カメラ、映像、サウンド、3拍子揃ったAVスマホ!
シャープ新フラグシップスマホ「AQUOS R7」徹底チェック!「現行トップクラスのAVスマホ」
■高画質で実用的な機能を揃えたディスプレイ
本機のディスプレイはネイティブで最大120Hzまでの可変リフレッシュレート表示に対応している。またディスプレイ設定から「なめらかハイスピード表示」をオンにするとAI超解像処理が働き、動画やスクロール表示の精細感もアップする。元の解像度があまり高くないネット動画の視聴にも最適だ。
画面のリフレッシュレートを引き上げると、ディスプレイが消費する電力も伴って高くなるが、IGZOテクノロジーを搭載するAQUOS R7はアイドリングストップを同時にかけて無駄なバッテリー消費を抑えられるところが強みだ。
また、AQUOS R7にはディスプレイの視認性を高めるいくつかの特徴的な機能がある。例えば2019年発売のAQUOS R3から搭載する「アウトドアビュー」もそのひとつだ。
機能をオンにすると屋外で見る映像の視認性が格段に高まる。この機能はバックライトの明るさを持ち上げるだけでなく、映像全体の内容を解析して、環境によって見えにくくなる領域のコントラスト調整を丁寧に行うというもの。
従って明部の明るさが飛んでしまうような映像の破綻が発生しない。屋内の環境光にも合わせて調整してくれるので、設定から常時オンにして使いたい。
Amazonプライムビデオで配信されているHDR対応のコンテンツを視聴したが、HDRの設定は「標準」でも明るさのギラつきと暗部のつぶれを丁寧に抑えて、落ち着いたバランスの良い映像に仕上げる。映画やドラマなどを視聴する際には、温かみのある色調に整う「シネマ」もおすすめだ。
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