【PR】他にはない「パラメトリックEQ」の魅力に迫る
Shure「AONIC」×アプリで自由自在に音を追求!最新完全ワイヤレス&NCヘッドホンを聴く
米国が誇るプロオーディオブランド、Shure(シュア)から続々と民生用ワイヤレス製品が登場している。それらがハードウェアとして高音質や耐久性を追求しているだけでなく、アプリによってプロ仕様のイコライザーを活用できることはご存知だろうか?ほかのメーカーにはない、シュアならではの取り組みにフォーカスしてみよう。
■アプリまでがプロ仕様!パラメトリックEQで音楽をクリエイティブに楽しむ(編集部)
音の入口となるマイクから出口となるヘッドホンまで。プロの音楽家を支え続けるプロフェッショナルブランド、米国シュアがイヤホン/ヘッドホンの新作として「AONIC」シリーズを続々とリリースしている。
AONICは「Acoustic」と「Sonic」を組み合わせた造語で、音質のこだわりを表した彼ららしいネーミングだ。製品ラインナップも、プロ仕様の有線タイプ(高遮音性イヤホン)だけでなく、この冬には一体型の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC FREE」、そしてコンパクトになった折り畳み式のノイズキャンセリングヘッドホン「AONIC 40」など、無線タイプも昨今は充実させてきている。
しかし、そこはシュア。いたずらにトレンドを追いかけるだけでなく、それぞれに妥協なく、音質を追い込んでいる。とりわけアンプ/回路設計、車でいえばエンジンの部分にフォーカスするアプローチはシュアならではといえるもので、まったく独自の視点で高音質化に挑んできた。
そんなシュアが、ハードウェア面の進化と同時に取り組んできたのが、「ShurePlusTM PLAY」アプリだ。スマートフォンと組み合わせてのハイレゾ再生や各種再生操作設定など、利便性を高める機能にばかり注目が集まりがちだが、ここで読者のみなさんにご紹介したいのは「パラメトリックEQ」を採用した音質調整だ。
一般的な完全ワイヤレスイヤホンのアプリには、周波数帯域が固定されるグラフィックイコライザーが採用されていたり、「ロック」や「ジャズ」など、音楽ジャンルで選ぶタイプのものだったりが多い。
しかしシュアは違う。プリセットとしては「De-ess(サ行の刺さりなど歯擦音を低減する)」や「ラウドネス(低音量時のリスニングの明瞭度を高める)」のほか、執筆時点で7つのモードが用意されているものの、そこからの調整の自由度の高さが真骨頂。周波数やゲイン、Q値(帯域幅)を自由自在に、そして直感的に追い込んでいくことができるのだ。
これはもう、楽器ひとつひとつの音色を調整していくような、プロのエンジニアが活用するような機能である。利用したときの違いを具体的にイメージしやすいように、オーディオ評論家の岩井 喬氏による、EQ調整値の事例も紹介しているので、ぜひその効果を試してみてほしい。
スマホに保存された楽曲だけではなく、Apple Musicなどのストリーミングサービスでも自分の大好きな作品を、自分で創作したEQカーブで楽しむことができるのはシュアならでは。イヤホンやヘッドホンを次に選ぶなら、ぜひ「ShurePlusTM PLAY」アプリに対応したアイテムを、選択肢に加えてみてほしい。
■オーディオ評論家 岩井 喬が、EQ調整を試してみた
楽曲の明瞭度を高める
ベースやキックのアタックは80 - 90Hz周辺、ボーカルのボディ感は300 - 500Hz周辺。明瞭度に繋がるのは2 - 4kHz周辺だが、上げすぎるときつくなる。シンバルなどの煌びやかさは10 - 13kHzを上げるとよい。BW値を多くするとより広範囲に効果をかけられるが、特定周波数だけスポット的に増減したいときはBW値を小さく。
アコースティック系の音源に
アコースティックが中心の音源(特に弦楽器)に対し、適度なヌケ感と際立ちを与えるセッティング。170Hz、2.5kHz、16kHz周辺を2 - 3dBほど増やす。まずゲインを通常ではありえない6dB以上、BW値を最少とし、周波数だけ増減させていくことで、調整したい特定の音がどの周波数帯にいるのか、ポイントを確認する “周波数探り” をするとよいだろう。
ボーカルに抜け感とシャープさを
