PR装着感や音質を多角的にチェック
ビクターが「耳をふさがないイヤホン」参戦! “nearphones”「HA-NP35T」の魅力を徹底検証!
マイク性能にもこだわって作られており、通話中には本体をワンタッチするだけでマイクのON/OFFが切り替えられるマイクミュート機能や通話用ノイズリダクション機能、さらには左右片耳のみで使用できるなど、テレワークにおけるヘッドセットとしても活用できる。
また、IPX4の生活防水も備わっており、後述するイヤーフックのフィッティングの良さも相まって、ワークアウト時にも問題なく使用できるだろう。「耳をふさがずにイヤホンを着けたい」と思う多くのシーンにおいて活躍してくれるスペックだ。
続いて外観をチェック。充電ケースとイヤホン本体はそれぞれやや大柄な印象で、普段から小柄なワイヤレスイヤホンを使っているとなおさらそう感じるかもしれない。ただ、イヤーフックで耳に引っ掛けて固定していることもあってか、イヤホン本体の装着時の重さはそこまで感じられなかった。ケースから出し入れする際に確実に指で掴むことができるサイズ感なので、屋外でも安心して取り扱いできそうな点も好印象だ。
イヤーフックは耳の上に当たる部分がシリコン素材で覆われており、ほどよいグリップ感がある。フック部はある程度柔軟に可動するフレキシブルな構造になっているため、フックの角度が耳に合わない……ということも起こりにくいはずだ。
全体的な質感はマットな仕上がりで、形状の目新しさとは対照的に落ち着いた印象。カラーバリエーションはホワイト/ネイビー/ブラックの3色で、いずれもファッションに合わせやすい、主張しすぎないデザインだ。
バツグンの装着感。メガネやマスクとも干渉ほぼナシ
装着方法については公式サイトや付属のマニュアルでも説明されているが、「耳にかけ」「回転させる」だけ。極めてシンプルだ。
それでいて驚いたのは、痛くなく、かつ思った以上にしっかりと固定されるフィッティングのちょうどよさ! 「耳にひっかけている」と「耳を挟み込んでいる」の中間のような装着感で、いざ着けてみるとかなり安定感がある。
ましてや、筆者はメガネ+マスクという状態でテストしてみたが、意外とそこまで干渉することもなく、快適に装着することができた。個人的に、スッと回して装着した時の「おっ」と声に出るような小気味良い収まりの良さは、本製品の最大の推しポイントといっても過言ではないかもしれない。