムシフトマシンの醍醐味は再生方法にある。「過去番組表」で録画番組をリスト形式ではなく番組表で総覧できること、リアルタイムで観ている番組の頭出しができる「始めにジャンプ」、本編の内容から選んで再生できる「シーン検索」を駆使することでストレスフリーに過去番組を楽しめるのだ。

タイムシフトマシンは、「過去番組表」から視聴したい番組を選ぶことができる。サブメニューを開けば、選択した番組の「頭出し再生」、視聴したい番組の検索や、過去番組表からの「連ドラ予約」も可能

もちろん、気に入った番組を、通常録画用HDDにダビングすることも可能だ。また番組を視聴しながらさまざまなカテゴリーから好みの放送番組/録画番組に、簡単にアクセスできる「ざんまいスマートアクセス」や、ユーザーの趣味嗜好に合わせた映像コンテンツを薦めてくれる「みるコレ」など、タイムシフトマシンと連動した再生機能を豊富に備える。

シーンリストを活用すれば、番組の観たいシーンだけを簡単に再生できる。キー局のニュース番組やバラエティ番組などは細かくシーンが分割され、見たいシーンにすぐジャンプできる

今視聴している番組を観ながら、表示画面を切り替えることなくお薦め番組を表示してくれる「ざんまいスマートアクセス」。番組ジャンルから選べるのはもちろん、「新番組」や「あなたにおすすめ番組」といったレグザならではの項目も備えている


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