特定の帯域を相対的に凹ませることで、声や楽器を逆に浮き立たせることもできる。200 - 500Hzの中域成分を抑え、2 - 4kHzの高域を多めにすることで、ボーカルの明瞭度が向上する。カナル型IEMではBW幅を調整して谷を深くすることで、4 - 6kHz周辺のノズル共振点を抑えつつ、90Hz周辺のリズム隊のアタック感を増やすことでバランス感を整える。
■アプリまでがプロ仕様!パラメトリックEQで音楽をクリエイティブに楽しむ(編集部)
音の入口となるマイクから出口となるヘッドホンまで。プロの音楽家を支え続けるプロフェッショナルブランド、米国シュアがイヤホン/ヘッドホンの新作として「AONIC」シリーズを続々とリリースしている。
AONICは「Acoustic」と「Sonic」を組み合わせた造語で、音質のこだわりを表した彼ららしいネーミングだ。製品ラインナップも、プロ仕様の有線タイプ(高遮音性イヤホン)だけでなく、この冬には一体型の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC FREE」、そしてコンパクトになった折り畳み式のノイズキャンセリングヘッドホン「AONIC 40」など、無線タイプも昨今は充実させてきている。
しかし、そこはシュア。いたずらにトレンドを追いかけるだけでなく、それぞれに妥協なく、音質を追い込んでいる。とりわけアンプ/回路設計、車でいえばエンジンの部分にフォーカスするアプローチはシュアならではといえるもので、まったく独自の視点で高音質化に挑んできた。
そんなシュアが、ハードウェア面の進化と同時に取り組んできたのが、「ShurePlusTM PLAY」アプリだ。スマートフォンと組み合わせてのハイレゾ再生や各種再生操作設定など、利便性を高める機能にばかり注目が集まりがちだが、ここで読者のみなさんにご紹介したいのは「パラメトリックEQ」を採用した音質調整だ。
一般的な完全ワイヤレスイヤホンのアプリには、周波数帯域が固定されるグラフィックイコライザーが採用されていたり、「ロック」や「ジャズ」など、音楽ジャンルで選ぶタイプのものだったりが多い。
しかしシュアは違う。プリセットとしては「De-ess(サ行の刺さりなど歯擦音を低減する)」や「ラウドネス(低音量時のリスニングの明瞭度を高める)」のほか、執筆時点で7つのモードが用意されているものの、そこからの調整の自由度の高さが真骨頂。周波数やゲイン、Q値(帯域幅)を自由自在に、そして直感的に追い込んでいくことができるのだ。
これはもう、楽器ひとつひとつの音色を調整していくような、プロのエンジニアが活用するような機能である。利用したときの違いを具体的にイメージしやすいように、オーディオ評論家の岩井 喬氏による、EQ調整値の事例も紹介しているので、ぜひその効果を試してみてほしい。
スマホに保存された楽曲だけではなく、Apple Musicなどのストリーミングサービスでも自分の大好きな作品を、自分で創作したEQカーブで楽しむことができるのはシュアならでは。イヤホンやヘッドホンを次に選ぶなら、ぜひ「ShurePlusTM PLAY」アプリに対応したアイテムを、選択肢に加えてみてほしい。
■オーディオ評論家 岩井 喬が、EQ調整を試してみた
ベースやキックのアタックは80 - 90Hz周辺、ボーカルのボディ感は300 - 500Hz周辺。明瞭度に繋がるのは2 - 4kHz周辺だが、上げすぎるときつくなる。シンバルなどの煌びやかさは10 - 13kHzを上げるとよい。BW値を多くするとより広範囲に効果をかけられるが、特定周波数だけスポット的に増減したいときはBW値を小さく。
アコースティックが中心の音源(特に弦楽器)に対し、適度なヌケ感と際立ちを与えるセッティング。170Hz、2.5kHz、16kHz周辺を2 - 3dBほど増やす。まずゲインを通常ではありえない6dB以上、BW値を最少とし、周波数だけ増減させていくことで、調整したい特定の音がどの周波数帯にいるのか、ポイントを確認する “周波数探り” をするとよいだろう。
特定の帯域を相対的に凹ませることで、声や楽器を逆に浮き立たせることもできる。200 - 500Hzの中域成分を抑え、2 - 4kHzの高域を多めにすることで、ボーカルの明瞭度が向上する。カナル型IEMではBW幅を調整して谷を深くすることで、4 - 6kHz周辺のノズル共振点を抑えつつ、90Hz周辺のリズム隊のアタック感を増やすことでバランス感を整える。
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